« ケープ風ボレロ | トップページ | 髪飾り »

The Heart of Thomas

『トーマの心臓』の英語版を毎晩ベッドの中で少しずつ読んでます。

001_2

何故少しずつかというと、楽しみは長いほうが良いから「一話ずつ」と決め、お話があとをひいて続きが読みたくなってもガマンガマン。・・・もちろんストーリーは日本語で何度も読んで知ってるんですが・・・。

私が購入した時の価格は3195円。まあ一冊にまとまってるし、いいか・・・ぐらいに思ったのですが、届いて納得。

ハードカバーで大きい。ほぼ雑誌サイズ。今までいろんな形で出版されてるなかでもおそらく最大サイズ。ということは、望都さんの美しい絵をたっぷりすみずみまで楽しむことができるのです。
そしてこの本の訳者、Matt Thorn さんのIntroduction が良い。

初期の少女マンガのことから、ちょっとした少女マンガの歴史的なことから、「悲しみの天使」、はじめ望都さんがキャラクターを女子で描こうとした事、そして『11月のギムナジウム』~良き編集さんとの出会い~アンケートの結果~『ポー』の成功~だましだましトーマをなんとか描いたことなど、実に丁寧に経過と時代の中の萩尾望都さんを紹介していて、初めて萩尾作品に出会うかもしれない読者に大変親切な内容。

実は翻訳本については、日本語→英語、英語→日本語 どちらにしてもあまり満足したことがないため、ちょっとこわごわでした。が、翻訳も素晴らしい。やはり翻訳家が訳す作品を愛してるからなんでしょうね。

もうすでに日本語版をお持ちの方でもきっと満足のいく買い物になると思います。
美しい装丁の書籍ですし、英語は読まないと言う方でも、ぱらぱら開いて見ているうちに英語の表現のひとつやふたつ身につくかもしれないし。
おすすめ!

♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪

蛇足ですが、読みながら気づいたのは、アメリカ英語だと完了形よりやはり過去形を良く使うのだなということ。

I did not come here to replace some dead kid.
とか
Just look what you did.

こういうのって

I haven’t come here・・・
Just look what you’ve done.

って、私なら言うかな。

とはいっても、アメリカ映画やテレビはイギリスでも一般的なので、以前よりは過去形で済ますのが増えてきたみたいですけどね。言葉って変化するものだから。

|
|

« ケープ風ボレロ | トップページ | 髪飾り »

ENGLISH」カテゴリの記事

MANGA」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、グレンスミスです。

わたしも購入しましたよー。
ただ、送られて来てはいるようなのですが、
配達時に不在のためアマゾンさんから
まだ受け取っておりません(苦笑)。
楽しみです、ワクワク。

Kaori:

楽しみにしている本が届くのを待つわくわくっていいですよね。
ホント美しい本ですよ~。

投稿: グレンスミス | 2013年1月30日 (水) 20:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/180065/56655352

この記事へのトラックバック一覧です: The Heart of Thomas:

« ケープ風ボレロ | トップページ | 髪飾り »