今朝は10時半にミニバスの迎えが来るまで自由。
ザルツブルクでの最後の朝なのでトマゼリに。
ここは本当に落ち着く。
大学広場の市場に。
ホワイトアスパラガスや、ズッキーニの花など見つけて、調理したくなる。
今度夏にザルツブルクを訪れる時は、キッチンつきの宿泊所にしよう。
まだ人の姿もまばらなゲトライデガッセの写真でも撮ろうかと思ったが、荷物のトラックで道がふさがれていた。
昨日見つけていた靴屋さんで、バレエシューズのサンダルを購入。靴は好みで質の良いものがほどほどの値段で見つかるので、いつもヨーロッパを訪れたときに買う。
ホテルの看板は黄金の鳩。4泊したホテルとも今日でお別れ。
さて、ホテルに帰ると、7人乗りの車が2台。
運転手さんたちに話をきくと、「ミラベルまでの客を待っている」とのこと。私たちは今日リンダーホフ城経由でホーエンシュヴァンガウまでなので、話が合わない。
運転手さんたちが電話で本社に連絡をとってくれて、旧市街に大きなバスが入らないので、2台に分かれてミラベルに行き、そこで乗り換えということがわかる。
大きいバスといっても、私たちは9人なので、16人乗りのバス。旧市街に入れるという7人乗りとそうかわらないにように見えるけど。
運転手さんに、今日は途中まで高速道路が使えないので時間がかかりそうとの説明を受ける。「でも景色は良いですよ」と私を元気付けるように言う。
確かに、ザルツアッハの支流に沿って、森を抜け、いかにもチロルの風景を見ながらのドライブは心休まる。なにより空気がきれい。
ドイツ領内を通るアルペン街道を行くのかと思ったが、イン川にそってインスブルックに抜け、(Ariaさんが『エロイカより愛をこめて』の話で大興奮!でも今回は素通り。ごめんね)それから ガルミッシュ・パルテンキルヒェンを通り過ぎる。
ここのあたりもいくつかゆっくりしたいフレスコ画の壁画が大変美しい街があります。前回は自分で運転していたので、好きなところで止まれたけれど、今回は高速を使えなかったため時間の余裕がなくなり残念。リンダーホフ城で時間がゆったりほしいので。
リンダーホフ城、とにかくバイエルンアルプスの山間の中、というロケーションがとにかくいい。ここの中も、ガイドに従っての見学しか出来ないので、30分後の英語で予約。(ドイツ語か英語)
朝から何も口にしていないので、とりあえずお昼。
ソーセージ、からし、ゼンメル(かたい丸パン)の素朴だがおいしい食事。
リンダーホフはルートヴィヒ2世の存命中に完成した唯一の城。
ここで王は比較的長く滞在した。
なので、ガイドも「この城こそが王が一番愛した城」と力を込めて言う。
内部は以前は許された写真撮影が禁止になっていた。最近はどこもそうなってきましたね。でもガイドについていくのは自分のペースで見ることが出来なくて困る。そうかといって、オーディオ・ガイドも奇妙な光景だし。
よくイギリスのカントリー・ハウスに見られるように、その部屋にガイドの人がいて、質問できるように立っているのが私にとってはベスト。
ホールにはルートヴィヒの敬愛するルイ14世の銅像があり、どの部屋もロココ。もちろん、「魔法の食卓」もある。
シャンデリアがマイセンのもので、大きさは違うけれど、「ザルツブルクで泊まったホテルの朝食の部屋のと同じだね」などと話す。
王の寝室は先日ヘレンキームゼーのルートヴィヒ博物館で見たモデルのブルーのドレープ部分を少しシンプルにして、より他の装飾が映えるように見えた。
一つ一つの部屋の装飾はきらびやかだけれども、こじんまりとしたサイズなので、ここなら私も気持ちよく滞在できそう。(←招かれてませんから)
ここの庭もそれぞれのスタイルが生垣で別れていて、ルネサンス様式のテラス、バロックの大花壇、バイエルンの豊かな自然を活かしたあえていうならイギリス式風景庭園。
今度はここで、一日中過ごすように計画をたてよう。
30分ごとに多分5分間だけ上がる噴水。ヘレンキームゼーと同じ。
夏にリンダーホフ城に来る意味は「ヴィーナスの洞窟」。
城の見学が終わる出口から滝、緑陰のトンネルを抜けて、坂道をあがる。これがきつい。
洞窟の前で待っていると、見学の時間に洞窟の岩が扉のように開く。
これには驚いた。それまで岩山の一部にしか見えなかったところが開いたので。
中は、リヒャルト・ワーグナーのオペラ「タンホイザー」の世界。
ヴィスコンティの「ルートヴィヒ 神々のたそがれ」にも出ていた。
壁面は、タンホイザーがヴィーナスによりそっているの図。
そうね~、こんなところだったらタンホイザーじゃなくてもずっといたいと思うかもね。
水中に照明があり色が変わる仕掛けだけれど、そんな赤や青の色よりそのままのほうが美しいと思う。
同じくワーグナーのオペラ「ワルキューレ」の舞台装飾を表現している「フンディングの小屋」も行きたかったけれど、また今度。
ここからまた待っててもらったミニバスに乗り、40分ほどで6時過ぎにホーエンシュヴァンガウに着いた。
運転手さんはこれからザルツブルクにトンボ帰りだそうで、”Have a safe journey.”と見送る。
今日のお宿はこの地方の典型的な木造の家。
ここで2泊。
お城のすぐふもとだけれど、裏手は草原が広がり野原の一軒やであるかのような錯覚が。
ホテル前から見たノイシュヴァンシュタイン城。
最近のコメント