カテゴリー「AUSTRIA AND BAVARIA SUMMER 2007」の31件の投稿

えいやっと

今日もせみの声が大きい暑い一日。

夕方になり、ブラックベリーを摘みに庭に出てふと、芝生がかなり伸びているのに気づく。
「大丈夫、また今度でもいいよ。」という悪魔のささやきにあがらい、えいやっと芝刈り機を物置から取り出して芝を3センチに刈る。

冬芝から夏芝への切り替えはなんとか出来たようだけれど、こおろぎが大発生で芝に住み着いているようであちらこちらにぴょんぴょんと。これらは庭に住んでいるかえるにまかせる。
Hohenschwangau_010Hohenschwangau_011カサブランカとブラックベリー  ヘリオプシス(ローレンサンシャイン)

この間の旅行で訪れたヘレンキームゼー城のあるヘレンインゼルで出会いアドレスを交換したご夫妻から、たくさんの写真が同封された丁寧なお手紙が届いた。

あ~っ、私はまだ写真の整理はおろか、旅行記さえも8日目なのに。
のばしのばしにせず、こういうのも「えいやっ」と始めてしまえばいいのよね、ホント。

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旅の途中

先月旅行に参加した生徒さんたちを集めて、家でお茶会をした。
Img_3232_2 いや~、スコーンとお茶、それに水菓子だけで4時間以上話があるある。
まだまだ話し足りない感じでしたね。
皆、やはり旅行好きでそれなりに海外旅行の経験があるのですが、まだまだいきたいところ、やりたいことは山ほど。なので、旅行話が主でしたが、このメンバーの話は自慢話にならないので、それぞれの経験を聞くのが楽しい。
それに自分の話ばかりでなく、きちんと人の話も聞く体制の方たちだしね。

今回は、趣味や年齢、職業本当にさまざまで、訪れた先でも見るものは違っていた私たち。
でもツアーでなくゆったりと自由な私の旅行に参加しようという方たちなので、「とにかく名所旧跡をたくさん周ろう」というよりもその地で自分の感じたものや出会った人たちを大切に記憶にとどめているのが話がおもしろかった理由だと思う。

こういう方たちと一緒に(一緒にいる時間としては少なくても)旅ができたことを本当に幸運だと思う。

ある方が「こんな風に一緒にお茶をいただいてると、まだ旅の途中のよう」とおっしゃり、そのとおりだと思う。

きっとまた皆で集まったときに、ザルツァッハ川を渡る風を感じる気持ちになるのだろうなあ。
Img_3339

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永遠の学生

今日のクオリア日記を読んでいて、思わず声を上げて笑ってしまった。

茂木さんは今ザルツブルクにおいでで、私のお気に入りのカフェ、トマゼリ(トマセリだと間違って覚えていた)で親しい友人とくつろいでいる様子に心が和むのですが、その2人の友人の記述がいいのです。

カフェトマゼリでビールをのむ。
しかし、この二人といると、
「ザルツブルクで優雅な時間を」
というのとは違う雰囲気になるのである。

トミタくんが首に下げているタオルには、
「北國新聞」と染めてあった。(クオリア日記より)

本当に愛すべき方たちの感じが漂ってきて、「どこにいても自分は自分」なのがいいなあ、と思うと自然と笑みが浮かんでくるのですよ。
あの典雅なトマゼリでの3人の様子を想像すると異空間で楽しい。
Img_3351 カフェ、トマゼリにて(2007.6.26)

きっと3人とも茂木さんの言う「永遠の学生」であるのでしょう。

わたしもずっと何かを学び続けていく自分でありたい。

『春を夢見し』(佐藤史生)で、「どう生きても苦労はしますよ。苦労のしがいあってこその人生です」という言葉に、高校生のときに出合ったが、この言葉が理解できるようになったのはごく最近。

苦労なんて買ってでもすべきだなあ。

一生上り続ける。

一介の「永遠の学生」
でいいんじゃないかと思う。(茂木健一郎)

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ザルツブルク

旅行記の7日目(ザルツブルク4日目)の記事をやっと書きました。
なんと、ただいま茂木健一郎さんがザルツブルクにおいでなんですよね。
学会のためらしいですが。
茂木さんもザルツブルクお好きなようで、嬉しい。
「ザルツァッハ川から旧市街に歩いていくと、もうそれだけで心が満たされる」
茂木健一郎 クオリア日記より

ザルツブルクはただ歩いているだけでもなぜか心地よい街です。

こじんまりした歩くのによいサイズとか、川と街が絵になるとか、丘に囲まれてその緑がどこからでも見えるとか、いろいろ理由はあるけれど、やはり、モーツァルトが生まれ育った街というのが私にとっては大きいです。

旅行記、ザルツブルク4日目の①と②はバックナンバーの2007年6月からか、カテゴリーのTravelからどうぞ。
http://eikoku-club.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_98df.html
http://eikoku-club.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_0b0d.html

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Day 11 満月

帰ってまいりました。

なんとか皆無事に、なんの事故や怪我もなく帰国の途につけてよかった。
なんのトラブルもなく・・・とはいいませんよ。
その様子はおいおい記していきます。

高知龍馬空港から海岸沿いの道を通って帰る。
桂浜近くで、今夜は満月なのに気づく。

ぽっかりと海に浮かんだオレンジ色のお月様を見ながら帰宅。

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Day 9 ①ホーエンシュヴァンガウ城

今日はホーエンシュヴァンガウでゆっくりと2つのお城を回る計画、だったのだが、
ここの切符売り場は
①メールの返事に時間がかかる
②融通が利かない
③しかし、予約しておかないと切符売り場はいつでも混んでいる
という困難が待ち受けているのだ。
これからこの2つの城を訪れる予定の方はご用心。

私の場合、一週間待ち、3度メールをおくっても音沙汰なしだったので、(おまけに、返事が来るまで予約できたとは思わないでください、と書いてある!)日本を発つまでに間に合わず、宿泊するホテルにメールで頼んで電話で問い合わせてもらった。

朝ゆっくり散歩しながらチケット受け取りに。Hohenschwangau_001
Hohenschwangau_003 城までの道もきれいなので急ぎたくなかったので、かなり余裕を見ていたのだが切符売り場の人が「ホーエンシュヴァンガウ城の時間を早く出来ますよ」というので、そうすれば次のお城の入場時間まで間が出来てお昼もゆっくりできる、と思ったがその間隔の変更はできない、とのこと。なぜそう枠にはめたがる?


Hohenschwangau_005 とにかく、そのThe Royal Castles両方入場の切符を購入。
Hohenschwangauまで、階段の道を行けば、5.6分なのだが、景色の良いアルプ湖ぞいの道をとる。
こちらの道をとる人はあまりいず静かで、それがますます湖の深さをますよう。
碧の水。

こちらの道をゆっくりと途中でとまりとまりのぼっていっても、20分ほど。
村を見下ろすと建物がおもちゃのように見える。

Hohenschwangau_017Hohenschwangau_008  ここも訪れるたびに観光客が増えているのを感じる。まあ、そのおかげでドイツ語しかなったガイドが他国語も用意されたわけだけれど。

ルートヴィヒ2世のお父さんマキシミリアン二世が廃墟になっていた城のあった地に建てた城。主に夏と狩猟の目的で。
ワーグナーのオペラ「ローエングリン」のお話のもとになった白鳥伝説のゆかりの地なのでいたるところに白鳥のモティーフが。
Hohenschwangau_019Hohenschwangau_018  「白鳥伝説」の壁画は大変美しいものだけれど、字が書かれているのが気になる。
絵本の中に紛れ込んだようなシュールな感じ。ここに住んでいるとどんな気持ちになるのかな。
こんなところで、人でも、動物でも何かに愛着をもつと遠ざけられる幼少期を過ごしたルートヴィヒが白鳥伝説にのめりこんだのも無理はない。

あと、印象に残ったのは、ルートヴィヒのお母さんのために作られた中東の部屋。ルートヴィヒの父マキシミリアン二世がトルコを訪れてその美に惹かれて城の中の王妃の部屋をそのデザインにしたとか。異国のものに憧れを持つのは今も昔も変わらないのね。

しかし、やはり素晴らしいのはこの城からの眺めでしょう。

Hohenschwangau_025Hohenschwangau_021  

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Day 8 ザルツブルクからリンダーホフへ

今朝は10時半にミニバスの迎えが来るまで自由。

Img_3364 ザルツブルクでの最後の朝なのでトマゼリに。
ここは本当に落ち着く。

大学広場の市場に。
ホワイトアスパラガスや、ズッキーニの花など見つけて、調理したくなる。
今度夏にザルツブルクを訪れる時は、キッチンつきの宿泊所にしよう。
Img_3375 まだ人の姿もまばらなゲトライデガッセの写真でも撮ろうかと思ったが、荷物のトラックで道がふさがれていた。

昨日見つけていた靴屋さんで、バレエシューズのサンダルを購入。靴は好みで質の良いものがほどほどの値段で見つかるので、いつもヨーロッパを訪れたときに買う。
ホテルの看板は黄金の鳩。4泊したホテルとも今日でお別れ。

さて、ホテルに帰ると、7人乗りの車が2台。
運転手さんたちに話をきくと、「ミラベルまでの客を待っている」とのこと。私たちは今日リンダーホフ城経由でホーエンシュヴァンガウまでなので、話が合わない。
運転手さんたちが電話で本社に連絡をとってくれて、旧市街に大きなバスが入らないので、2台に分かれてミラベルに行き、そこで乗り換えということがわかる。

大きいバスといっても、私たちは9人なので、16人乗りのバス。旧市街に入れるという7人乗りとそうかわらないにように見えるけど。
運転手さんに、今日は途中まで高速道路が使えないので時間がかかりそうとの説明を受ける。「でも景色は良いですよ」と私を元気付けるように言う。

確かに、ザルツアッハの支流に沿って、森を抜け、いかにもチロルの風景を見ながらのドライブは心休まる。なにより空気がきれい。
Img_3391 Img_3392 ドイツ領内を通るアルペン街道を行くのかと思ったが、イン川にそってインスブルックに抜け、(Ariaさんが『エロイカより愛をこめて』の話で大興奮!でも今回は素通り。ごめんね)それから ガルミッシュ・パルテンキルヒェンを通り過ぎる。

ここのあたりもいくつかゆっくりしたいフレスコ画の壁画が大変美しい街があります。前回は自分で運転していたので、好きなところで止まれたけれど、今回は高速を使えなかったため時間の余裕がなくなり残念。リンダーホフ城で時間がゆったりほしいので。

リンダーホフ城、とにかくバイエルンアルプスの山間の中、というロケーションがとにかくいい。ここの中も、ガイドに従っての見学しか出来ないので、30分後の英語で予約。(ドイツ語か英語)
朝から何も口にしていないので、とりあえずお昼。
ソーセージ、からし、ゼンメル(かたい丸パン)の素朴だがおいしい食事。

Img_3411 リンダーホフはルートヴィヒ2世の存命中に完成した唯一の城。
ここで王は比較的長く滞在した。

なので、ガイドも「この城こそが王が一番愛した城」と力を込めて言う。

内部は以前は許された写真撮影が禁止になっていた。最近はどこもそうなってきましたね。でもガイドについていくのは自分のペースで見ることが出来なくて困る。そうかといって、オーディオ・ガイドも奇妙な光景だし。

よくイギリスのカントリー・ハウスに見られるように、その部屋にガイドの人がいて、質問できるように立っているのが私にとってはベスト。

ホールにはルートヴィヒの敬愛するルイ14世の銅像があり、どの部屋もロココ。もちろん、「魔法の食卓」もある。
シャンデリアがマイセンのもので、大きさは違うけれど、「ザルツブルクで泊まったホテルの朝食の部屋のと同じだね」などと話す。
Img_3406
王の寝室は先日ヘレンキームゼーのルートヴィヒ博物館で見たモデルのブルーのドレープ部分を少しシンプルにして、より他の装飾が映えるように見えた。

一つ一つの部屋の装飾はきらびやかだけれども、こじんまりとしたサイズなので、ここなら私も気持ちよく滞在できそう。(←招かれてませんから)

ここの庭もそれぞれのスタイルが生垣で別れていて、ルネサンス様式のテラス、バロックの大花壇、バイエルンの豊かな自然を活かしたあえていうならイギリス式風景庭園。

今度はここで、一日中過ごすように計画をたてよう。

Img_3428 30分ごとに多分5分間だけ上がる噴水。ヘレンキームゼーと同じ。

夏にリンダーホフ城に来る意味は「ヴィーナスの洞窟」。
城の見学が終わる出口から滝、緑陰のトンネルを抜けて、坂道をあがる。これがきつい。

洞窟の前で待っていると、見学の時間に洞窟の岩が扉のように開く。
これには驚いた。それまで岩山の一部にしか見えなかったところが開いたので。
中は、リヒャルト・ワーグナーのオペラ「タンホイザー」の世界。
Img_3420 ヴィスコンティの「ルートヴィヒ 神々のたそがれ」にも出ていた。

Img_3415 壁面は、タンホイザーがヴィーナスによりそっているの図。
そうね~、こんなところだったらタンホイザーじゃなくてもずっといたいと思うかもね。

水中に照明があり色が変わる仕掛けだけれど、そんな赤や青の色よりそのままのほうが美しいと思う。

同じくワーグナーのオペラ「ワルキューレ」の舞台装飾を表現している「フンディングの小屋」も行きたかったけれど、また今度。
ここからまた待っててもらったミニバスに乗り、40分ほどで6時過ぎにホーエンシュヴァンガウに着いた。
運転手さんはこれからザルツブルクにトンボ帰りだそうで、”Have a safe journey.”と見送る。
今日のお宿はこの地方の典型的な木造の家。
ここで2泊。

お城のすぐふもとだけれど、裏手は草原が広がり野原の一軒やであるかのような錯覚が。
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ホテル前から見たノイシュヴァンシュタイン城。

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Day 7 ② ザルツブルク4日目

旧市街に戻り、お天気も良くなったので眺めの良いホーエンザルツブルク城塞に行くことにする。
Img_3296 中世の典型的な戦闘に備えた城塞で中はそんなに麗しくはないので、ゆっくりと庭からの眺めを楽しむ。

Img_3307 ただし、コンサートが開かれる無数の星が輝く広間は雰囲気があります。
友人との待ち合わせに再度トマセリに。
Img_3353 実は朝からケーキが気になっていたのだ。

ケーキを大きな盆に載せて店の中を歩き回っている女性に注文し、その女性に支払うシステム。

たくさんの種類のケーキなので重いとおっしゃってました。

この方はドイツ語のみなのであまり話せず、やはり私もドイツ語をもっと勉強するべきかと反省。

さて、朝混んでいて途中で出たモーツァルトの生家に。
何度か来たことがあるが、新しい展示があるというので楽しみにしていたが、以前からの展示のほうが私には何かが伝わってくるような気がした。
Img_3356 こういう馬車で旅の毎日。

モーツァルトのお父さんが商人の友人の助けで国ごとにお金を受け取り旅を続けることが出来たと説明版に書いてあり、当時の旅の大変さを思う。ゲーテはどうしてたんだっけ?

オペラの舞台のセットなどもあり、友人とそれらについて話しながら見ているとあっという間に時間が経ち、生家内にあるカフェでApfelsaftリンゴのジュースを。
ほかには誰もお客さんがなく、静か。

Getreidegasse,Judentgasseをぶらぶらしながらホテルに。

今日はザルツブルク最後の夜なので、今までの居酒屋と趣をかえて、レストランを予約。
Img_3221 モーツァルトの生家前にある、Zum Eulenspiegel。
お茶目な壁画が好き。築500年以上の家を利用しています。

今日一日、生徒さんたちはそれぞれ思い思いにザルツブルクを楽しんだようで、ワインがおいしい。

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Day 7 ①ザルツブルク4日目

Img_3368 朝食をとりにホテルからすぐの(歩いて2分)カフェTomaselli トマセリに。
創業が1705年で、ゲストにはモーツアルトやカラヤンも。http://www.tomaselli.at/tomaselli.html 
2階の花であふれるテラスもいいのだけれど、この朝は寒く、奥の禁煙席に。

ゼンメル(オーストリアでよくある丸パン)とメランジェ(ミルクコーヒー)を注文。でもやはり、チーズオムレツも追加。落ち着いた雰囲気のカフェで、雨の朝に合う。

いったんホテルの部屋に帰り、明日のミニバスの予約確認の電話をする。

Img_3633 今日は一日それぞれ好きなようにザルツブルクを楽しんでもらおうと、夜食事の時間だけきめて、生徒さんたちにはザルツブルクカードを渡しておきました。(ザルツブルクのほとんどの博物館や乗り物が無料になるカード。便利ですよ。)
ザルツブルクの街をぶらぶらしようと、まずは旧市街を出て橋を渡りミラベルに行く。雨が上がって急に日が差してきたので日傘をさした。
いつも、ヨーロッパでは帽子にしているが、今回は毎日夕立のような激しい雨にあったので、日雨兼用の白い傘を持ち歩いていた。
旧市庁舎前からの橋の中央から旧市街をながめる。ザルザッハを渡る風が気持ちよい。老婦人に話しかけられた。
Img_3226 「こんな美しい日にumbrellaを差すなんて。こちらの日差しには害がないのよ。」
(以前にも書いたが「パラソル」というものは現代ヨーロッパには存在しないので、「傘」になるのだ。)
この質問はイギリスに住んでいたときに何十回もされたものなので、「ああ、またか」と思いながら、「日本ではこんがりした肌は人気がないんです」と無難に答える。
老婦人は、そうだったのかとやっと長年の謎が解けて大変嬉しそう。日本人のツアー客が日傘をさしていても忙しそうでなかなか訊くチャンスがなかったのだ。

老婦人と別れてミラベルに。
Img_3232 木立を抜け、庭園に。
何度きても心が躍る。
「サウンド・オブ・ミュージック」の庭だからでしょうか。

まず、ベルサイユの庭に関する特別展示があるというので、庭園内にあるバロック美術館へ。
Img_3242Img_3241  う~ん、計画図さえもバロックで天使が飛んでいるのに恐れ入る。 

Img_3238 この美術館の2階の窓から見るミラベル庭園はまるで「自分の家の庭」のようで、少し気分に浸る。

次にミラベル宮殿に。
Img_3271 天使の階段。
Img_3266
Img_3270 この階段が通じるのは「大理石の間」
ちょうど、結婚式が立て続けに行われていていたので、少し待ってから部屋を見せてもらう。
Img_3273 ここがモーツァルト一家も演奏していた大広間だと思うと感慨深い。
Img_3250Img_3254  ミラベルに来るたびに「ドレミの歌」を歌いたくなるのは私だけ?

階段のところで、説明しながら後ろ向きに飛んでいたら笑われた。
Img_3287Img_3278
一角獣の階段と、そこからの旧市街の眺め。
近くにモーツァルテウムがあり、中庭に移築された「魔笛の家」があるので行ってみたが、ちょうど入り口近くで工事をしており、入れなかった。残念。

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Day 6 ②シャーフベルク下山

頂上から登山列車に乗り、中間駅で降りた。

以前にも、2度ここで降りて歩いて下山したことがあり、湖を見ながらの丘歩きの楽しい思い出があるので、「ここはオススメよ!」と皆をつれてきた。

まずハイキングの前にお昼を。
中間駅に山小屋(レストランと多分宿泊所)があり、そこでズッキーニのスープと、ソーセージを頼み2人で分ける。素朴だが、きちっと作った混ざり物のない味でおいしくいただく。ついてくるゼンメル(パン)もおいしい。ケーキ類も手作りでおいしそうだと思ったが、さすがにそんなには無理。

そのカウンターのおじさんが英語がまあまあ話せて、私が降りたことのある道とは別の道がおすすめだという。地元の人の言うことだから、とそちらの道をとった。
Img_3180 ←中間駅と列車
以前私が丘の花々をゆっくり見ながら降りた時、1時間とちょっとかかっていたので、今回は年配の生徒さんたちのことを計算に入れて「1時間半程度で下山、3時15分のバスでバートイシュルに向かう」と、まだこのときには考えていた。

牧草地の中を牛の落し物に気をつけながら歩く。遠くに碧の湖がみえて、皆立ち止まり、「きれい」などといって写真をとる。
Img_3182 しばらく行った所で、標識があり、右に「St.Gilgenザンクト・ギルゲン」左に行くと「St.Wolfgangザンクト・ウォルフガング」とある。おじさんの言ったとおり、左の道をとる。ただ、ザンクト・ギルゲン方面の道のほうが整えられている感じなので、右に行きたくて、そこのあたりにいる人に聞いてみる。でもやはり、バートイシュル行きのバスに乗るザンクト・ウォルフガングは左のようで左に。
Img_3183
そこから急に林の中の道になり、そう思ううちに森の中の道になる。
でもまだ花をこんなふうに撮る余裕がある。
たま~に、木の間から、湖が見える。急勾配、なだらか、急勾配、なだらか、と繰り返すうちに2,3人が遅れだした。
今度のハイキングは皆歩くことを常としている生徒さんたちだったので計画したのだけれど、このときすごく遅れたSさんは旅行に出る2日前に自転車で転んでその打ち身の痛みがこの日に出ていたのだと後で知った。

このときは毎週末に山登りをしている方がこんなに遅れるのが合点がいかず、でも心配で、少し距離が離れてくると立ち止まっては待つ、の繰り返し。

速く歩ける生徒さんたちは、さっさと降りすぐに姿が見えなくなった。幸い山歩きに慣れている I 夫妻がペース配分をして、遅くしか歩けない方たちと一緒に歩いてくださる。途中で枝を拾い、杖にし、少しは楽そう。

Img_3191 Sさん夫は楽々歩いているので、(毎日5キロジョギングしているから)
「手をとって一緒に歩いてあげたらもっと楽では?」と思いそう言ったところ、
「そんなことようせん!(できないの意)」

え~っ、60代の夫婦って腕もくめないの?でも、これは非常事態なのに~!!!
まあ、しょうがないか・・・

途中で何度も10分ほどの休憩をとる。そうしないとSさんは苦しそうなので。
上がってくる人に会ったので、下からどのくらいかかったか訊く。
「1時間半」という言葉にほっとする。
それなら、下りなので、45分でもゆっくり休みながらで70分くらいかな。

しかし、ここからが長かった。Sさんたちの歩みがますます遅くなり休みも長く必要になり、後から来る人がどんどん追い越していく。
それはいいが、雲行きがあやしくなり、暗くなってきたので夕立が心配で。

ベンチがありそこでも少し休もうとしたとき、雷が鳴り、稲妻が光る。
休むどころではないと、皆すこしペースを上げて歩く。少し行くと農機具を置く小屋があり、そこに来たところで激しい雨になり雨宿りさせてもらう。
30分もいただろうか、小雨になったので、もう少しだと励まし歩き出した。

速く降りて行った生徒さんたちと無事会えるかそれも少し心配だったが、気が利く人がいるのできっともう先に帰っているだろうと思った。
I さん夫(クラシック音楽ファン)は「こちらの雨はほんとうにベートーベンの曲の通りなんですね~」などと、和むことをおっしゃる。

駅につくと、驚いたことに先に行った生徒さんたちが私たちを待っていてくれた。
もう、5時。なんと3時間以上もかかっていた!
ここで夕食もしてから帰ったほうが楽だと、ザンクト・ウォルフガングの村に歩き始めた私たちを祝福するように虹が湖にかかった。
Img_3198 時間が中途半端だし、Sさんはもう歩けそうにないので手近なパブのようなところに入り、簡単な食事をとる。店の人の感じがよく、おいしい食事でほっとしたので、皆途端に気力がわいてきた。

ずっとつきあってSさんを励まし続けてくれた I さん夫妻、待っててくれた皆、本当に本当にありがとう。
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