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ゲーテの旅

ゲーテの旅を考えていて、今年の夏こそと計画していたが事情で変更になった。
でもこんな文章に出会うと私のゲーテ熱が再燃して困ってしまう。

彼がイルムナウ近くのキッケルハーンの山小屋で書いた詩。

その昔、
茂木さんの人生の挫折は
何ですか、と聞かれて、
「現代に生まれたことが最大の
挫折です」
と答えたら、わかってもらえない
ことがあった。

シュヴァルツヴァルトの中を
歩く旅人のように、時には
静寂の中に身を置こうと
考えていると、昔好きだった
ゲーテの詩がよみがえってきた。

Über allen Gipfeln
Ist Ruh,
In allen Wipfeln
Spürest du
Kaum einen Hauch;
Die Vögelein schweigen im Walde.
Warte nur, balde
Ruhest du auch.

しばしまて、やがて
お前も憩うのだ。
  
茂木健一郎

ひんやりした空気の中茂木さんの文章から精神までが澄んでいくような音楽が聴こえてきました。

茂木さんのようにドイツ語でゲーテの文章に親しめると良いのですが、ゲーテ・ファンなのに英語で、情けない。ドイツ語のほうが深い精神性を感じるのは何故でしょう。

それにしても、
「現代に生まれたことが最大の挫折」か。
そういえば茂木さんは明治の学生のような雰囲気がありますね。

Wanderer’s Night Song

Over the hill tops
is quiet now,
In all the tree-tops
Hearest thou
Hardly a breath;
The birds are asleep in the trees:
Wait,soon like these 
Thou,too,shalt rest.
Longfellow訳

ゲーテは政府の役人をしていた関係で、またテューリンゲンの森を愛したのでイルムナウを何度も訪れた。その森を歩く「Goethe Hiking Trail」があるのでこれはぜひとも歩かねば。

イルムナウからゲーテがこの詩を書いたキルケルハーンの山小屋へ。そこからガーベルバッハのハンティング・ロッジ(ゲーテの自然科学研究の展示がある)へ。そこからステューツァーバッハまで行き、バスでイルムナウに帰ってくる。

そこにはゲーテが最後の誕生日をすごしたゲストハウスもあるし・・・・。
計画実行は2,3年後になるでしょうけど。

もう一つの詩も心に迫ります。

Thou that from the heavens art,
Every pain and sorrow stillest,
And doubly wretched heart
Doubly with refreshment fillest,

I am weary with contending!
Why this rupture and unrest?
Peace descending,
Come,ah come into my breast!




追記:
パリの旅行記に記事を追加しました。
パリ Day 8 ②夜のセーヌ

パリ Day 9 ①ヤドリギマニア

パリ Day 9 ②大晦日のオペラ・ガルニエ

ここをクリックするか、カテゴリーのParis Christmas 2007からどうぞ。

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