マネー資本主義
『バカヤロー経済学』竹内薫著を、眠りにつく前の少しの時間に読んでいるのですが、なかなか進まない。
竹内薫が小学生になって初歩的なことから先生に質問するというつくりの本で、おもしろいのですが、私の頭が経済向きでないのかいちいち「え~と、これは○○ってことかなあ・・・」などと熟考しなくては進んでいけないので、亀の歩みくらいしか読み進めないのだと思う。
こんな私がNHK「マネー資本主義」を見た。
いきなり最終回「危機を繰り返さないために」だったので、どうしてこの危機がおきたのかは再々放送を待たなくてはならない。(再放送も見逃してしまっていた・・・)
賢者といわれる方々のインタヴューから構成されていたが、ばりばり資本主義のかたの考えにはちょっとついていけないものを感じる。
「もともと資本主義に平等はありえない」
「資本主義とは能力によって格差をひろげてゆくものなんだ」
まあ、私だって共産主義ではないけれど、格差っていっても限度があるのじゃない?
この金融危機の中でもボーナス400億円って・・・?(もしかして40億円かも。どちらにせよまったく実感のない数字)
別にソ連型社会主義を懐かしみはしないが、資本主義の塊(イメージ)であるアメリカに匹敵する大国が崩壊してしまったのも、マネー資本主義を暴走させた一つの要因ではないかな。資本主義、金儲けだけが唯一の価値になってしまった。
「社会の目的は経済成長だけでない。公共性をとりもどそう」というサンデル教授の言葉や、「今までのように儲けがでたらそれを株主に還元するのでなく、社会に還元させるシステムをつくろう」と希望を持って語る原丈人さんの言葉に共鳴した。
西原理恵子さんの「日本の実際にものづくりをしている個人って素晴らしいんです。そのものつくりのひとたちにきちんと対価が支払われるような社会にしたい」という言葉にも大賛成!
今でも忘れられないのは、80年~90年代はじめに日本を訪れたことがある英国の知人たちが「日本は”成功した社会主義国”に見えた」と言ったこと。
中流と言われる人たちが大多数だったから、その印象でしょう。
そんな日本になりたい。
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