カテゴリー「ENGLISH」の52件の記事

植物の名前

今日も庭でゆっくり+植物の移植。

土を掘ったり腐葉土と混ぜたりしていると、今の季節でも暑くなってすぐ日陰のベンチでお茶など。

一本移植したら、どんな感じにみえるかとまたベンチから眺めながらお茶を。

ってお茶しかしてない・・・?

Img_4410 ユーカリと青い空。

今頃の、朝はひんやり、昼には暖かな日差し、というのが英国の夏のクオリア。

こういう空気だと、庭でできるだけ長くいたい。食事も庭でしたいくらい。

イギリスの夏にはバーベキューもよくしました。日も長く9時ごろまで明るいし。

今頃の気候はイギリスの夏なんだけど、今の高知では6時に暗くなるから、そうもできないのよね。

夜は植物のカタログをみるのが楽しみなんです。もう庭は一杯なので庭木の購入は予定なし。でも春の球根をさがしてカタログをぺらぺらと何度も何度も見る。

時々不思議な名前に出会う。
英語の名をカタカナにしたときに変化するのでしょうけど。
ユーカリプタスEucalyptusがユーカリ、ラスカスRuscusがルスカス、ピタスポーラムPittosporumピットスポルム、となっているのは、まあ理解できます。

が、エィヴォンディルAvondale (エイヴォンの谷)という詩的な雰囲気の名前が何故にアボンダーレ??なんとなくイタリアン。

ブールバードBoulvard(大通り)という美しいシルヴァーの葉をもつコニファーがあり、それは「ボールバード」として流通している。

まあ、フランス語と英語でもBoulvardの発音は違うし・・・カタカナで表記は難しいし・・・と思ったら、同じ木が「ブルーバード」としても知られていて、「ブルーバード、青い鳥との名をもつ幸運の木」と説明されていたのには???

きっとChinese whisper(伝言ゲーム)でブールバード→ブルバード→ブルーバードといった風に変わってきたのだろうなあ。コニファー「大通り」は幸運の木には、う~ん、ならないと思います。でも信じてればなるかも。

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THE WORLD IS YOUR OYSTER 

昨日の「クオリア日記」に茂木さんが英国領事館のカンタベリー大主教を囲んでのディナー・パーティーのことを書いていた。

そこでの食事の光景についての考察も面白かったですが、英語で書かれた’The Qualia Journal’で、その食事の際、ロンドンの地下鉄のカードが何故「Oyster Card」なのかとブリティッシュ・カウンシルのジェイソンさんに質問してその答えのメールをそのまま載せていた文章が私の遠い記憶を呼び覚ました。

まだ渡英後まもない頃、Devonの私の住んでいた小さな村に「Oyster Travel」という店を見つけた。旅行代理店なのはわかるけど「何故にOyster?」。帰宅後すぐにNancy(私にNursry Rhymeやら古い慣習などたくさんのことを教えてくれたおばあちゃま)に訊いた。

そのときにThe world is one's oyster という言葉を知った。

真珠貝のからを開くのは大変だけど、中に素晴らしい真珠をみつけることがあるという意味ではないかとのこと。

旅行の手配を頼むときに「オイスター旅行社(になるのか・・・な)」の社員の方にも訊いてみた。

世界はオイスターで、旅をすれば素敵なものにたくさん出会うことができる、としてこの名前なのだ、と。

その後、あるテクスト中、彼は地位もお金もある。The world is his oyster(何でも思いのまま)と使われていて、それはいかがなものかと思った。

私は、ある友人が”The world is your oyster.”と言ってくれたそのときの意味、All opportunities are open to you,the world is yours.ーすべての機会は開かれている、この世はあなた次第でどうにでもなるーという意味での使用が好きです。

しかし In order to achieve what you want in the world,you have to grab the opportunity、なので厳しい言葉とも言えますね。

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オーストラリアのワイン

日曜日に注文したワインが今朝もう届きました。

Img_4239 オーストラリアのティズウェル ワインズTidswell Wineshttp://www.tidswellwines.com.au/about/のものです。

ワインはどちらかというと好きなほうで、旅先でも必ず食事と一緒にその土地のワインをいただきますが、興味がそれ以上行かず名前とかその他もろもろに疎いんです。勧められるままにのむだけ。

今度お食事会+ワイン勉強会にオーストラリアからこちらのワインメーカーのオーナーをお招きしていて、その方の通訳をすることになっているんです。

ワインのことを何も知らない私が引き受けていいものか悩みましたが、シニアソムリエの方がサポートしてくださるということなので心強いです。

ティズウェル ワインズは家族経営のワイナリーらしく、無くなったお姉さんの名をつけたワインの説明では・・・a golden girl whose laughter and passion for life was unforgettable などと書かれていて、知らない私までその方を想像してしまった。魅力的な方だったんでしょうね。

このJenniferにしたかったのですが、こちらはすぐに手に入りそうになかったので、簡単に注文できた白にしました。

今日付け焼刃でワインの本を読んでいるとこんな文章に出会いました。

When the vines have to work that bit harder to survive,grapes tend to develop more refined flavours.

人間でも苦境にあって磨かれるということがある。ぶどうの木もそうなんておもしろいですね。

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シャンパンになる?

買って来た白ワインがはずれで困った。

あまりアルコールに強くないスイス人の知人が、ワインと炭酸水を割っていたのをスーパーの買い物中に思い出し、レジを抜けたところだったが引き返してボトルをがしっとつかみ急ぐ。

夕食時にうきうきして割ってみた。

良さそう♪
ひょっとしてシャンペンのようにとまでは無理でも、スパークリングワインになっていたりして・・・

と期待はふくらむ。

ひとくち

ひゃー、甘い!

私ったら急ぐあまり間違えてただのサイダー(甘みのついた炭酸水)を買ってきていた!
ただの甘ったるいおいしくないお子様用シャンパン・・・・でした。はあ。

ただの炭酸水は日本ではさほど一般的ではないけれど、ヨーロッパでは好まれますね。レストランで特に指定しないで水を頼むとよく炭酸水Carbonated Waterをもってきます。

Fizzy or still?

と聞いてくれるときもありますが。

でもたいていのところでは私はTap Water を頼みます。
もちろん、ワインも注文してますので心配なく。(・・・って誰が心配?)

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幸せの時

英語のレッスンのウォームアップのときに、先日の追悼式でのマイケル・ジャクソンの長女の言葉を紹介。

追悼式は本当に見事なショーとして完成していて、それはそれで素晴らしかったが、そのなかで一番心を打たれたのは彼女の言葉だった。観客を意識したというのでなく素の言葉だと感じられたから。

マイケルジャクソンは努力の人という印象を私は持っていて、彼の人生をなぞると「幸せってなんだろう」とふと考えてしまう。でもこの彼の娘パリスさんの言葉を聞いたときに、彼のたくさんあったであろう幸福の時が思い浮かんで、ほっとしました。

”Ever since I was born,Daddy has been the best father you could ever imagine.”

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イギリスの外国語教育

ケンブリッジ大学が今年の入学試験から外国語必修の条件をはずしたニュースにショックを受けた。

2004年に政府が14歳以降の外国語教育を義務でなくしたことにより公立校で学ぶ生徒は17パーセントに落ち、教えない学校も増えた。パブリックスクール(私立)では教え続けているが、このまま外国語を必修にすると優秀な公立学校出身者に不利な試験になるということでの決定のよう。入学選考責任者は”We would still encourage all young people to learn a foreign language。と言っているので外国語を学ぶことの意義は十分わかった上での決定でしょうが。

関連記事はwww.journal-online.co.uk/article/3043-cambridge-announces-further-changes-to-admissions-process

オックスフォードはすでに1993年から外国語必修をはずしているしその他の大学もそうで、ケンブリッジが最後の大学だったんですよね。

確かに最近はどこを旅しても英語を話す人が増えて、それほど困ることがない。フランスでさえ若い人なら簡単な会話はできるしね。

ニース近くのエズのインフォメーションでも、モナコの王宮でもアメリカ人観光客をたくさん見たけどあいさつからして英語だものね。まるっきり現地の言葉をつかおうとせず、世界中が英語をしゃべるのが当然と思っているかのような態度はどうかと思いました。私はできる限り現地の言葉で話すようにしています。でもその「出来る限り」がほんの少しなのが情けないが・・・。

外国語を学ぶって自分や自国以外に興味を持つことだと思う。地球には多様な文化があっていろんな考えがあるということを。

イギリス政府は最近2010年からは7歳から義務教育を終えるまで外国語を学ぶことを課すことにする計画だと発表したのでそれが現実になるとまた変わるのかもしれないですね。そう願います。

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WAR IS OVER

冬になると毎年レッスンでクリスマスにふさわしい歌を歌います。

今年はHAPPY CHRISTMAS(WAR IS OVER)。

改めて歌詞を見ながら歌ってみると歌詞のひとことひとことが心に刺さって涙がでる。泣く事はストレス物質が涙から出ていいらしいですが、しょっちゅう泣いてるな私。

ジョン・レノンのインタヴューでIMAGINやLOVEなどの歌詞はかなりの部分オノ・ヨーコのことばを使って書かれた物だといっていたのを読んだことがあるけれど、私が思うにこのHAPPY CHRISTMASもそうではないかと思う。

俳句のように大変に簡潔でシンプルだからこその力強い言葉。

So this is Christmas,and what have you done
Another year over,and a new one just begun

And so this is Christmas,I hope you have fun
The near and the dear one,the old and the young

A very Merry Chritmas,and a Happy New Year
Let’s hope it’s a good one without any fear

And so this is Christmas,and for black and for white
For yellow and red ones,let’s stop all the fight

War is over
If you want it 
War is over,now・・・

毎年年末にはなんとなく口ずさんでいるこの曲だけど、皮肉な思いでなくWar is over if you want itと歌えた年は1989年末だけだったかもしれない。
ベルリンの壁が崩壊し冷戦の終結宣言があったあの年の暮れ。

イギリスに住んではいたもののまだ英語の理解はおそまつだったのでニュースで映像をみてもそれが何を意味するのかはっきりとは解らなかったしわかってからも信じられなかった。

War is over、Stop all the fight したと思って心配事のない世界を信じた1989年のクリスマス。 まさか19年後にもまだこの曲を哀しみをこめて歌うこれほど混沌とした世界に生きているとは想像できなかったな。

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マシューの弱さ

レッスンでAnne of Green Gables(赤毛のアン)を使っているクラスがいくつかあるんです。はじめたばかりのクラスではちょうどアンが駅から馬車で家まで連れて帰ってくるところを読んでいて、気にかかることがあるんですよね。

マシューが駅で初めてアンに会ったときに「間違いだ」といえず「とにかく家に連れて帰ってマリラにまかそう」と思うところがどうも気にかかる。その長い道中美しい景色に感動してしゃべり続けるアン。何度読んでも到着したあとのアンは大丈夫かはらはらします。

特にそれまでの景色を楽しんだアンが家に近づいてきたのを知り

Have we really only another mile to go before we get home? I’m glad and I’m sorry. I’m sorry because this drive has been so pleasant and I’m always sorry when pleasant things end. Something still pleasanter may come after, but you can never be sure. And it’s so often the case that it isn’t pleasanter. That has been my experience anyhow.というところでも胸が痛む。

後で間違いに気づいたアンが
I might have known it was all too beautiful to last.というのを知っているから。

アンが Why didn’t you tell me at the station that you didn’t want me and leave me there? If I hadn’t seen the White Way of Delight and the Lake of Shining Waters it wouln’t be so hard.というのももっともだと思う。でもマシューは答えずにそこでも逃げるし。

先延ばしにしたことで余計に傷が深くなるのでマシューが駅で言わなかったのはずるいよ、と思ってしまうのですね。まあそんな弱さ、Nobody is perfect なのを描いたところもこの本の良いところかもしれないと思いますが。

でもそういったら生徒さんたちは

「駅で言ってたらアンは道中の美しさも楽しめなかった」
「私も言えないとおもう」
「本だから」
「言ってしまったらお話にならなかった」

なんかクールなの。

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踊り場

先日内田樹さんが勉強の動機付けについての文章のなかで、それがなかなか難しいのは、努力すればあるいは時間をかければかけるほど成果は右肩上がりに伸びていくという枠組みで捕らえているからだろうとおっしゃっていた。

ほとんどの受験生は、n倍の時間勉強すれば成績もn倍になるというきわめてシンプルな一次方程式で努力と成果の相関をとらえようとている。
だが、経験的にはそれはまったく事実ではない。
勉強時間がふえると成績が上がるのは成績がきわめて低いときだけであり、そのあとは勉強時間と成績は相関しない。

これって、英会話でも同じなんですよね。
初心者の場合は何もかもが新しく、どんどん吸収していってる感じがしていても、例えば旅行のいろんな場面で困らないくらいに話すことが出来る、とか、日常会話で自分の考えていることを話せる、とかそういうある段階にきて、そこからはなかなか伸びが見えにくい。

すぐに結果を求める風潮が強い今日この頃で、毎日英語が必要ではないヒトが成長の踊り場をどう乗り越えるか。

やはりレッスンそのものを楽しくすることも大事だけど、学ぶほうも内田さんのいう「そのうち役にたつかもしれない」という気持ちでつづけて行くのがよいのだろう。

今日はその踊り場から一段上った、その上った姿が見えたクラスがあって嬉しい一日でした。

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細やかに

I wonder if you could help me?というのは何かを頼む時、その本題にはいる前に言う決まった表現ですが、これを知った生徒さんが
「英語でもこんなに気を遣うんですね」
「私は日本語でもこんなに細やかに神経をつかって会話してなかった」
などという。

英語でも、か。
やはり英語は直接的だという思い込みがあるのね。

まあ私もイギリスに行き最初の頃、家族のなかで子供に対してもwould you likeで訊ね、I was wondering if you couldなどと言っているのを聞きすこしたじろいだものですが。

Garden_160Garden_161 左:バレリーナまた小さい花をつけました。かわいいのだけど、とげが細かくて引っかき傷ができてしまう・・・
右:マッキントッシュもまた次々に咲き出した。

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ケータイか携帯か

数年前に、この読み方についての記事を読んだことがあるが、それによると、関東では「ケータイ」、関西では「ケイタイ」と読まれる。それは関東では「えい」の音が基本的に「エー」とのばす音で発音されるから、ということだった。

レッスンのときに良くこの記事のことが頭に浮かぶ。
英語のeiの音がカタカナでエーとなっていることがほんとに多いので。

例えば、
ケーキ、ベーカー、ストレート、ベーコン、デート ・・・
他にもたくさんあるエーとのばすカタカナになっている言葉は、無理やりカタカナにすると
Cakeなので、ケイク、
Baker ベイカー、
Straight ストレイ(ト)
Bacon ベイクン 
Date デイ(ト)

英語と同じ発音は無理としてもせめてエイの音として日本語になっていてくれたらなあ、とカタカナにまどわされる年配の生徒さんに接するたびに関東の方言によってカタカナに直されたのをちょっと憎らしく思う。

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メタモルフォシス

Img_3980 今朝先週作った花の前を通り過ぎようとして、桃の花が咲いているのに気づいた。
8日前には固い蕾で、まさか咲くとは思わなかったな。水しか与えていないのにどこにこんなエネルギーを隠し持っていたのでしょう。

一輪ラナンキュラスが開ききって花びらが落ちたものの、アンジェリケ(チューリップ)などはまだこれから咲き始めるところ。

今の時期はアレンジメントをつくってそれを長く楽しめるのがいいですね。変化していく姿も意図したものと違ってもおもしろいし。

Img_3982 時々使うけれど、プリザーヴド・フラワーにはそれほど興味がもてないのは、質感や触感は生花に近いけれど、結局生を感じないから。

プリザーヴドでアレンジをつくったら、それで終わり。工作のよう。良い様にも悪いようにもそれ以後まったく変化がない。こんなふうな驚きもない。

生花だと、作っているときにさわると感じる何かがあるし、植物は生きている限り変化し続ける。枯れていくときには悲しいけれど、こんなふうに思いがけず咲く花に出会えることもある。

If we observe all forms,especially organic ones,we find that nothing is permanent,nothing is at rest or complete,but rather that eveything is in continuous fluctuating movement.
Goethe

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We mortals・・・

「エリザベス ゴールデンエイジ」を見た。

The Golden Age と副題にあるのでスペイン無敵艦隊との海戦後の話かと思っていたらそこにいくまでのお話だった。

やはりなんといってもケイト・ブランシェットのエリザベス。
女王でしかありえない立ち居振る舞い、視線、そしてスピーチ。
彼女の声と話し方に惹きつけられる。
一言一言が神々しいまでに荘厳。

まだまだ陰謀やら暗殺計画やらうずまく中、それも男社会のなかでの女性一人。彼女の孤独を思うと涙がこぼれる。ウォルシンガムという有能で情報収集に長けた人物がそばにいたことは助けになったでしょうが。

この映画はエリザベス1世という人間の勇敢で聡明なところと共に、不安で震えすすり泣く弱さも描ききっていてその描き方が素晴らしい。

プロテスタントの国ということですが、この時代のイングランドはまだ半数がカトリック教徒。(Half the nation cling to the old superstitions- ”superstitions”ですよ!)スペインも狙っているし、本当に危うい地位。
それなのにエリザベスは
If my people break the law,they shall be punished.Until that day,they shall be protected.
・・・・・I will not punish my people for their beliefs. Only for their deeds.(罪を犯した物は処罰をするが、犯さぬものは保護をする。行いで民を罰しても、信念では罰しない)
という。
この叡智をもつエリザベスだからイングランドをゴールデン・エイジに導けたんだろうな。現代の人も学んでほしいものです。

ウオルター・ローリーは弁舌爽やか。
彼の航海の話はエリザベスでなくてもいつまでも聞いていたい。
自由に旅立てないエリザベスにとっては広い世界を見てきたウォルターはこうありたいもう一人の自分なのかも。

2人の会話が耳に残る。

Walter:We mortals have many weaknesses,we feel too much,hurt too much or too soon we die,but we do have chance to love.
Elizabeth:Do we?
__________________________________

Elizabeth:If we had been in another world,or another time,would you have loved me?
Walter:But this is the world we live in.(ここで少し間があり不安そうなエリザベス)
Walter:And in this world I have loved you.

注:せりふは私が記憶だけに頼って書いたものなので細部が違うかもしれません。

この後勇気を出してものすごく控えめにエリザベスがウォルターに頼むことがあるのですが、哀しいです。

他にも美しいダイアローグがたくさん。

衣装にもうっとり。この時代の衣装は肖像画で見ても良くないが、こうして立体的にレースもアップで見ると本当に美しい。袖のデザインも今度真似しようと本気で盗むように見た私です。

白馬に乗り銀の甲冑をつけたエリザベスも。
敗戦の気配が濃厚ななかにあって彼女の存在は勝利の女神。

本当に、よくイングランド勝利したなあ、と思う。数では圧倒的にスペインの勝ちなのに。

最後のシーン、明るい日差しの中の赤ちゃんを抱くエリザベスは聖母マリア(the Virgin)そのものでしたね。ここで、1作目の最後とつながったのか。

ひとつどうしても納得いかない訳が。
メアリーの処刑許可のサインを拒否するエリザベスにウォルシンガムが
「For your people」処刑は必要だと訴えるところで、訳が「貴方のために」。
エリザベスは何よりも国民のためにを考えていた女王なので、ここは国民もしくは臣民としてほしかった。
Img_0108 エリザベスが幼少期に住んだハットフィールド・ハウスの庭。(2004年夏に訪れたときの撮影。)

それにしても、無敵艦隊との闘いはやはりどうしても『エル・アルコン』を思い出さずに入られなかったな。スペイン側にいるティリアンや、ドレイクとローリーのもとにいるレッドとか。

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ゲーテの旅

ゲーテの旅を考えていて、今年の夏こそと計画していたが事情で変更になった。
でもこんな文章に出会うと私のゲーテ熱が再燃して困ってしまう。

彼がイルムナウ近くのキッケルハーンの山小屋で書いた詩。

その昔、
茂木さんの人生の挫折は
何ですか、と聞かれて、
「現代に生まれたことが最大の
挫折です」
と答えたら、わかってもらえない
ことがあった。

シュヴァルツヴァルトの中を
歩く旅人のように、時には
静寂の中に身を置こうと
考えていると、昔好きだった
ゲーテの詩がよみがえってきた。

Über allen Gipfeln
Ist Ruh,
In allen Wipfeln
Spürest du
Kaum einen Hauch;
Die Vögelein schweigen im Walde.
Warte nur, balde
Ruhest du auch.

しばしまて、やがて
お前も憩うのだ。
  
茂木健一郎

ひんやりした空気の中茂木さんの文章から精神までが澄んでいくような音楽が聴こえてきました。

茂木さんのようにドイツ語でゲーテの文章に親しめると良いのですが、ゲーテ・ファンなのに英語で、情けない。ドイツ語のほうが深い精神性を感じるのは何故でしょう。

それにしても、
「現代に生まれたことが最大の挫折」か。
そういえば茂木さんは明治の学生のような雰囲気がありますね。

Wanderer’s Night Song

Over the hill tops
is quiet now,
In all the tree-tops
Hearest thou
Hardly a breath;
The birds are asleep in the trees:
Wait,soon like these 
Thou,too,shalt rest.
Longfellow訳

ゲーテは政府の役人をしていた関係で、またテューリンゲンの森を愛したのでイルムナウを何度も訪れた。その森を歩く「Goethe Hiking Trail」があるのでこれはぜひとも歩かねば。

イルムナウからゲーテがこの詩を書いたキルケルハーンの山小屋へ。そこからガーベルバッハのハンティング・ロッジ(ゲーテの自然科学研究の展示がある)へ。そこからステューツァーバッハまで行き、バスでイルムナウに帰ってくる。

そこにはゲーテが最後の誕生日をすごしたゲストハウスもあるし・・・・。
計画実行は2,3年後になるでしょうけど。

もう一つの詩も心に迫ります。

Thou that from the heavens art,
Every pain and sorrow stillest,
And doubly wretched heart
Doubly with refreshment fillest,

I am weary with contending!
Why this rupture and unrest?
Peace descending,
Come,ah come into my breast!




追記:
パリの旅行記に記事を追加しました。
パリ Day 8 ②夜のセーヌ

パリ Day 9 ①ヤドリギマニア

パリ Day 9 ②大晦日のオペラ・ガルニエ

ここをクリックするか、カテゴリーのParis Christmas 2007からどうぞ。

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MOTIVATION

「小さい頃、私にとっての外国=アメリカだった」
とある生徒さんが言う。

私にとってはまずイギリスだった。
幼い頃家にあった『世界の民話集』で繰り返し読んだのがアイルランド・イギリスだったからなのか、やはり小学生のときに読んだ『ポーの一族』のせいなのか。
アメリカの映画も、音楽も小説も好きでなく、あくまでもBritish Rock とヨーロッパ映画、もしくは小津に傾倒していた中学高校。

そんな私ですがアメリカ大好きな生徒さんとのレッスンが楽しい。

私はTOEFL受けたことがないし、私の生徒さんはたいていはイギリスびいきになるので受けるとしたらIELTSなので、TOEFLの最近のスピーキングの練習問題が新鮮。

今日やったのは、学術的なテーマの課題文を読んだあと、それに関する教授の講義の一部分を聞いて内容を要約するというもの。

The Transport Revolutionとかは、まあ、イギリスの産業革命関連の講義なので目新しさはなかったが、The Human Immmunity Systemとかはまるっきり私のエリア外だけど、こうして文章を読み、一部とはいえ講義を聞くともっともっと知りたくなる。

あと、Rewardsというスキナーの報酬理論についての文を読んだ後の心理学の授業のリスニング。
「報酬よりも内因的動機付けのほうがやる気が上がる。報酬の場合、それを受け取ること自体が目的になってしまったり、創造的な仕事に時間をかける気が無くなったりする。自ら楽しんで仕事をすることがもっとも強いモーティヴェイションとなる。」というのが講義の主旨。

これってよく茂木さんがおっしゃることよね。

M君は納得できないらしく「報酬」の良さを説く。
私は、
「やはりそういうのがあると嬉しいので報酬も大事だけれど、内因的動機付けがあるとさらに素晴らしい成果につながるのでは?」と返した。

No artificial inducement to do a good job can motivate you as effectively as loving your work.

君のことだよ。気づいてくれたかな、M君。





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英語カラオケ

帰国次の日から普段の生活にもどり、
「今回はスムーズだなあ」と思っていたところ今朝大失敗。

毎年生徒さんたちと「英語カラオケ」なるものをやっていて、その場所まで行くため、今朝ある生徒さんが迎えに来てくださるくださるということになっていた。

ところが、目覚めたのは生徒さんの訪問によって!

もちろん、目覚ましはかけ、床に就くのもそれほどは遅くなかったんですよ、でも、でも、生徒さんが来るまでぐっすりと眠っていた。目覚ましは動いているし、とめられた様子だけど、まったく記憶がない!

待っていただいて大急ぎでしたくして約束の場所には10分遅れで着いたんですが・・・

こんな大人いるんでしょうか。

生徒さんから何度も
「先生らしくない」といわれましたが、
いやまったく私らしいです。

さて、私たちの英語カラオケ(英語の曲のみ歌う)は英国式なのでワン・フレーズは一人が歌ってもそのあとはマイクは関係なく皆で声を張り上げ歌うといったもの。

とはいっても、英語のレベルがさまざまなので一応皆が知ってそうなスタンダードな曲とレッスンでやったミュージカルやクリスマスの曲が主でした。

でもエルヴィス・コステロとケイト・ブッシュは歌わせてもらいました♪

ほんとうはパンクの曲もあったのでちょっとためしてみたかったけど、70歳の生徒さんもいらっしゃるから控えました。

昨日からのどの調子が悪いと思っていたら風邪をひいたみたい。
パリで良く歩いたので筋肉痛が・・と思っていたのは熱による関節痛だった。
今日のカラオケはのどには良くなかっただろうな。でも年に一回のカラオケ、楽しかった。

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自分の中から光を

高校生の時の同級生と、彼女の友人が私のお昼休みにあわせて遊びに来てくれました。

最初は私のブログを読んでメールをくださり、それからのやりとりで遊びにいらっしゃる運びになったのです。

いろいろと気遣って手土産をくださったのですが、どれも素敵でその気持ちが嬉しかったのですが、思いがけないことで大変感動したのは「雑誌の茂木さんの記事のコピー」でした。
ブログ読者だからわかる私の好み!なんですね。
ありがとうございます!

それにしても、私がいつも食べている普通のお昼の食事だったので、グルメの方にあんなものをお出しする私は度胸があるというか、何も考えていないというか。

短い時間でしたが、人として生きる楽しみと悲しみを知っている2人との会話は心温まるものでした。
英語についての話の中で、英語の発音や、語彙などをより良くしていくのはもちろんのことだけれど、英語はコミュニケーションの一つの道具なのだから、結局はその人の中身、経験なのだという話になった。

生徒さんたちを案内してイギリスを旅していても、いわゆる英語のレベルの問題にかかわらず人と心を通わせる人がいる。どれだけ人にGIVEするものがあるのかの問題なのかも。

後で今日いただいた茂木さんの記事を読んだら近いことが書かれてあった。

「要するに、日本語圏というのは世界的に言うと負け組なんですよ。英語圏の人たちは自分たちの言葉をみんなが話してくれるからいい、でも僕たちの言葉は誰も聞いてくれない」

そうだよね、英語の本や、英語の歌っていうといきなり市場が大きくなるし。

でも、
「日本がどうであれ、世界がどうであれ、自分の内側に大切なものがあるならば、そのロジックに誠心誠意寄り添って、自分の中から光を放てばいいんだと思ったんです。」

より強い私の中の光を放てるように無意識を育てていこう。

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カエルの天国

英語のレッスンで
Lovely weather for ducks
という表現が出てきた。

さてどんな天気でしょう?

水を好むということで「雨」だろうということは皆すんなりわかったものの、それにつながるいろんな表現を言ったところ、想像したのか生徒さんが大爆笑。

まあ、この表現はただ「雨だね~」というかわりに言うのですが、それに返して
They must be in duck heaven.
他にもThey’re having a lovely time.とかも言うけれど、”duck heaven”どんなところでしょうね、アヒルの天国。

想像すると何かほのぼの。

でもここで終わらないのが私の生徒さんたちのいいところ。
「日本語でもやってみるといいね」という話になった。

雨続きでうんざりしたときなどに、
「また、雨か」というかわりに
「カエルにはいい天気だね♪」とか。
「いるかは喜んでいるだろうね」とか。

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控えめな表現

髪を長く伸ばしているせいかとも思うけれど、朝晩はともかく日中はまだまだ暑さを感じる高知です。

おしゃれな人はすっかり秋の装いですね。
今朝はバレエのレッスンに行くことができなかったので、昼からのお出かけ。といっても外での英会話のレッスンだけど。

一応上着を着て出たものの歩いているうちに暑くなりフレンチ袖に。
Dress_002_2Dress_001_2 蒸し暑さには勝てないの・・・・・                                

授業で天気について話す。

”It’s a bit hot for the time of year,isn’t it?”
”Yes. It’s a bit on the warm side.”

大変イギリス的な表現だと思う。
もちろん、イギリスでは多くの場合 It’a bit cold ・・・・そして、a bit on the cool sideと夏に話す場合が多いのですが。

夏としてはありえないようなセーターを着込むような寒さのときに。”a bit”(ちょっと)と言い、「すごく寒いなあ」と思いつつ、”a bit on the cool side”(ちょっと涼しいねえ)。

こういうunderstatement 控えめな表現は好きですね。

   

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イギリスの夏の庭のクオリア

ふと思い出して、Penhalogon’sペンハリガンズのElithabethan Roseエリザビーサン・ローズをつけてみたら、イギリスの夏に思いが帰った。

オード・トワレのほうは時々つけるけれど、ボディー・ローションは湿度が高い日本では少し重めの気がして使用頻度がおちる。それに今年はイギリスに行かなかったので、購入の予定がないため最近はもったいなく使っていることもありほんとうに久しぶり。

ペンハリガンズ(ペンハリゴンズのほうが日本では通じやすいかな)は1870年創業のコヴェントガーデンに本店を持つ王室御用達のお店。
主に、天然素材を使い香りのするトワレ(紳士用もたくさん)クリーム、石鹸やギフト用の銀製品などを取り扱う。

Penhaligonsとにかく、デザインがかわいい。
ペンハリガンズはシンプルな香りがおおく、シリーズ名も大変にイギリス的。

(写真の中の私のローションはもう残り10グラムくらい)

Bluebell(これはサッチャー元首相が愛用、意外にやさしいイメージ)とか、English Fernとか。Fernはよくイギリスの森で見られるシダですが、さわやかなヒノキ系の香り。

旅行のための革製品もあり、私はブラシセット、小銭いれ、ヴァニティーケースなどを愛用しています。丈夫で使いやすくてお気に入りです。

エリザビーサン・ローズはよくあるくどい作られたバラの香りでなく、イギリスの夏の庭のクオリアそのもの。爽やかさがあるんです。

よくイギリスで行く先々で、
”You smell lovely.What are you wearing?”と聞かれました。(wear、服のみでなく身に着けるものに使います、香水でも、アクセサリーでも)
でもペンハリガンズを知っている人は少数でしたね。

以前イギリスをご案内した生徒さんたちのうち3、4人がエリザビーサン・ローズを買いたいと言い出してちょっと困惑したことがありました。でも、お店を訪れると、ユリや、スミレなどもありそちらに好みが分散したのでほっとしました。だって皆が同じ香りってなんか不気味な感じが。

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ミス・ポター

課外授業として(?)生徒さんたちと一緒に「Miss Potter ミス・ポター」を見に行った。

実のところ私は6月にウィーンに向かう飛行機の中で見ていたので、見なくてもいいかなと思っていたのだけど、行ってよかった。大きな画面だと違う。

最初今までに読んだ文献から想像していたポターとあまりにも違うので戸惑ったが、すぐにこのレニー・ゼルヴィガー演ずるポターに惹きこまれた。本当にこんな生き生きとしたエネルギーに満ち溢れた女性だったのでは?と思わされる。

なにせ100年前のイギリスなのでビアトリクス・ポターの生き方は型破りといえるでしょう。
”・・・・an unmarried woman of 32 can do more than attend tea parties and smile at dull conversations.”
まあ、当時の中、上流の女性はほとんどがそういう生活だったからからこそのこの言葉。

ビアトリクスの母親がひどいように思われるけど、本当にただ彼女のことを心配しての行動だし。結婚に関する条件をお茶の席で両親と話したときに(お茶器が私の持っているウェジウッドのと同じシリーズだった!)母親が If・・・・・で話したときに、父親がWhen・・・・と言い直したのが「あ、父親のほうはもっとビアトリクスの決意を理解しているのだなあ」と感じさせてよかった。

日本語にしたら同じように「~したら」というよう単なる条件になるかもしれないが、例えば、If you pass the examination か When you pass the examinationかというと、どちらも「試験に受かったら」の意だけど、If のほうが可能性が低い。

ロンドンでの彼女が自立していき、恋する様はレニーが演じていたせいか、「ブリジット・ジョーンズ エドワード朝版」と感じた。
でも予期せぬ悲劇の後、湖水地方に移り住み両親から離れて、自然保護活動に目覚めていく彼女は本当に魅力的。Hill Topの隣の農場の競りに参加して競り勝ったときのレニーの嬉しそうな顔といったら!こちらまで幸せな気分にさせてくれます。

(農地のことを話しながら)
”Well,you can’t stand in the way of progress.”
”So they say.But I say beauty’s worth preserving.”

私が湖水地方を訪れたのは、15年前。
そのころは込み合っているのはアンブルサイドで、Hill Topはまだ静かで、人数制限もなかったけれど。(現在は1日に800人)
この映画で現地ではさらなる日本人観光客増を見込んでいるとか。
どんなツアーにも含まれているものね、湖水地方って。

ただ、「イギリスってきれいね~」じゃなくてナショナルトラストの地を訪れて日本のことにも思いをはせて欲しい。

Beauty is worth preserving.

どんどんと風景が変わっていく日本で私はこの言葉をかみしめる。

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イギリス英語

英会話のTV番組を見たある生徒さんが
「番組最後の単語のコーナーで、10中3つが思ったのと違った単語で戸惑った」と言う。
私も見た番組だったので、単にアメリカ英語とイギリス英語の違いだから、と説明。

イギリスではtorch、bonfire,rucksackがアメリカではそれぞれflashlight、campfire,backpack。番組の中で生徒役の人が絵を見て、「リュックサック?」と答えたときに、先生役の人が「リュックサックはドイツ語だよ」とだけ言ったのが残念だった。一言イギリスでは「ラックサックというけど」と加えてくれてたらなあ。

でもアメリカの人は「イギリスではこういう」ということを普段考えていない場合が多いので単に知らなかったのだろう。イギリスでは、アメリカのテレビ番組や映画が浸透しているのでアメリカ英語は比較的よく知られているが。

British         American

film           movie
cinema        movie theater
flat           apartment
wordrobe       closet 
curtains        drapes
sellotape       Scotch tape
toilet          bathroom
petrol          gasoline
holiday         vacation
motorway       freeway,highway
underground     subway
return          round trip
single          one way
biscuit          cookie
sweets          candy
tights           pantihose
pants           underpants
trousers         pants 

チラッと考えただけでもこんな感じだし。

まあ、現在は英語ってアメリカやイギリスだけのものでなく、いろんな国の人がいろんなアレンジされた英語を話しているのでどちらでもいいといえばいいのだけど、私はやはりイギリスびいきなので・・・・。

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イン・ハー・シューズ

友人から「なにか緊急の用事じゃないの?」と電話があった。

2日前に電話をかけたものの友人が捕まらず、忙しい週と言うのは知っていたのでそれきりにしていたところ、気にした友人からメールがあったので、再度電話した(でもつながらず)のは5分前のこと。「いや、そんなたいした用事じゃないのだけど」

その友人に貸してもらった映画のDVDに感動して、その感動を誰かとshareしたくて電話しただけなのです。緊急じゃなくてごめんなさい。

In Her Shoes 英語のタイトルそのままで、「イン・ハー・シューズ」とするのはちょっとお手軽な気もするな。be in ~’s shoesで~の立場に立つと言う意味なので。

DVDの表に書いてあるのは「”ロマンティック・コメディの女王”キャメロン・ディアスが女優として新境地を開いた感動のラブ・ストーリー」とあるのでだまされた。

確かにキャメロン・ディアス(マギー)の演技も素晴らしいですが、彼女のラブストーリーではまったくないです。お姉さんの恋愛は少し入ってるけれど。
そのお姉さんを演じるのがトニー・コレット(ローズ)。
「アバウト・ア・ボーイ」でyeti costumeを着た少年のお母さん役。「めぐり合う時間たち」では主人公の友人役。この人は映画によってまったく雰囲気が違うのでわかるまで時間がかかった。

マギー、ローズ、その2人の祖母エラ、表面はどうあれ自分自身を評価できない3人が自分を受け入れるようになるまでのお話、といったら簡略しすぎ?

最初マギーのどうしようもなさが際立っているのでそれと対なるものとして姉を見てしまいがちで、友人もどちらかというとそんな感じで見たように言ってましたが、姉の自己評価の低さといったらかわいそうなくらいでした。その理由は後に育った家庭が出てきたので納得がいきましたね。

それとどうして姉があんなにもマギーをかばうのかも。
あんな家庭で2人でささえあってなんとか育ってきたからなのね。

祖母の住む施設のエキストラは本当にそこに住む老人たちが演じているのですが、それぞれの老人がとてもチャーミング。

老人と言っても一くくりにできなくてエネルギーに満ちていて。

一番好きなシーンは引退した教授の頼みでベッドわきでマギーが詩を読み始めるところ。
Elizabeth BishopのThe art of losing isn’t hard to masterで始まるOne Art。この詩の使われ方もよかった。

小さい頃安全基地を与えられなかった人は、それを自分自身で見いだしていくしかないのですね。

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ソルトラムハウス

今日のレッスンでdo the ironing(アイロンをかける)という表現が出てきた。
生徒さんが「iron・・・?」と不思議そうに言うので、英国のカントリーハウスで見た鉄のアイロンのことを話そうとしたら生徒さんたちが「あ、それ小さい頃使っていた」とか、「私も母が使っていた記憶がある」とか言い出した。なんでも、その鉄のアイロンの中に石炭を入れたとか。

その生徒さんたちは若々しく活動的なので、世代の違いは普段気にとめていなかったのでちょっとびっくり。急速に大量に電気を消費する生活に変わってきたという事なのね。

私が鉄のアイロンを考えた時まず浮かぶのがDevonデヴォンのSaltram Houseソルトラムハウス。住んでいたところに程近く、またジェーン・オースティン原作の映画の撮影がされたところなので何度か訪れました。

イギリスに住んでいた私に、日本の友人からの電話があり、彼女が「今度ヒュー様の新作映画があって・・・タイトルは「いつか晴れた日に」というんだけど・・」というので、私は「その映画は見逃したみたいだけどSense and Sensibilityなら見たよ。」といって、Sense and Sensibilty=いつか晴れた日になんだと気づくまで時間がかかった。
なんで「いつか晴れた日に」なの?

それはともかく、ソルトラムハウスはチューダーのころ建てられた屋敷で、ジョージ2世のころ改築されジョージアンのモデルハウスのような美しい建物。Robert Adamロバート・アダムの手になる漆喰の天井や壁のデザインが素晴らしいです。

それとは離れたところにある台所はヴィクトリアンなんだけど、合理的に出来ていて使いやすそう。そこにずらっとならんでいる各種サイズのアイロン。用途に応じて使うのでしょう。

確かこれらのアイロンは石炭とか入れるタイプでなく、AGAアガhttp://www.aga-rayburn.co.uk/(イギリスで大変人気がある昔ながらの調理器具。下がオーブン、上が今の電磁調理器のようなコンロ。暖房も兼ねる)の上にのせて暖めて使ったということです。

いつもその5,6センチほどの小さいアイロンを「いいな、フリルのアイロンがけに便利だろうな」とうらやましく見る私なのです。

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グランド・ヴィジョン

雑多なる生活空間を突き進んでいく。
その中で、グランド・ヴィジョンを
失わない。

最近見たイギリスのコメディにあった台詞。

「ボクらは、皆、ゴミための中にいる。
しかし、そのうちの何人かは、星を見上げている」

海にまで緑が迫る。
悲しくなるほどの美しい光景。

雨で星は見えなかった。
(茂木健一郎 クオリア日記より)

毎日のクオリア日記から茂木さんがはるかな高みをめざしてぐいぐいと進んでいる様子が感じられる。信じられないほど忙しい日常の中で、あれほどまでに純度を高めていくのは奇跡を見るようだ。

昨日のバレエの話じゃないけれど、日々の生活の中で、体だけでなく意識も下へ下へと沈んでしまいそうなとき、Oscar Wildeのこの言葉は心の支えになる。

We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars.

私にとってグランド・ヴィジョンはなんだろう。
それを考えながらいつでもSome of usでいたいと思う。
Img_3201

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記憶の不思議

茂木さんの音声ファイルをきいていて、記憶に関するくだりで、うなってしまった。
ちょうどその前の生徒さんが、レッスンでやったことを「すぐ覚えられる時と、次の週には忘れていることもあるし」と言ったばかりだったこともあって。

一回習っただけで覚えられるはずないし、といいながらも、一度でもう忘れないことも確かにあるし。なにか聞いているときにすでに「必要な情報か」「そうでないか」ふりわけているというのは以前にも書いたと思うが、その必要か、どうかというのは感情をつかさどる脳の部位とつながっているらしい。
どおりで、高校生のときの物理の先生のユーモアのある言葉は覚えているが、その他のことはさっぱりだったし。
うれしい感情と結びついたり、見守られているというような安心感があるのも良い、とか。
そうか!生徒さんが覚えられないのは私の教え方の問題か。
ちょっとこのところ授業の楽しさが足りなかったかもしれない。

それと、これは記憶の話でなかったけれど、(「ながら聴き」なので、まちがっていたらごめんなさい)定番の中にすこしある驚き、も人を惹きつけるのに必要だというのも心に残った。
私のバレエの先生はそれが絶妙なんだな。だからバレエを楽しく続けているのだと思う。飽きないレッスン。

う~ん、自分を省みるとちょっとへこむな。
もっと工夫をしなくては!

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Financial Timesの記事

今朝、生徒さんから聞かされてFinancial Times(英国の経済新聞)を読んでみました。
なんでも高知に関する記事が載っていた、というので。
記事を読めるページはこちら。
http://www.ft.com/cms/s/487d4490-30d9-11dc-9a81-0000779fd2ac.html

日本の都市部と、地方の経済の回復の差についての記事ですが、経済がどん底の地方の典型として高知が選ばれて、取材、記事にしたようですね。

Kochi and other provincial capitals feel ignored by a national government they say cares only about the rich conurbations around Tokyo, Nagoya and Osaka. But this month they will have a chance to stamp their feet.( David Philling Financial Times)

これは選挙前にかかれた記事なので、この「They have a chance to stamp their feet」というのは記者の「選挙で地方を無視し続けてきた政府に今こそ半旗を翻すとき!」といった意思が感じられた。

しかし、”Kochi’s famously keen drinkers”・・・って。
そりゃあ、そうだけれど。

やっと、旅行記の9日目
ホーエンシュヴァンガウ城をUPしました。
バックナンバーの2007年 6月からどうぞ。

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繊細な言語?

何か気に入らない状況を変えるため誰かに頼む言い方を学ぶときよく、「英語でもこんな微妙な使い分けをしているんだ」との感想がでる。

今日もCould we possibly・・・・?とか
We wondered if there were・・・・?とか
「ここまで丁寧に言うの?」という驚きの声が。

日本語でもそうだけれど、英語でも過去形や、仮定法で可能性を低くするとていねいになる。

日本語ほど繊細で尊敬や丁寧さを表す言葉はない、というような思い込みと、英語ははっきりという言葉という誤解があるようで。それと日本語は特別と考えたい意識もあると思う。
どこの言葉も特別だよ。

この言語が丁寧で、あの言語は丁寧でないないというはずもなく、人間と人間なので潤滑にものを進めていこうとすればなんとか丁寧に言ったり控えめにしたりその反対を試したりいろいろするのは自然でしょう。

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カンヌ・グランプリ

河瀬直美監督の映画がカンヌ映画祭でグランプリを受賞した。
受賞式ではたいていの人は、共に働いたスタッフや家族への感謝を述べるのだが、河瀬監督のスピーチは人生を支える映画を作ることができる喜びに満ちたもので、胸をうたれた。

”It’s wonderful to have been able to make films and to continue making them. I’m happy. It’s very difficult to make a film.I think it’s as difficult as living; it’s similar to life. 
In a life,you also encounter many difficulties,many things that make you suffer; there are many things that make you hesitate or stumble on your path.At those moments,I believe, you look for something deep whithin that can restore your confidence and strength. You try to find strength- and I don’t mean money,cars,or clothing-it’s not necessarily something visible. It can be the wind, the light, the memory of the Ancients which gives us their strength.And when you find foothold in the world, you can be all alone and go on.
Thank you for appreciating my film, for recognizing what I wanted to say with it. Thank you very much! This is a wonderful world.”

ほかのインタヴューでもinvisibleなものの大切さについて語っていて、カンヌでの受賞がそのメッセージを世界に伝える大きな手助けになることを喜んでいた。

この映画「もがりの森 The mourning forest」の公開は来月からだが、例によって高知での公開は予定されていない。(話題になると予定変更なるかも)
都市別封切り映画公開率についての記事を読んだが、東京が98%のところ、高知では28%だということ。はあ~だから見たいような映画はなかなか来てくれないんだね。

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ROOM FOR IMPROVEMENT

月曜日の午前中は、普通の会話には不自由しない個人の生徒さんのレッスンが続く。
先週一週、お休みで空いたので、レッスンの最初にお互いの近況にcatch upしようとお話するのがおもしろい。もちろん英語で、です。

1時間目の人は、世界で起こっていることや、いろんな形のアートに興味があり、休み中に訪れた展覧会で感じたことを話してくれた。

2時間目の人は、クラシック音楽裏話。

3時間目は、仕事で体験した事から広がって普遍的な問題へと話題が移った。

もちろん、それぞれにふさわしい教材を使ってレッスンしているのですが、今日のような日だと、「教えてます!」というよりは、「楽しませてもらったなあ」もしくは「教えてもらったなあ」という感慨を持ちます。

よく、「あんなに英語で話せていいなあ」とうらやむ人がいますが、間違えてはいけない。
この3人が、日本にいながらにして楽に会話を楽しむことができるようになったのは、長く続けていて、めったに休むことがないからです。
もちろん、まだまだうまくなる成長の余地はそれぞれあるので、こつこつやるしかないし、また、それをわかっている3人です。

ゆめゆめ、「簡単に英語が話せるようになる」というようなキャッチフレーズにだまされてはいけない!そんなことはありえない。
英国に長く住んでいても、うまく話すことができない人もいますよ。普段の生活では困らないから「これくらいでいい」と思っているのでしょう。

いつまでも
There is much room for improvement.

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十七条憲法

茂木さんにまたすばらしいものを教えていただいた。

いや、誰でも一度は歴史の授業で目にした事のある聖徳太子の『十七条憲法』なのだけど。
英語で読むと、http://en.wikisource.org/wiki/Seventeen-article_constitutionその思想のエッセンスが浮かび上がってきて、今でも世界的に通用する憲法だと強く感じた。

もちろん、冬の農閑期に仕事を与えること、とか、重要なことの決定には多数の話し合いを、でも些細なことはその限りではない、というような直接政治にかかわることもあるのだけれど、だれの心にも響く言葉も多い。

1条の、Harmony is to be valued, and an avoidance of wanton opposition to be honoured.
などはもちろんのこと、

10条は、
Let us cease from wrath and refrain from angry looks.
Nor let us be resentful when others differ from us.
For all men have hearts, and each heart has its own leanings.
Their right is our wrong, and our right is their wrong.
We are not unquestionably sages, nor are they unquestionably fools.
Both of us are simply ordinary men.
How can any one lay down a rule by which to distinguish right from wrong?
For we are all, one with another, wise and foolish, like a ring which has no end. Therefore, although others give way to anger, let us on the contrary dread our own faults, and though we alone may be in the right, let us follow the multitude and act like them.

英語はこういう実際的な文章を記すのに適した言語だと常々思ってはいたものの、
この、
How can any one lay down a rule by which to distinguish from wrong? For we are all, one with another, wise and foolish, like a ring which has no end.
は、あっさりと事実をそのままに突きつけて見事です。

こんなすばらしい憲法を604年に持っていたとは!
詳しく知らなかった私も反省。

世界の政治家の方々にも今一度、この憲法を読んでもらいたいな。

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WHAT A WONDERFUL WORLD

カレンダーどおりの休みなので今日も仕事。

Oxford University Press のNew Headwayのテキスト中のLouis Armstrong のWhat a wonderful worldの歌詞に感じ入る。

Make a list of things you think are wonderful in the world.と問いかけたが、思いつかないらしくてHomeworkに。

I see trees of green 
red roses too
I see them bloom for me and you 
and think to myself 
what a wonderful world.

Img_2162_6 I see skies of blue 
and clouds of white 
the bright sunny day 
and dark starry night 
and I think to myself 
what a wonderful world.

The colours of the rainbow 
so pretty in the sky 
are also on the faces of the people going by.

Img_0521_2 I see friends shaking hands 
saying,”How do you do?”
They’re really saying 
’I love you.” 

I hear babies cry 
I watch them grow.
They’ll learn much more than you’ll ever know 
and I think to myself 
what a wonderful world.

Yes,I think to myself what a wonderful world.

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英語でしゃべらナイト

「英語でしゃべらナイト」にLittle Britain のマット・ルーカスとデヴィッド・ウォリアムズが出演、ということで見た。
松本アナと釈由美子さんが,衒うことなくなんにでも挑戦するところが好きで時々見ていた番組ですが、なぜか2人ともに卒業ということで残念。うまくなりすぎたせいかなあ?

新しい青井アナがLittle Britainの2人にインタヴュー。そして原宿を案内したのだが、これが番組でのはじめての英語でのインタヴューで、とても緊張していた青井さんに対しての2人の対応がとてもよかった。包み込むようで。この人たちは道の石ころにも慈しむ気持ちを持てる人たちなんだろうなあ、という感じ。

彼らの
Even in the worst circumstances,we need to laugh.When we laugh,we feel alive.
という言葉に真の知性を感じた。

最悪と思われる状況で笑う、ということ。
その状況にいるほかでもない自分を笑うことができる、それがユーモアだと思う。
他人を笑うのでなく、自分をね。

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ブラームス・ザール?

帰国中の友人Yさんからの電話で、翻訳を頼まれた。

なんでも1年後の日本でのツアーのことで、演奏者たちに関しての資料がドイツ語か英語でしかないらしく、私が英語の資料を訳す事に。

それはいいのだが、クラシック音楽愛好家でしかない私は大丈夫か?
Yさんはコンピューターを持たないので、Faxで送られてきた資料にざっと眼を通す。
大丈夫そう。
問題は、人物の名前や、団体名が日本ではどのようなカタカナで知られているか、ということ。

Ivo Pogorerich はイヴォ・ポゴレリッチでいいのよね?
念のため、Yさんに訊いてみると、
「全部そのままでいいんじゃない。」
とのこと。
Vienna Symphony,Vienna Philharmonicも。

でも、一応「ウィーン交響楽団」「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」にしましたが。
日本ではその名で通っているのよね。
Musikverein(楽友協会)もBrahms-Saalも
「ムジークフェラインとブラームスザールでいいよ」というYさん。

ムジークフェラインはなんとかいけると思うが、ブラームスザールって。
Niederosterreichische(oの上にポツポツ2つついてます)も
「ニーダーエーステライヒシェにしといて」と。
それは無理ですから、Yさん。
これはニーダーエステライヒ州だよね。

彼女はウィーンに渡って長いし、音楽の世界ではドイツ語が通じるので世界でドイツ語が通じそうな感覚に陥ってしまうらしく、以前も「ロンドンでドイツ語で話しかけたら通じなかった」と驚いていたっけ。

はあ~。でもこういうボケは私もしているかもしれないのでなんともいえないが。

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剪定

どうしても旅行前に、バラの剪定をしておかなくてはならないので、意を決して5時半から庭に出た。
日が長くなってきたおかげで、なんとか1時間ほどで薄闇の中剪定を済ます。
でも、庭を見ていたら、あちこち植え替えしたくなり困った。

Img_1663

火曜日に剪定したバラのつぼみを蹲の水につけて忘れたままになっていたら、咲いていました。
イングリッシュローズと蹲。なんと申しましょうか・・・・

明日のお花に使うユーカリも樹の中の枝をすかすように剪定する。
Img_1664

これらの枝は1メートルくらいの長さ。

一般的には春の初めに剪定する事が多いようですが、
私はこういう剪定を2,3ヶ月に1度行う。
そうする事で丸い葉が保たれる。
放っておくと葉の形が長くなるし、お花に使いたいので一石二鳥。

そういえば、「一石二鳥」というのは江戸時代に英語のkill two birds with one stoneが訳されて広まったもの、と「世界ふしぎ発見!」で見ました。蛇足ですが。

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言動の一致

London_jan_2005_12 バレエの先生が、2週間の研修からかえっておいでて今日のレッスンはなんだか気合が違った。(代わりの先生すいません)

先生自身も、東京で歌舞伎やらいろんな芸術をライヴで味わって、生き生きとなさっているのが感じられるし、
学んできたことを、私たちに還元しようとしてくださっているのを感じる。スピード感もあるしね。

何が良いって、私たちのレヴェルにはちょっと難しいものを少しずつ組み込んでくれるのが楽しい。できることばかりしていてもつまらないものね。
「えーっ」「無理」「早すぎ」などといいながらもTRY。

発表会の練習も、先生自身が振付けてくださったものなので、細かいところの指導や、全体で見たときに美しくないところの変更などもあり、第一部はかなり理解が深まったように思う。

レッスンの終わりに先生が、「詰めた第一部を、実際踊らなくても家で音楽を聴きながらイメージ・トレーニングしてくるように」とおっしゃって、
「なんだ、私がいつも生徒に言っている事と同じだ」と思う。

英会話のレッスンはたいていは一週間に1回なので、レヴェルにもよるが、その間まったく触れないと忘れるのは当然。
なので、本を開いたりしなくても英語のTVや映画を見たり、音楽を聴いたり、信号待つ間でも英語で何か考えたり、そんなちょっとのことで違ってくる。
生徒さんたちにも、いつもそういうことを勧めている。

しかし、自分が生徒であるバレエになると、それが実行されていない!
言動一致は難しいですね。

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バーンズ・ナイト

友人からのメールで思い出したが、1月25日はBurns Night。
これは、18世紀のスコットランドの詩人Robert Burnsの誕生日を記念して各地でそれぞれ詩を読む夕べだったり、夕食会だったりがひらかれる、というもの。

ロバート・バーンズの詩なんて、Auld Lang Syne (蛍の光)、 My Luve is Like a Red Red Rose、あとは、「故郷の空」のもとになった詩Comin Thro’ The Rye位しか知らない私ですが、バーンズ・ナイトはお祝いしました。

ある年は車で20分くらいのところにあるパブでのバーンズ・ナイトに行きました。
・・・・と書いて気づいたが皆普通に車でパブに行くね。
ともあれ、住んでいたところものどかなところだったのですが、さらに牧草地の中の狭い道を行くとmiddle of nowhere ってところに忽然と古い(イギリスで古いといったら2,30年前とかじゃなく、何世紀も前の建物)パブが現れた。


周りはなにもなくほんとに静かな場所。
でも中に入ると人、人、人。キルトを着ている男性も。(注:スカートと言わないように。キルトです。)
この外のひんやりと静かな感じと、中の熱気のギャップに戸惑いつつ、ワイン派の私もこの日だけはスコットランドのウィスキーを注文。

詩の朗読があり、来ている人たちとよもやま話をしたり、Scottish Danceを踊ったり。楽しい夕べです。
締めくくりはやはり、Auld Lang Syneで皆でぐちゃぐちゃな円になり歌う。
う~ん、書いていて行きたくなりましたね。

冬といっても、クリスマスの飾りがあるうちはまだ楽しい気分でいられるのですが、その後、1月2月は曇り、雨が比較的多い季節なのもあり、誰にとっても気分が落ち込みがちなときなので、こういう催しがありがたいんです。

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もののあわれ

帰国したばかりのころ、10年ぶりくらいにあった人に
「なんか、語るようになったね~」と言われたときのことははっきりとおぼえている。”語る”という言葉自体が私にとっては新しい意味の日本語だった。
そのときは、「イギリスだと何に対しても自分の意見を持っていなくてはいけなかったので」と弁明したけど、その人の「あきれた」といった口調が結構ショックで。

言葉で通じることに限りはあるけれど、母国語以外の国で暮らすと言葉に自覚的にならざるを得ないということはあると思う。

何気なく言う「懐かしい」という言葉も、イギリスで説明するときは一言ではなくそこに含まれた思いなど言葉の周辺や自分を語らなくてははじまらない。

昨日のQualia Journal(茂木健一郎)のタイトルは「もののあわれ」

http://qualiajournal.blogspot.com/2007/01/mono-no-aware.html

Rainbow_002_1

読んで「やられた」と思いましたね。
私も「もののあわれ」について英国人に説明する機会は何度もあったのですが、せいぜい桜の花や愛などをもちだしてそのはかなさをわかってもらうくらいの説明だったことが悔やまれた。
真に知性のある方が言葉に真剣に向かうとこうなるのですね。

”Mono no aware” is an impotant concept in undestanding Japanese literature and way of seeing the world in general. It is an awareness of the vulnerabilities of life, the everchanging faces of things, the non-permanence of human existence.

I myself would like to live fully immersed in ”mono no aware”.I would like to expose myself to the vulnerabilities of life, both within and without, and constantly find a new self. It is the only way to grow supritually.

これらの言葉を、いつも懸命で人の心に沿って働いて、だからこそ疲れている私の何人かの生徒さんたちに捧げます。(人の言葉を捧げていいのか?)
「こんな疲れたり傷つくばかりの感受性はいらない」なんて言わないで。
「こっちに行くと傷つくかも」とわかっていても、あえてそっちに思いっきり行くという強さを持ち続けていてほしい。

なにもかも移ろいそのままであり続けることはない。
だからこそ一瞬一瞬を心をこめて生き、
新しい自分に出会い続けることが大事なんじゃないかな。

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深紅のドレス

午後、3時間ほど集中して深紅のドレスをほとんど仕上げました。
多分後は裾にレースを縫いつけて終わりかな?

Red_dress 先日「007」を見た時、
ヴェスパーが深紅のドレスを着てヴェニスの街に消えていくシーンがほんとうにきれいで、「こういう赤っていいなあ」と思い、以前に買ってしまっていた布を引っ張り出して縫ってみました。
いや、別に彼女を気取っているわけではないよ、無理だし。
ただ、ボンドが彼女を助けようとしている時の水の碧とドレスの赤が目に焼きついていて。

日本で「似合う」と言われるのはピンクかクリーム色なのですが、イギリスでは深い赤の服を着るといつも大絶賛。
黒髪に赤というのがいいのかもしれないけれど、気候によって好まれる色は違ってくると言う事はないのだろうか。

日本の商社がアラブ世界で缶詰の販売を始めたとき、ある会社のものだけ売れなくて現地の人に理由を聞くと
「缶詰の朝日のマークが気に入らない」と。
アラブ世界では太陽は美しいとか、ありがたい、とかいうものの正反対の存在であり、月こそが美しくありがたい存在、というのは大半が砂漠地帯のその暮らしを考えれば納得がいく。

最近は温暖化のせいか暑い日が続く事もあるが、それでも夏でさえもセーターが欲しいような天気になったり、曇りの日が続いたりすると、太陽を欲する気持ちが強くなり、それでイギリスで赤を着ると喜ばれるとか・・
そんなことはないのでしょうか?そうでないとあの過剰反応がよくわからない。

違いと言えば、日本では持ち物をほめられることもよくある。
「すてきな服着てる」とか、「そのバッグかわいい」とか。
イギリスでは、”It suits you.”とか、私自身も含めてのほめかた。
”You look gorgeous.”も普通によくきかれる。
ゴージャス、といっても豪華さとは何の関係もないです。すごくきれいとかかわいい、といった意味。男性が言う言葉というわけでもなくて、女性が女性に、または男性に言う時もよくあります。
どちらがいい、とか言う事ではなくて単なる違い。
まあ、慣れのせいか少し「物を褒めてくれてもな~」と感じるのも事実ですが。

イギリスでは、まだ13,4歳の子供でもドレスアップした女性はほめるものだ、というのが染み付いているのでしょう、クリスマス時季にこういう色のドレスを着た私に、
”You look sophisticated.”
”Very Christmasy.”
”You look lovely in it.”

「恐るべし!イギリスのTeenager!」

ポーターも、タクシーの運転手からも、賞賛の言葉やまなざしをうけると、
「こういうのが麻薬のようになってしまう日本の女性は多いのだろうなあ」と思う。

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英国式カラオケ

憧れの方からあたたかいメールをいただき、今朝は地上30センチのところに浮かんでいるような気分でバレエに行った。

が、すぐに地上に引き戻された。
休みの間皆ひそかに練習してきたんですね。
あまりに踊れていない、というか覚えてさえいない自分が恥ずかしく、夏休みの後、一人だけ宿題を忘れてきた生徒のような気分。

3時間半の練習の後、先生とお昼に。
これは楽しかった。
とても感受性が高く、飾らないでご自分の思うところを述べる言葉を持つ方なので、こちらも素の自分にならざるをえない。

先生の大先生は、バレエの指導を長いこと続けてこられて、世界的なバレエ団で活躍する生徒を育てた時に「自分の夢は叶った」とおっしゃったそうですが、
私の先生はその時ふと自分はどうだろう、と顧みて「自分の指導者としての夢は違う」「もっと裾野を広げるというか、バレエの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい。そういうのが自分の夢ではないか」と思ったそうです。

つらい事もたくさんあったようですが、続けてこれたのはやはり「バレエが好き!」その思いが大変強いからでしょう。やはり、人は好きなことをやるべきです、好き勝手な事ではないよ。
Stanford University でのJobsのスピーチ
”You’ve got to find what you love”

You’ve got to find what you love.
And that is as true for your work as it is for your lovers.
 Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truely satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do.
 If you haven’t found it yet,keep looking.Don’t settle. As with all matters of the heart, you’ll know when you find it. And,like any great relationship,it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don’t settle.
全文は 
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

日本語訳は
http://www.is.oit.ac.jp/%7Eosato/server/%7Eosato/links/SteveJobs20050612.html

動画は
http://www.youtube.com/watch?v=D1R-jKKp3NA(約15分)

まあ、そんなに打ち込める事を見つけるのも一つの才能ですが。
しかし、何が好きなんだろうとか考えるばかりじゃなく、とりあえずなにかはじめてみるのも一つの手だと思います。

夕方から仕事始め。
新年最初の英会話のレッスンは、「英語でKARAOKE」
英語の曲のみ歌うのを許される。

もちろん、スミスの曲なんかは歌える人は私くらいなので、生徒さんたちが知っていそうな曲をどんどんいれて、皆で歌う。
そう、私たちのカラオケはイギリス式なので、皆で歌うの。

バレエの先生との会話で私も心が感じやすくなっていたからか、歌詞をこういう風にダイレクトに読むと、シンプルだが力強い言葉に涙が出そうになることが何度もあった。
John LennonのHappy Christmas(War is over)とか、自分でも意外なところで、CarpentersのSing。

Sing, sing a song
Sing out loud
Sing out strong
Sing of good things not bad
Sing of happy not sad

悪い事ではなく良い事、哀しい事ではなく楽しい事を歌おう、ってことだよね。
こんな歌詞とは知らなかった。

これはある種、「白魔術」?

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BOXING DAY

クリスマスの次の日、イギリスはBoxing Day(ボクシング・デイ)といって、休日。
こういうと、「クリスマスの次の日、ボクシングするんですか?」と言う人が多いのですが。

起源には諸説あり、中世の頃、教会の裏手に設置されていた貧しい人たちのための募金箱をこの日にあけたからとか、
クリスマスにも働かされた召使いにこの日はお休みをあげ、帰省する召使いにChristmas Boxをわたしたから、とか。
現在は、この日、家に配達に来る人になにかプレゼントしたり。

2年前のこの日、スマトラ沖の地震で津波がおこりたくさんの人が亡くなった。

その津波に関する報道は、日本では5日ほどでおさまり、そのころ観劇のためロンドンを訪れた。
イギリスでは、クリスマス休暇先で被害にあった方も多かったせいもあるのだが、TVでは多くの時間を現地からの報道に割いていた。朝のニュースではそれしかやってない、というくらい。

1月2日。
ピカデリーサーカス近くのお店にいたとき「Boxing Day Tsunamiから1週間目の今日、12時丁度から3 minute silence(3分間の沈黙)をします」とアナウンスがあった。

12時ちょうど、私がレジの前にいた時、すべての人の動きが止まり、広い店内が静まりかえった。

目を閉じなくても、3分というのは長く、いろんな思いがこみ上げてきた。
と、そのとき、大きな日本語の声が。
3、4人のグループが大声で話しながら歩き回っているではないか!
教えてあげたかったけど、なんせSilenceなので。

それにしても、もちろん、英語のアナウンスは理解できないにしても周りがみんな蝋人形のように固まっているのに何故気づかないのか?
今考えても不思議だ。
こんな風に、グループ内だけのコミュニケーションに徹していて、透明のカプセルにはいったまま旅行している人たちを時々見かけると、本当に残念に思う。

周りを見ようよ!
旅行先で出会う人たちは張りぼての人形じゃないんだから!

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美しい英語

茂木健一郎が12月10日に書いたSomething Wateryの文章から喚起された映像が頭からはなれない。
http://qualiajournal.blogspot.com/
会議で訪れたコルカタから帰国して、都心に車で入ってきた時に湧き上がってきた感情を表した文章がすばらしい。

コルカタを経験したあとに見る東京の美しさーもちろんそれはコルカタが汚かったとかいうことではなくて。

とにかく読んでください。

茂木さんは、当然英語によく親しむ機会があり、なおかつイギリスのコメディー番組もよくごらんになっている、とのことだが、それにしても彼のこの文章は、一篇の詩かよくできた短編小説のようだ。

これは多分彼が多くの素晴らしい英語の文章に触れてきたからではないか。
なんといっても、The Lord of the Rings三部作を高校生の時に読破なさったとのことなので。
最近は話す事ばかり取りざたされて、読むことは軽視される傾向があるが、ある程度のレヴェルになると読書量がものを言う。

日本語を考えてもすぐわかるが、本に親しんでいる人と、そうでない人では語彙がまず違う。英語でも結局同じ。英語を母国語とする人でもボキャブラリーはそれぞれなので。

生徒さんでも、受験英語は真面目にやって、会話でも堅苦しさはあるものの意思の疎通はできるintermediateの方が英語の本に親しむと、ある時からふっと会話がスムーズになる。

英訳とか考えずにとにかく自分が楽しめる本をどしどし読むのがいいと思う。

それにしても、「美しい」という言葉が最近手垢がついて魅力的な言葉に感じないのは残念。

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Oscar Wilde

Wilde 今日はオスカー・ワイルドがパリで1900年に亡くなった日。

私は彼のウィットに富んだ会話が大好き。
今は英語で困る事もないけれど、彼の英語をお手本にさらに精進したい。
英語というより、頭の回転が問題になってくるような気もするが・・・それは、まあ、気にしない、気にしない。
彼の文章は今読んでもくすくす笑いがでてきます。

There is no such things as a moral or an immmoral book.
Books are well written,or badly written. 
That is all.

Experience is the name everyone gives to their mistakes.

I like men who have a future,and women who have a past.

先日のルイサダ氏の関東地方のリサイタルに行った方の彼のピアノへの辛らつな批判にはこう応えましょうか。
I don’t play accurately-anyone can play accurately-but I play with wonderful expression.
As far as the piano is concerned,sentiment is my forte.I keep science for life.

さらにオスカー・ワイルドの素敵な言葉を楽しみたい方は以下のページでどうぞ。

http://www.geocities.jp/oscar_wilde_fansite/quote.htm

声に出して英語のほうを読んでみて。
戯曲、ということもあるが、とにかくリズムが良い。

彼の手紙の英語もリズミカルで、きっとオスカーは歌も上手だったはず。

It was a great pleasure to me to meet you again:
the dearest memories of my Oxford days are my walks and talks with you,
and from you I learned nothing but what was good. 
How else could it be?
ジョン・ラスキンへの手紙(1888年6月)

シニカルな事を言っているそばからあふれてくる心の優しさ、愛情が手紙ではすけてみえて、本当にチャーミング!

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アハ体験

基本的に大人ー大学生以上の方しか生徒としてとらないことにしているので、年配の方も英会話においでます。
学校で英語の授業がなかったとか言う世代の方も。

そういう場合でも授業は英語で進め、絵カードや言い換え、ジェスチャーなどでたいていは理解してくれるのですが、難しいのはカタカナで日本語として定着している言葉や地名。

どうしても母音がしっかり聞こえることを予期しているため、それがないと違うような気がするようで。

でも、ある瞬間「あっ!」
と、繋がるんですよね。

生徒さんたちのそんな「A-HA体験」を見るのが楽しいです。

ある生徒さんは、「ここでアハ体験をたくさんしているので、先週受けた”脳年齢テスト”の結果が良かった」とおっしゃっていました。
いやそれって、私の授業じゃなくて、その方の人生に対する姿勢からだと・・・

いろんな経験をなさった年配の方たちの発言は興味深く、思ってもみなかった発想の発言があったりで。
私がいろいろ学んでいます。

Anastasia_001 太陽がとても低くなって、午後部屋の奥まで光がさしこみ、ゆらゆら。ちょっと海の中にいるようでした。



Anastasia この花は菊のアナスタシア。
秋色なのが、今の私の気分にぴったりで落ち着きます。

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Remembrance Sunday

英国では、11月に胸元に赤いポピーの造花をつけている人がよくいます。
これは戦争の犠牲になったすべての人たちを想って身に着けるものです。(募金にもなりますが)

11月11日がRemembrance Dayといって、第一次世界大戦が終わった日で、その日に一番近い日曜日に各地で式典が行われます。

私がDevonのある村にホームステイにきてすぐ、この日がきました。

Landladyが、「今日は催しがあるので、High Street に行きましょう」と言うので、何も考えずについていき「Paradeに並びましょう」といわれ、ふと私の前を見ると勲章をつけた老人がほとんど。
これにいたって、戦争関係のパレードだと気づきました。

村なのでHigh Street は短いのですが、日本軍がしたことを思い申し訳ない気持ちでいっぱいで重い足で歩きました。

日本軍との戦いや捕虜になったりの経験をなさった方もおいでたのですが、暖かく迎えてくださりパレードの後も、私が嫌な思いをしないよう配慮したお話をしてくださいました。本当にありがたく思いました。

何故ポピーなのか、には諸説あり、第一次大戦のとき、激戦地の後、野原いっぱいにポピーが咲いたから、とか、John McCraeの詩からとかいわれています。

  In Flanders Fields 

In Flanders fields the popies blow
Between the crosses,row on row,
That mark our place:and in the sky 
The larks,still bravely singing,fly
Scarce heard amid the guns below.

We are the Dead.Short days ago
We lived,felt dawn,saw sunset glow,
Loved,and were loved,and now we lie
In Flanders fields

Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch;be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
WE SHALL NOT SLEEP
THOUGH POPPIES GROW 
IN FLANDERS FIELDS.

John McCrae は、第一次戦時中、親しい友人が戦死し
ポピーが一面に咲いていた野原に、粗末な木の十字架をたてただけの墓に葬られ、その死を悼んでこの詩を書きました。
今の世界を見ると、彼らが安らかに眠るのは難しそう。

でもでも、退役軍人のおじいさんと私が親しく会話できたように、憎しみの連鎖をどこかで断ち切ることが出来るといいですね。

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KARAOKE

甥にさそわれて、KARAOKEに行ってきた。

実は、1年に1度、新年を祝って生徒さんたちと「英語KARAOKE大会」(英語の曲のみ歌っていい)を、するので、どんな曲があるか知りたくてついていった。

残念ながら、英語の曲少なかったですね、機械によるのかな。
以前、生徒さんたちといったところでは、Aztec Cameraなんかの曲とかあって驚きましたが。
仕方ないので、コステロの歌とか、ビートルズ、ブルー・ハーツとか歌った。あと、Memory。
いや~、ブルー・ハーツのときに、映像が彼らのライヴのものだったので、とても嬉しかったなあ。

「世界中に定められたどんな記念日なんかより
あなたが生きている今日はどんなに素晴らしい事だろう
世界中に建てられているどんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日はどんなに意味があるだろう」
文字で見るとますます歌詞のすごさが際立ちますね。

その反対の、がっかりは、The Phantom of the Opera (英語)がなく、オペラ座の怪人(劇団四季)の曲にしたら、その歌詞が! 
日本語の歌にするのは難しい、というか不可能なんだ、ということがよくわかる歌詞になっていた。しかし、Phantomのあのsensualな感じがまったくなくて、やけに健全な歌というのは、どうなんだろう・・・
私が、Christineなら、こんなやけに清く正しくみたいなファントムには惹かれないかも。

やけになり、姪と私で、2人で宝塚風にかけあいながら、ファントムがクリスティーンに歌を教えるところまでなりきって歌った。まあそれもよし。

私たちのKARAOKEは英国流なので、1人で陶酔して歌う事はなく、皆で合唱?なので、けっこう楽しかった。
踊るのははずかしがらないけれど、たいていの英国人にとって1人で歌うのは恥ずかしいことなんだよね。なので、PUBなどでKaraoke Nightがあっても、2,3人がマイクをもってステージにあがる場合が多い。さらに、パブ中の人たちが一緒に歌いだしたり。

日本に帰って初めてKARAOKEに行ったとき、皆がプロのように上手でびっくり。練習とかしてるんですかね~。なんだか、へたな酔っ払いが歌うイギリスのパブがなつかしくなった。

とはいうものの、もっと英語の歌があるところに、こんどこそは行ってみたいです。

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秋に寄せてもしくはメイド気分2

Picture_frame 明日お誕生日のあの方のために、彼の写真をいれてある写真たてを磨いた。

銀の手入れというのは思ったよりも簡単で、よく使うとそんなにくすみはしないので、ティー・ーポットやカトラリーはたいていは専用の布でさっと拭くだけでいいのだが、この写真たては細かい細工のものなのでとっても大変。
専用の液と布、さらにつまようじや歯ブラシなど使ってしまった。
これでもか!っていうくらいぶどうやら、鳥やらが彫られているものね~。

まあ、そのおかげで美しくなり、写真たての中のmy boyfriendもうれしそう(?)。
Picture_frame_001 写真を拡大すると見えるかもしれないが、この写真たての横の面には、Season of mists and mellow fruitfulness,Close bosom friend of the maturing sun; (大意:霧と甘く熟した果実の季節よ、ものみなを成熟させる太陽の親しき友よ)と記されている。

これは、John Keats のOde to Autumn という詩からの引用で、イギリスでは良く知られている詩。秋生まれの彼にふさわしい。

ある9月にCheltenhamで買い物をしていたら、店のウィンドウにワインボトルがたくさんの枯葉のなかに飾られていて、この詩の一節”Season of mists and mellow fruitfulness”とだけ書かれた紙があり、「なるほどな~。」と感心。
この一節を聞くだけで”実りの秋”のイメージがワーッと浮かんでくるもの。

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夕立(cats and dogs?)

午後になってにわかに曇り、激しい雨が。
高知の雨は、すごいです。
ちょうどレッスンで天気の事を話していたので、ついでに英語での表現をクラスで考えてみました。

pouring rain くらいかな~、と思っていたら結構皆知っているんです。
bucketing down とか cats and dogs.とか。(すべて、激しく雨が降っている状態のときに使う。)

あと、私がきいたことのある面白い表現はThe skies have opened.とか、It’s been raining a river.など。

高知では、イギリスでの”pouring rain”という雨にはくらべものにならないような土砂降りがよくあるのですが、あるとき私が”It’s been raining cats and dogs.”といったところ、一緒にいたイギリス人が、”Not cats and dogs, lions and tigers.”と言ったのがおもしろかった。
確かにそのとおりです。やかましく、痛い、雨。

でもそれと反対に、「すごく降ってるね~。」などというと、”A bit wet,isn’t it?”などとよくあるイギリス人のunderstatement(控えめに表現する事)で返される事も。

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翻訳本

里帰りした友人が遊びに来て、朝から晩まで笑って話をして、まだ興奮気味。高校生になった娘さんと、映画や本の話があったのも、嬉しかった。

すこしゆったりしようと、モンテーニュ(Donald M. Frameの英訳版)を開く。
エッセイなので毎日無造作に開いたページを読んでます。
英語で書かれた本は、英語で。それに加えて、ヨーロッパ語源の本もなるべく英訳されたものを読みます。
それというのも、英語から日本語というのは訳するとき距離が遠い、とおもうので。

昔は時間をかけて、調べつくして、たくさんの注釈入りの美しい日本語を使った翻訳本がほとんどだったような気がしますが、最近はなんだか時間があまり与えられてないのか、事情はわからないけど、雑な訳にあたるので、翻訳本を読むのをやめました。

一度、”Briget Jones’s Diary”の訳を友人に頼まれてチェックしたことがあります。
私は翻訳の訓練を受けた事もないし、日本語に優れているわけでもないのに、と思いながらすでに英語で読んでいた、その訳本を読み始めると、腑に落ちないところが次々に。

ほとんどが、イギリスの文化に精通してない事から来る間違いでしたが。
でも、翻訳本出版にあたって、イギリス人にみてもらったらしいことが記されていて、「何をチェックしてもらったんだ?」と疑問が。
Cream Teaがクリーム入りの紅茶だったり、Fairy Liquidというイギリスでは一般的な食器洗剤の名を知らないために無理やりの訳になってたり。

誰でも知らない事があるのは当たり前なので、ただ調べてくれたらいいのに。昔の翻訳家は、見たことも聞いたこともない物、その一言を訳すために大変な苦労をしていたのに。
ひどく急がされてその時間もないのかなあ?
せめて、イギリスの本はその文化に感心がある人に訳してもらいたい。

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Rainbow_002 夕方、激しい雨の後、東の空に虹が出ました。

My heart leaps up when I behold 
A rainbow in the sky:
So was it when my life began;
So is it now I am a man;
So be it when I shall grow old,
Or let me die!
     William Wordsworth

この詩を知ったときは「ちょっとおおげさ」と、思ったのですが。
イギリスの天気はほんとうに変わりやすく、虹もしょっちゅう見ることができるわけで(あるときなんかは、2重になっていた)、私が、「あ!虹!虹!」といってる脇で、「あ、そう」なんて反応の人も多く、でもなんとなくguiltyを感じるのか、いいわけっぽく、”We’ve got used to it.”(慣れちゃった)なんて言ったりして。
Wordsworthは本気だったんだろうと実感しました。

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お疲れ様

なんだか、なじめない言葉の一つに「お疲れ様」があります。
帰国後、間もないころ、バレエのクラスに行き、楽しく身体を動かしたあと、帰りに、皆が「お疲れ様」というので、「私、疲れてないよ。楽しかったのに」と不思議に思いました。

私の教室では、帰りはたいてい皆、See you!See you next week.などとくちぐちにいうのですが、あるとき、クラスの中の1人が早く帰らなければならなっかった時、誰かが「お疲れ」と言ったのを耳にして、なんだかショックでした。
「疲れるような授業だったの?」と。仕事のあとなら感覚としてわかるけど、自分がやりたいことをやったあとに、「お疲れ」はないだろう、と思って。

多分直訳しすぎてるんだとはわかってるけど、「お疲れ」の意味はSee you.なんだろうな、と思っても、多分自分ではつかわない言葉です。

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ザ・スミス

先週から長引いてる風邪がまたぶりかえしたので、今日は、約束をキャンセルして家でゆっくり。もう熱はそんなにあがらないので、退屈になってきてウン10年ぶりにスミスのCDをひっぱりだしてきいてみることに。

ビックリしたのは、ほとんどの曲の歌詞をおぼえていて歌えたこと!それと、ジョニーマーのギターのイントロを聴いただけでドキドキしたこと!
あのころは、モリシー1筋で買い物に行くと、つい変な柄のシャツに手が伸びたりしてました。オスカーワイルドファンのモリシーの言葉はいつもウィットに富んでいて、そこが最大のスミスの魅力だと思っていたけど、こうして聴くとやはりマーの音がきらきらして素晴らしい。モリシーは今でもオスカーワイルドが住んだ事のあるあの家にすんでいるのかなあ?

考えてみると歌詞をおぼえてたことが、イギリスでかなり役立ったかも。皆が普通に使う言葉ばかりだものね。

Shyness is nice,but shyness can stop you from doing all the things in  life that you'd like to.

う~ん、いま聴いても普通にいい曲ですね。

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