カテゴリー「MUSIC」の47件の記事

歌姫

友人のリサイタルの前にフランス語レッスンに行く。久しぶりなので頭がフランス語モードになるまで時間がかかります。

私が花を持っていたため友人のリサイタルについて説明することに。

クラスのムッシュウ2人は、リサイタルの会場を聞いて「ああ、あそこか」と。ワインの愛好家の集まりでその音楽家の方の個人宅を訪れたことがあるとか。広くて美しく椅子、ソファなど7,80人は集えるところなので、サロン的使われ方をしているのでしょう。

それと一人のマダムは友人の両親をよくご存知でした。ホント、高知って狭い。

  ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

バレエでのストレッチで息を吸うときに「体のすみずみまで空気を行き渡らせる」という表現をするのですが、彼女の声を聴いていて「彼女のすべての細胞を使いそこから生み出されている」とふと思った。

力強い、オペラの物語に生命力を与える歌。

今まで彼女の歌は大きなホールでしか聴いたことがなかった。今回内輪だけの小さな会場でやはり彼女にはもっと大きな空間が欲しいと思う。

椿姫からのアリアがほとんどでしたが、最後の2曲は日本のうた。

「しかられて」と「浜千鳥」。
これも素晴らしく、日本の情景をしっとりと歌い上げてじんときた。

私の母はほんとうに友人の歌を聴くのが大好きで、日本に帰ってきたときの彼女のリサイタルをいつも楽しみにしていた。今これを聴いていたらどんなにか喜ぶだろうと思う。3年前に他界したので叶わぬことですが。

中高の友人たちが集まりリサイタル後の彼女を囲む。

しばらく話していて、なんだか背が低くなった、と見たら、長いドレスの中でこっそり高いヒールの靴をいつのまにか脱いでいたんですよね。単にヒールに疲れたのかもしれないけれど、目線を低くしたかったのでは?と感じた。

いつもどんなときも誰に対してもかわらぬ丁寧さを持って接する彼女だから。

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のだめカンタービレ 22巻

内田光子の音楽の余韻にひたりながら帰ってきました。おっかけてルチェルン音楽祭にも行きたくなったほど心に響くパフォーマンスでした。

そんな私を待っていたのは予約注文していた『のだめカンタービレ22巻』。

今回、今まで帯にあった
「こんなに笑えるクラシック音楽があったのか」
の文字がなく、やっと・・・と嬉しく思った。もちろん、笑いの場面も好きだけどね。それだけじゃないだろうとの想いがぬぐえなかったので、いつこの帯が消えるかと待っていたので。

内田光子のコンサートの後だからってわけじゃないけれど、のだめがピアノを弾いているとき、いつも私の頭のなかには内田光子の音がなっているんです。これが私の知る限りでの一番好きなピアノの音楽だからでしょうけど。

今回のだめが弾くのはショパンのピアノ協奏曲 第一番 ホ短調。

シュトレーゼマンとの共演でのオーケストラに
「この音楽を 共に しっかり作りあげたい」と思わせるのだめのピアノ
のだめの音楽の強さが人をひきこんでいくところ

作者はクラシック音楽のライヴの素晴らしさを本当に上手く描ける人で、こういうのを読むとまたコンサートに行きたくなるな。

帰国後「クオリア日記」を読む。
なんと茂木さんは今ドイツなんです。
昨日はミュンヘンで私とすれちがい。
(いや、同時期に同じ都市にいるからってどういうこともないんですけど・・・ね。)

今夜はバイロイトで「トリスタンとイゾルデ」を楽しんでいることでしょう。
チケットは抽選なんですよね。

いつかは行きたいバイロイト♪

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ザルツブルクの夏

2007年~2008年初めにパリ滞在が大変楽しかったので、今年のクリスマスから来年のお正月にかけてもパリに行こうと計画していた。

パリはライティングが素晴らしいので冬暗くても街が美しく見えるし、クリスマスミサや大晦日のオペラ座の雰囲気がまた良い。

ところがパリ旅行を一番楽しみにしていた学校教諭のMさんから泣きそうな声で電話が・・・。教育界では「新型インフルエンザ」の対処が厳しく、とても冬に旅行することは許されないとのこと。彼女が昨年からずっと旅行のことを考えて厳しい毎日を耐えてきたのを知っているだけにかわいそうに思った。

でも夏の航空券は高いから私が一緒に夏に旅行するのは無理だとあきらめていたところに、タイミング良くルフトハンザ航空からメールが届いた。

8月出発でもヨーロッパ各地往復航空券が8万5000円!(正確には日にちの組み合わせで8万5千円の日もある、ということでしたが。)

この価格ならなんとか大丈夫。

行きたそうな人に連絡を取り、場所を決め、休みの調整をしてもらいー先生たちは夏休み中も毎日学校でお仕事があるんですよーで、がががっと予約してしまった。

今見たらもうその日にちでは17万になっているんですよね。今回は幸運でした。

結局ザルツブルク8日間にしました。
いつもの旧市街にあるホテルは、公式サイトでは部屋がなかったので直接メールで問い合わせたらいろいろ融通をつけてくれました。覚えていてくれたのが嬉しい。

一泊旅行でヘレンキームゼーとリンダーホーフを訪れる以外はザルツブルクでゆっくり。これで、3年連続でザルツブルクの夏休み。どうしてか落ち着く街なんです。

ザルツブルク音楽祭期間中なのでオペラが聴きたかったけど、ちょうど日にちが合わない。でもマティアス・ゲルネのリサイタルと内田光子の室内楽のコンサートのチケットは取れた。

ゲルネはオペラ座バスティーユで「タンホイザー」を見て以来もう一度聴きたかったバリトン。内田光子は中学生の頃から大好きなピアニストですが、なかなか機会に恵まれなくて。昨年のザルツブルク音楽祭でも内田光子さんの演奏会があったけれど、日程が会わなかったし。

・・・というところに内田光子さんに大英帝国勲章が近くエリザベス女王からおくられることがきまったとのニュースを読んだ。おめでとうございます。まあ、内田さんは称号がデイムであろうがそうでなかろうがこれまでがそうであったように、これからも真摯に音楽にむかってゆくのでしょう。

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ぼくの好きな先生

2日に亡くなった忌野清志郎さんの歌のモデルになった先生についての記事を読んだ。

「ぼくの好きな先生」はRCサクセションのなかで私の一番好きな曲。

学校は友人以外はあまり好きでなかったし、職員室も嫌いだった。でもこの詩のようなちっとも先生らしくない先生はいて、ほっとしたものです。今でも「わたしの好きな先生」を思い出すときこの曲をくちずさむ。

実際の先生をモデルにした詩だというのは聞いたことがあったけど、清志郎がこの曲のはいった初アルバムを携えて美術室を訪れ、先生に「先生のことを歌にしたんだ。迷惑でしたか」ときいたというエピソードは清志郎の人となりが伺えてチャーミングだと思った。

清志郎のお母さんが新聞に出した「18になる私の子供はギターのプロになるのだと申します。私どもには何が何だかわからなくなりました」との身の上相談に先生は「大学に行っても4年間遊ぶんだから、4年は好きなことをやらせてあげましょう」と説得したというのも驚き。

説得してくださってありがとう。おかげで彼の音楽を聴くことができました。

清志郎(どうしても呼び捨てでごめんなさい)、音楽をありがとう。
忘れないね。

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みんなロックで大人になった

BS1で何度か放映されたBBC制作のSeven Ages of Rockを再放送でやっと見た。

1、ロックの誕生
2、アート・ロック
3、パンク・ロック
4、へヴィー・メタル
5、スタジアム・ロック
6、オルタナティブ・ロック
7、インディー・ロック

と7回シリーズ。4は見なかった。

やはり自分が好きなパンクとインディーの回が面白かったのですが、「こういうつながりになっていたのか」と発見もあり興味深かった。

1では、アメリカのR&Bがこうしてイギリスでロックン・ロールでなくロックになったのねとか、それにしてもデビュー時のミック・ジャガーって本当にかわいかったのね、とかの発見もあり。今でも続けているローリング・ストーンズは尊敬しますね。キース・リチャーズなんかは誰よりもやはくドラッグで死んでしまいそうだったのに、元気でギターを弾いてるんだもの。わからないものです。

2ではデビッド・ボウイはピンク・フロイドのシド・バレットにインスピレーションを得たとか、ジギーになるまではいろいろ試行錯誤で大変だったとか。ロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーはそんななかで誰よりも派手だったのね、とか。(ロッキー・ホラーショウよりも派手でそれもすでにその2年前だった)

6では主にニルヴァーナとR.E.M.。R.E.M.の音楽は好きだけど、彼らの言葉に直接触れる機会が少なかったのでマイケルの口から当時どのような気持ちや状況で曲を作っていたか聞けたのが良かった。ツアーをやめて故郷に帰りつくったNightswimmingは本当に美しい。

当然のことだけど、音楽はその時の社会状況の反映なのよね。
だから「イギリスのワーキング・クラスの人を踏みつけにする社会の雰囲気に今も怒っている」というジョニー・ロットンのピストルズよりは、普遍性を持つ左よりの政治性を打ち出したクラッシュのほうが日本のまだ子供だった私にとってはピンときたのだろう。

パンクの回ではミック・ジョーンズもポール・シムノンも出ていてその当時とあまり変わらぬお姿にびっくり。ジョーが出なくて、「ああ、彼は亡くなったのだった」と思い出す。2人とも比較的ボキャブラリーが抱負で自分の思いをしっかりと言葉で説明できる人たちでした。やさしい雰囲気。

ピストルズとクラッシュの違いを問われて
They had a massive impact,but they didn’t offer same kind of ”hope” that we did.
とミックが言ったのに、「ああ、自分は子供ながら見る目があったなあ」と自画自賛。バカですね。

インディーの回ではインディーから発したオアシスがビッグになっていくのを中心にやったのですが、私にとってはなんといってもザ・スミス!

ジョニー・マーとマイク・ジョイスのインタヴューがあってモリシー(モリッシー)はなかったのは残念だけど。

何よりも1983年11月24日のBBCのトップ・オブ・ザ・ポップス初出演の映像がイイ。モリシーがグラジオラスを振り回すのももちろんだけど、ジョニーマーのギターを弾く姿が、その音が、かっこよすぎ!この人本当に嬉しそうに弾くんだよね。
You Tube でも見れます。http://jp.youtube.com/watch?v=SOLEdpaLoKw

オアシスのノエス・ギャラガーもこの時ザ・スミスを見て「ジョニー・マーみたいになりたい」と思ったくらい。こうして先人の音楽があって、その上にまたそのときの社会情勢がかかわりあって新しい音楽が生まれていくんだな。

それにしても・・・このタイトルの「みんな」って誰でしょう?
オアシスなんかは人気がありすぎてインディーといわれても??でライヴの規模だけ考えればスタジアム・ロックに入れてもいいくらいでたくさんの人に知られているでしょうが、私のまわりでは解散まではThe Smithsを知ってる人には「会えただけで嬉しい」って感じだったし(イギリスでも)、ビートルズの世代の人は「ビートルズのファンなんてクラスに一人か2人だった」と言ってたし、いつの時代でもロックは少数派だったのではないかなあ。

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新年の英語カラオケ

新年はじめ恒例となった英語カラオケ。

英会話の生徒さんたちと英語の曲のみ歌うのだけど、私たちのは英国式で一人が陶酔して歌うのでなくて皆で歌うんですよ。

そういえば、イギリスで「最も重要と思いつつももっとも不快に感じる発明品」の第一位にカラオケが選ばれていました。

イギリスでは個室でなくパブでカラオケということが多いので、それまで静かに会話を楽しんでいた場所にもたらされた騒音という感じでしょうね。

英語カラオケでは、毎年少しずつ生徒さんたちの歌える曲が増えてゆくのを感じて嬉しい。
それとなんとなくメロディーを知っている曲を歌うとき、歌詞に初めて出会うので思いがけない歌詞に衝撃を受けるときが多くて、それも良い。

生徒さんたちの年代がいろいろで上は70代なので、とにかく皆が知っていそうな曲をどしどしと送信する。その合間にエルヴィス・コステロのSheなんかも歌わせてもらいましたが。今回The Smiths の曲は見つけられなかった、残念。

私が中学生のときの音楽の教科書で知ったWhere have all the flowers gone(花はどこへいった)は繰り返しが多いし、昔の曲だし歌いやすいかなくらいの気持ちで選んだ。

Where have all the flowers gone?

Girls have picked them everyone

Where have all the young girls gone?

Gone for husband everyone

Where have all the husband gone?

Gone for soldiers everyone

という風に続いていってるのですね。
その間にWhen will they ever learn?
と入っていて、漠然とベトナム戦争のときの反戦歌だったのだろうと思いつつ歌っていると次の歌詞にショックを受ける。

Where have all the soldiers gone?

Gone to graveyards everyone

兵士たちはどこへ→皆墓場へ

えええ!

考えてみればその通りだけど予期していなかったgraveyardsという突然の単語にショックを受けて涙あふれる。

Where have all the graveyards gone?

Gone to flowers everyone

と最初にもどるのですね。

歌い継がれるのもわかります。
いつになったら人類は学ぶのか、When will they ever learn?いまでも通用する問いです。

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FATHER CHRISTMAS

Christmas Dayとその翌日のBoxing Dayはイギリスでは休日だけど、イヴはたいていは普通に仕事があるので日本と違ってクリスマス・デイがお祝いの日。まあ人々のわくわく感は一ヶ月ほどまえからずーっと続いているんですけどね。

クリスマスのシーズンにイギリスで良く耳にしていた I believe in Fater Christmasという曲があります。タイトルと歌詞が好きで口ずさんでいたところ最近知ったのですが、作ったのはグレッグ・レイク!だったの。あのEL&P(エマーソン、レイク、アンドパーマー)のグレッグなんですよ。(ってこれ良く知られていること?)イギリスでは結構なヒット曲だったようで毎年そのころいろんなところで聴いていました。

Father Christmas(サンタクロースのことをこう呼ぶことがイギリスでは良くある)を待っていたころのときめきや凛とした空気感などを思い出す歌です。

I wish you a hopeful Christmas
I wish you a brave New Year
All anguish,pain and sadness
Leave your heart and
Let your road be clear

They said there’ll be snow at Christmas
They said there’ll be peace on Earth
Hallelujah Noel,be it Heaven or Hell
The Christmas you get,you deserve
(I believe in Father Christmas)

You Tube で聴くことが出来ます。
グレッグ・レイク自身が出てくるのもありますがお勧めはこちら
http://jp.youtube.com/watch?v=u0QqEI4BGL0&feature=related
Father Christmasばかりで楽しくなること請け合い!こちらのほうが歌の意味が良く伝わってくるビデオです。

ELPヴァージョンもあってそちらは
http://jp.youtube.com/watch?v=SSUP_b88Sdg&NR=1

Christmas was a time of family warmth and love.There was a feeling of forgiveness,acceptance.And I do believe in Father Christmas.
Greg Lake

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眠っている星たち

クリスマス近いのでフランス語レッスンでも「清しこの夜」を歌った。

私が今日習ったフランス語の歌詞は、英語やドイツ語のとはイメージが違っていてあまりイエス・キリストが生まれた夜を感じさせないもの。

穏やかな夜 美しい夜
眠っている星たちが
美しい白い夢を輝かせ
子供たちの心の中で輝く・・・・

なんだかきれいなシーンが浮かんできませんか?
このきれいなイメージを絵にしてみたくなりましたよ。

タイトルのDouce nuit 穏やかなとも言えるし、甘い夜とも言える。これだけでもかなり違った雰囲気の歌になりそう。

それにしてもフランス語レッスンの帰りはいつもあくびが何度もでてしまう。こんな夕方にそんなことって他の曜日にはないのに。

きっと新しいことを学んでいるときに興奮していた脳がスロー・ダウンしてそうなってしまうのでしょうね。・・・・って、本当にそうなの?茂木先生!

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ザルツブルク音楽祭2009

Takaoka_010 分厚い冊子が届いたので何かと思えばザルツブルク音楽祭からだった。

ああ、まだ今年のザルツブルク旅行記さえ終わっていないのに、来年のプログラムが届いてしまった。軽いショック。

でもそんな送ってきていただいても毎年行くのは不可能だわ、残念だけど。

ぱらぱら見てみるとオペラは
モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」と「フィガロの結婚」、ヘンデル「テオドーラ」、ロッシーニ「モーゼとファラオ」、ベートーヴェン「フィデリオ」、ハイドン「アルミーダ」、あとノーノ「愛に満ちた偉大な太陽に向かって」というプログラム。

Takaoka_011Takaoka_013コンサートのプログラムでは聴きたいものが多くて、「リストの世界」としてリストばかりのプログラムもあるし、歌の伴奏だけど内田光子やバレンボイム伴奏でアンナ・ネトレプコとかマティウス・ゲルネも。最終日はサイモン・ラトル指揮のベルリンフィルでヘンデルの「四季」だし。

2月のカーニヴァルのヴェネティアは変更になって4月か5月にフランスの北西部とパリに行くことになったのでいくらなんでもまた8月にザルツブルクは・・・・・。

私はザルツブルクの街が好きで居心地が良くて本当にリラックスできる場所なので、こうしてプログラムを送られるとなんだか招待状が届いた感じで気持ちがふらっと揺れてしまう。困ったものです。

今日の空はバロック。
Takaoka_012

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WAR IS OVER

冬になると毎年レッスンでクリスマスにふさわしい歌を歌います。

今年はHAPPY CHRISTMAS(WAR IS OVER)。

改めて歌詞を見ながら歌ってみると歌詞のひとことひとことが心に刺さって涙がでる。泣く事はストレス物質が涙から出ていいらしいですが、しょっちゅう泣いてるな私。

ジョン・レノンのインタヴューでIMAGINやLOVEなどの歌詞はかなりの部分オノ・ヨーコのことばを使って書かれた物だといっていたのを読んだことがあるけれど、私が思うにこのHAPPY CHRISTMASもそうではないかと思う。

俳句のように大変に簡潔でシンプルだからこその力強い言葉。

So this is Christmas,and what have you done
Another year over,and a new one just begun

And so this is Christmas,I hope you have fun
The near and the dear one,the old and the young

A very Merry Chritmas,and a Happy New Year
Let’s hope it’s a good one without any fear

And so this is Christmas,and for black and for white
For yellow and red ones,let’s stop all the fight

War is over
If you want it 
War is over,now・・・

毎年年末にはなんとなく口ずさんでいるこの曲だけど、皮肉な思いでなくWar is over if you want itと歌えた年は1989年末だけだったかもしれない。
ベルリンの壁が崩壊し冷戦の終結宣言があったあの年の暮れ。

イギリスに住んではいたもののまだ英語の理解はおそまつだったのでニュースで映像をみてもそれが何を意味するのかはっきりとは解らなかったしわかってからも信じられなかった。

War is over、Stop all the fight したと思って心配事のない世界を信じた1989年のクリスマス。 まさか19年後にもまだこの曲を哀しみをこめて歌うこれほど混沌とした世界に生きているとは想像できなかったな。

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魚のための音楽

「ザルツブルクではどこでもモーツァルトの音楽が流れていましたか?」
と生徒さんに訊かれた事をスーパーマーケットで思い出した。

何故かというと買い物中に「カヴァレリア・ルスカティーナの間奏曲」が流れたから。
日本では確かにどこでもいつでも音楽は流れるのだなあ。

いつもはやかましい音楽が流れていることが多いので意識的に音楽には耳を傾けないようにしているのだけど、麗しい音には反応してしまったのか。

しかし・・
「今の時季はやはり鮭か。でも北海道からだから遠いなあ。高知の魚は・・・・鯛・・か。でも養殖だし。あ、鯵が安い。地産だし。これで南蛮あんかけにして・・・・」
とか考えているときにカヴァレリア・ルスカティーナ。

ちょっと思考が乱れてしまいました。
じゃあ、魚を選ぶときの音楽としてなにがいいのかと問われても困るが。オペラの曲では思いつかないな。「魚のための音楽」というタイトルはエリック・サティとかの曲でありそう。

さて最初の質問に帰ると、ザルツブルクでは街角で楽器を演奏している人はいても、カフェやレストランではモーツアルトでなくても音楽は流しません。モーツァルトの生家や住居でもオーディオ・ガイドを借りるとそこで流れたりはしますが、強制的に聴かされることはありません。

だからこそ、より自発的に音楽に向かい自ら選んだ音楽を楽しむことが出来るのではないかしら。

旅行10日目「モーツァルト・マティネ」の記事をUPしました。
こちらからどうぞ。

http://eikoku-club.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post-7a16.html

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スペース・オディティ

TVを見ていたら突然David Bowieの声が流れてきてびっくり。

ドラマの宣伝なのでCMの度に流れる久しぶりのデヴィッド・ボウイの声をうっとりと聴く。でもCMなので少しだけなのよね。

このごろこういうことが多いなあ。
クラッシュの曲が車のCMに使われていたこともあったし、パリコレクション(アレキサンダー・マックィーン)でスミスのThis Charming Manを聴いたときにもここでこの曲?と信じられない思い。私が当時聞いていたときは確実にマイノリティーだったし。

小学生のときFM番組でクラシックを聴こうとしていて、たまたま流れた渋谷陽一の番組でロックを知ったので私の趣味は多分私より10年くらい年長の人の趣味に近いものがあると思う。その方たちがドラマやCMなどの制作現場で決定権を持つ地位にあるということなのかなあ。

そのCMでは少ししか聴けないSpace Oddity。聴きたくて聴きたくてたらなくなり、ごそごそと自分のレコード(!)コレクションを見たものの、レコードプレイヤーがないし・・・・。

こんなときにはYou Tube。
http://jp.youtube.com/watch?v=D67kmFzSh_o

ボウイのほかの曲もたくさんあり見たことのない映像もたくさん。なんていいシステムなんだ。

しかし・・・ドラマのスタートは10月半ば。これから一ヶ月の間毎晩これを流すのかなあ。始まる前に見終わった気になりそう。

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歌うように

今朝フジコヘミングのインタヴュー番組を見た。

彼女がNHKのドキュメンタリーで取り上げられて、大変なブームを巻き起こしたころは私はまだ日本にいなかったので良く知らないが、その人気は多分彼女の人生のドラマティックさから来ているのだろうと漠然と想像していた。彼女の音楽をライブはおろか録音でも聴いたこともなかったし。

今日のテレビでの演奏だけでどうこうは言えないけれど、本人がメロディーを強調する演奏について
「私は歌うように弾いているの。」
「どうして他の人もそうやって弾かないのかしら、皆そうできるのに」
との発言にびっくり。

「マリア・カラスの歌を家で流しているの。彼女の歌のように弾きたい」と。

確信犯だったんデスね。

私が考えるところのピアノで歌うように弾くというのは、彼女のピアノとは少し違うけれど・・・。

ピアノを歌わせるか、歌としてメロディーを弾くか、なのかしらん。そしてこのメロディーのピアノは多分多くの日本人の好みに合っているのでしょう。それにくわえての人物としての魅力。不安と自信がないまぜで、時々少女の顔もみせる魅力的な人でした。

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2ヶ月遅れの

友人が来るのかどうかはっきりしないので、とりあえず家でごそごそしながら待つ。

庭仕事と思ったのですが、風がすごくて傘でも持ったらメアリー・ポピンズのように飛んでいけそうなほど。

で、変更してお正月に日本にいなかった私のために友人がDVDにしてくれた「紅白」を見ることに。
日本の音楽で積極的に聴いていたのはブルーハーツくらいなので、紅白は普段そんなに見ないけれど、昨年は茂木さんが審査員として出場なさっていたので。

ながらではあるけれど、こんなに集中してみたのははじめてかも。
お祭りとしてみたらおもしろかったな。特に演歌の時、後ろのダンサーたちの難度が高い踊りにはびっくり。関係あるのかないのかわからない振り付けとかも。なんではしごとか上って踊ってるの?

魔物か妖精かと見まごう美しいGacktが上杉謙信の衣装で出演するも、セットがすごい!周りの人もすべて甲冑だし。あまりの人数になんとはなしにThe Road Of The Ringsを思い出したが、あれはコンピューター・グラフィック、こっちは本物の人間がGacktの音楽と一緒に動く。こんなセットとか考えるのは楽しかったでしょうね。

歌詞が画面にでるせいもあるのか、想いがダイレクトに伝わってくる歌も多かったですね。
その中でも小椋佳。
それに画面の美空ひばりとデュエットなんて。

人はかわいい かわいいものですね
ああ 過去たちは
優しく睫毛に憩う
人生て 不思議なものですね

ああ 未来たちは
人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね
(愛燦燦)

シェイクスピアを思い出したっていうと変かな?

でも優れた文学には共通しておろかな人間をやさしく見つめる眼差しがあると思う。

って、茂木さんを見るはずがあんまり見ていない!
つるべさんに「落ち着きがない」と言われたのは見たけれど・・・

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SPRING,SUMMER,AUTUMN

Img_3867 日差しは暖かくなってきたものの、風が冷たい高知です。

「Valentine Green」という黄緑色のクリスマスローズを植えているのですが、まだ蕾のままです。

例年はおかしなくらい必ずヴァレンタインに咲くのですが。

Img_3864 季節によって思い出す曲というのがあって、冬のはじめにはAztec CameraのWalk Out to Winter
冷たい風に向かって歩いていきたくなります。

春を待つこのごろSpring,Summer,Autumnが自然に出てきます。

I will learn,I will grow
And for my pain,my strength shall show
For as surely as Spring will come
Bringing freshness to order’s dance
Until the ices melt away
Then we will live again

I will try,I will succeed
To train my sights upon the deep
And wait for Summer’s bloom to come
Bringing warmth to the frozen hearts
Until the skies are filled with love
Then we will live again

I will search,I will find
And grow again the parts that died
Like the changes that Autumn brings
We need the courage to go ahead
And not cling on to the past
Then we can live again

Paul Weller

You Tube にはこの曲のヴィデオがない様で残念。
なので、The Style CouncilのSpeak Like A Childhttp://www.youtube.com/watch?v=BDR6YWKu8T4をご覧ください。
なんと日本ツアーの時のだ!1984年かあ。

いろいろ変っても
I really like it when you speak like a child
と感じる気持ちには変わりないなあ。

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英語カラオケ

帰国次の日から普段の生活にもどり、
「今回はスムーズだなあ」と思っていたところ今朝大失敗。

毎年生徒さんたちと「英語カラオケ」なるものをやっていて、その場所まで行くため、今朝ある生徒さんが迎えに来てくださるくださるということになっていた。

ところが、目覚めたのは生徒さんの訪問によって!

もちろん、目覚ましはかけ、床に就くのもそれほどは遅くなかったんですよ、でも、でも、生徒さんが来るまでぐっすりと眠っていた。目覚ましは動いているし、とめられた様子だけど、まったく記憶がない!

待っていただいて大急ぎでしたくして約束の場所には10分遅れで着いたんですが・・・

こんな大人いるんでしょうか。

生徒さんから何度も
「先生らしくない」といわれましたが、
いやまったく私らしいです。

さて、私たちの英語カラオケ(英語の曲のみ歌う)は英国式なのでワン・フレーズは一人が歌ってもそのあとはマイクは関係なく皆で声を張り上げ歌うといったもの。

とはいっても、英語のレベルがさまざまなので一応皆が知ってそうなスタンダードな曲とレッスンでやったミュージカルやクリスマスの曲が主でした。

でもエルヴィス・コステロとケイト・ブッシュは歌わせてもらいました♪

ほんとうはパンクの曲もあったのでちょっとためしてみたかったけど、70歳の生徒さんもいらっしゃるから控えました。

昨日からのどの調子が悪いと思っていたら風邪をひいたみたい。
パリで良く歩いたので筋肉痛が・・と思っていたのは熱による関節痛だった。
今日のカラオケはのどには良くなかっただろうな。でも年に一回のカラオケ、楽しかった。

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ジョニー・マー

明日は何の日?

このごろYou Tubeをみたせいか頭の中でThe Smithsの音楽がなりひびいている。
最初にスミスの曲を聴いたのは、渋谷陽一の番組。

自分がその時着ていた服まで思い出せるのは本当にその音に衝撃を受けたからでしょう。それまでにも好きなバンドはたくさんあったけれど他のどのバンドとも違った音。そしてモリシーの声。

Rockin’ Onでインタヴューを読んでますます自分とつながっているように感じた。

そのころはいちいちウィットに富んだ発言をするモリシーばかりに目が行き、気がつかなかったけれど、スミスが解散してマーの音にどれだけ惹かれていたか思い知らされた。かといって今のマーのバンドを追いかけたりはしていないんだけど。
この夏に来日していたのも友人から聞いて後で知ったくらいだし。

スミスが存在したのは1982年から87年、そのうち私が知っているのはアルバムがでた1984年から。今でも聞くのはデビュー・アルバムとハットフル・オブ・ホロウ、あの青いジャケットがまたいい。ギター小僧マーが本当にギターを楽しんでいるのが伝わってくる音がすき。モリシーの一見救いようがないような、でも真に知性のあるユーモアを含む詩と突き抜けた明るい空のようなマーのギターとこれ以上はないくらいマッチして。

あれは奇跡だったのだと思う。
その時その場所でしかなしえなかった魔法。

明日はそのジョニー・マーの誕生日。
おめでとうございます!
え~っ?マーが44歳だなんて信じられない。あの万年少年のマーが。
といいつつ最近の写真をみるとこれはもう頑固職人が顔に出ている。
頑固ギター職人ですね。

そのマーがマンチェスターの大学でギターとレコーディングを教えるなんて、どんななんでしょう。
”Salford University is offering some fantastic opportunities to students in music.It is an honour to be appointed as a professor and I’m excited at the prospect of being able to make a contribution.”
なんか腰が低いヒトなんですかね。

「マーがプロフェッサーに」という記事はこちら。(英新聞のインディペンデント)http://news.independent.co.uk/education/education_news/article3075669.ece

さあ、スミスを見て見たくなった人はどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=1mfk9gKomZEYou Tubeのスミスのビデオです。マーのギター、本当に美しい。

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草原のKate Bush

たまたま久しぶりにYou Tubeを見てみた。
一年ぶりくらいかな。

そしたらこのごろすごいことになっているんですね。
昔のロックのビデオとかがいくらでもあるの。

まあ、スミスとかアズテック・カメラとかは「あって当然でしょ」という感じ。
で、「もしかしてこれは?」
と挑戦するように調べてみたら

ブルーベルズ、ペイル・ファウンテンズ、ロータス・イーターズ、モノクローム・セット、ニック・ヘイワード、ロイド・コール・・・・。
ジュリアン・コープもストロベリー・スイッチブレイドさえも!

でもこのあたりの頃のビデオは一度はどこかで目にしているのでただ気持ちよく歌いながらみていた。

一番楽しんだのはケイト・ブッシュ。
見たことのない画像だったし。
草原で奇妙な(ごめん)手の振りで踊るケイト・ブッシュは決して忘れられない映像。
渋谷陽一のラジオ番組から「嵐が丘」が初めてながれてきた時と同じくらいの衝撃だった。ケイト・ブッシュの映像はこちらhttp://www.youtube.com/watch?v=gfGc4wcil2g

初めてイギリスを訪れたときは、ケントに滞在したのでエドガーとケイト・ブッシュをさがしたんだよなあ。そのころケント州にいると聞いたので。

ブロンテの地を訪れたときは、Wuthering Heightsを荒野で歌ったけれど。(注:周りには誰もいなかったのよ!)今度はこの踊りをマスターし、草原で歌いたいという欲望が。

もしあなたがいつかイギリスの草原で奇妙な踊りをしている人を見かけても無視しといてください。

追記:ちょっとビデオをみながら一緒に踊りをコピーしてみた。
踊りの一つ一つが言葉とつながっているので(so coldのところとか)歌いながら踊るのは思ったよりも簡単。以前トライした嵐の歌よりもずっとね。
まあ、歌もリズムも、しっかり私に染み付いているせいもあるのだろうけど。

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漂流

何時までもついつい
ガキのような気分でいるが、
ボクが高校生でふらふら
していた時と同じ場所に
君たちはいて、
ボクはそこからずっと
漂流してきてしまった
のだなあ。

「同じだ」という気分と、
「隔たっている」という気分が
共存して、不思議な汽水域が
できる。

茂木さんがある高校を講演会のため訪れての感慨。

ほんとうに、高校生の時に怒っていた社会の中のいろいろなことに今でも怒りを覚えたり、同じことにわくわくしたり、変わっていないように思う時もある。でも、より自分と向きあいその情けなさが見えるのはやはり「漂流」してきたからなんだろうなあ。

Go easy・・・Step lightly・・・・Stay free.
(The Clash)

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あなたにも歌える?

丘の上や、草原に行くと、「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュースのように歌いたくなる。実際歌ったことも何度か。人はいないしね。

どうせ歌うなら声を伸びやかに出して歌いたいと思い、友人から指導を受けたこともあったが、最近は時間が合わなくて。

そんな私にいいものが届いた。
『オペラ・アリア集』
楽譜と歌詞、それに練習用の伴奏CD(カラオケのようなもの)つき。
最初に歌の指導、呼吸とか筋肉の話などもあり、一瞬「おおっ」と思う。

でもその曲目が。
「オンブラ・マイ・フ」「歌に生き、恋に生き」「ある晴れた日に」などなど。皆、本当にこれで練習したりするのかなあ。

まあ、私の目的はどうしても知りたかった「ルサルカ」の月に寄せる歌の歌詞。
チェコ語とドイツ語両方で書いてくれていて親切。なじみがあるドイツ語のほうで少し練習。さて、CDを、と鳴らしてみると・・・・・

今まで友人が弾くドラマティックなピアノで歌っていたのがどんなに贅沢だったのか思い知らされた。シンセサイザーのぺカペカしたメトロノームのように速度が一定の演奏では歌えない。聴く気にならない。

でもでも「月に寄せる歌」の歌詞は美しくこれだけでも収穫。

Silberner Mond du am Himmelszelt,
strahlst auf uns nieder voll Liebe,
still schwebst du ueber Wald und Feld,
blickst auf der Menschheit Getriebe,
繰り返し

O Mond,ach nicht so eile,
sag mir doch, wo mein Schatz weile!
繰り返し



Sage ihm,Wand’rer im Himmelsraum,
ich wuerde seiner gedenken:
moeg er,umsponnen vom Morgentraum,
seine Gedanken mir schenken,
繰り返し

O leucht ihm,wo er auch sei,leucht ihm hell,
sag ihm,o sag ihm, dass ich ihn liebe;
繰り返し

Sieht mein Schats mich im Traumgesicht,
wach’ er auf, meiner gedenkend.
O Mond, entfliehe nicht, fliehe nicht!
O Mond  entfliehe nicht!

夜空に高くかかるお月様
あなたの光は遠くへ届き
森を野をめぐり
人の営みをご覧になる

お月様、しばらくその歩みをとめて
教えて、私ののいとしい人はどこにいるのか

白銀のお月様、あの人に伝えてください
私が今もあの人を思っていることを
ほんのひと時でも夢のなかで私を思い出してくれますように

はるか遠くのあの人を照らし
告げてくださいあの人に 愛しているものがいることを

もしあの人が私の姿を夢に見るなら
その思いをいだき、目覚めてほしい。
ああ、お月様、消えないで消えないで!

「ルサルカ」のお話はほとんど人魚姫と同じなので、人魚姫が王子さまを思い今夜の月を見ながら歌っていると思うとより美しい絵が浮かぶ。

さて、私は人魚姫になれるのか(歌えるのか)?

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オペラな日々

新聞にウィーンでオペラをやっている友人のことが大きく載っていた。
タイトルが「オペラな日々 ウィーンに響くソプラノ」。

もともとはウィーンが好きで渡ったわけでなく、最初の頃は「ウィーンが合わない」ともらすこともあった彼女。でももう今はウィーンも日本もどちらも大好きに変わり、6月にウィーンで会ったときもオペラのオーディションのことを話していたっけ。

嬉しくなって彼女にメールを送った。

すぐに返事が来た。
のはいいのだけど、これが英語。

Dear Kaori,
Thank you for your lovely email.から始めるメール。

どういうことなのかというと、友人がコンピューターを使わないので、私がその友人のオーストリア人の友人のところとメールのやりとりをしていることからおこる。

それぞれの言語に問題が。
私・・・英語日本語ドイツ語はほんの少し。
友人・・・ドイツ語日本語英語はほんの少し。
の友人・・・ドイツ語英語日本語はダメ。

というわけで、

私がのオーストリア人の友人のところにメールを送る。
(日本語でも受け取れるらしい)
    ↓
友人が日本語でそれを読む。
    ↓
(ところがはコンピューターにさわれない。
はドイツ語は流暢なのだが、英語はダメ。)
    ↓
(オーストリア人の友人は英語が流暢。)
    ↓
まずがドイツ語で文章を書く
    ↓
がその文章を英語に訳して私に送る。

と、こんな手間がかかっているわけだ!

さすがにメールなので、手紙をやり取りするよりは断然早いのだが、いつもDの英語訳を読むのもなあ・・・

オペラな日々もいいけれど、コンピューターも覚えてくれると嬉しいなあ、Yさん!

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長岡克己さんのリサイタル

友人のカフェ、ラ・プラージュで催されたギターのリサイタルに行ってきました。

長岡さんは高知出身で、現在はイタリア中心に活躍されていますが、毎年夏に帰国なさる折に日本国内でのコンサートを行います。
去年のリサイタルを聴きファンになりました。

今年も一番前の席で指の動きをじっくりと拝見する。
まるで違う生物のように自在に動く指に目が釘付け。
音の多彩さ、深さを堪能する。

プログラムは古い映画音楽や、アルゼンチンタンゴの曲、日本のポップソングなどいろいろ。
彼が、自作の「雲」と言う曲を弾きだしたとき、私の目の前にトスカーナの丘と空が広がった。本当なの!どうしてトスカーナ(彼はジェノヴァ在住だけど)かといえば、音が乾いているからだと思う。これは、彼が日本の童謡を弾いたときにも感じたけど、哀愁はあっても、どこか乾いていて湿っぽくない。でももし「この曲は四国山脈の上にかかる雲を思って書いたんですよ」とか言われると困るな・・・・

昨年も演奏した「アイルランド行進曲」も最後のほうに弾いてくださった。これは、アイルランドだけど、私にとってはドーセット。映画「テス」の映像を思い出す。

リサイタルの後残り、ワインやらケーキやらをいただく。

ここでの客の反応が気に入ったらしく(ライブは双方向だからね)長岡さんが、来年も是非ここでリサイタルを開きたいとおっしゃるので、ここぞとばかり、リクエスト。
「来年は是非ヘンデルのアリアを弾いてくださいね」と。

そうすると、またギターを取り出してきて「じゃあ今弾きましょうか」と弾いてくださいました!信じられない!

スタッフと友人と私だけのために演奏されるアリア。
こんな贅沢していいのか?

夢のような時間でした。

来年リサイタルが決まったらいろいろリクエストしてみよう。
(↑すでに増長している。)

The Smiths のPlease please please let me get what I wantなんてどうでしょう。ボーカル部分もすぐにアレンジで対応してくれるだろうし。

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トーマの心臓 ⅠとⅡ

やっと本屋さんに行き注文していた『トーマの心臓 Ⅰ、Ⅱ』を受け取る。
望都さんファンの店員さんが私の顔を見るなり、覚えていてすぐに本を出してくれた。すごい、プロフェッショナル。

大変美しい装丁で、うすいビニールでくるまれて中を開くことが出来ないようになっている。
店員さんが「私も買おうかどうしようか迷っているんですよね。カラーとかきれいでしょうか。」というもので、「あけて一緒に見ましょうよ」とさそいビニールを破いてもらった。

最初のカラーに「わあっ」と声をあげたものの、カラーは本当に少ない。
内容は、二色刷りはそのまま、表紙も含まれていて、もちろん「訪問者」それになんと「11月のギムナジウム」と望都さんのそれに関する文章、別冊で「湖畔にて」となっている。

そういえば、望都さんがどこかで「トーマの心臓」ははじめての週刊誌連載だったので、毎週読者から帰ってくるアンケートで数字がとれず編集から「いつこのお話を終わらせるか」と毎週のように言われながら本当は2、3年続けるお話のはずだったのをなんとか短くまとめて終わらせたと書いていたのを思い出し、私が「そうか、人気がなかったからカラーを描かせてもらえなかったのね」と思わず言って、店員さんはびっくりしていた。

その店員さんは、なにか映画の原案だということでこの本を手に取り、衝撃を受けて彼女いわく「転がり落ちるように望都さんの世界におちていった」とのこと。

今日、友人と電話で話していても思ったのは、私たちが子供の頃読んでいたあるいは聴いていた音楽は世代をこえて今も熱い思いで受け止められていること。

この萩尾望都もそうだし、友人が先日行った「The Stranglers」のライヴでもかなり若い人たちが歌詞を覚えていて歌っていた、ということだし。

こういうのもタイミング。出会うときに出会わなければいけないような。
トーマとか、ポーとか私はロー・ティーンのときに出会ったけれど、これがずっと後だとまた感じ方はちがっただろうし。

The Smithsにもやはり、苦しい時期に出会い助けてもらったから今でもほとんどの曲を歌うことができるんだろうな。

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Kバレエカンパニーの「海賊」

Img_2851 ガラコンサートやコンクールなどで「海賊」からの踊りはよく見るが、さて全幕物となると私の中では登場人物はもちろんのこと、お話さえも曖昧だ。

だいたいよく目にするのがあの頭に羽をつけた海賊のアリとメドゥーラのグラン・パ・ド・ドゥ。なので、この2人は恋人だという思い込みがあったため、今夜の舞台で、一幕でメドゥーラが海賊の首領コンラッドと惹かれあっているのに気づき人間関係がわからなくなりそうだった。

それに、とっても悪い奴隷商人のランケデム(輪島拓也)が少しコミカルな味をだしつつも品が良く楽しそうな踊りを見せてくれるので、あまり悪い人に見えない。この人の踊り好きです。

アリを踊る予定だった熊川さんは怪我のため降板し、橋本直樹によるアリでした。この人もよかったけれど、彼だけでなくいろんな国のバレエ団で活躍してきた人たちがこうしてKカンパニーに入るからでしょう、団員の層の厚さを感じた。男性の見せ場が多いお話です。まあ、海賊だからね。

それと驚いたのは熊川哲也の踊り以外の才能。
この「海賊」は決定版がないようなもので、なんとごく一部を除いて指揮者用の総譜スコアもオーケストラ用の楽譜さえも出版されてなく、今までに改訂版、曲が加わるなどして曲だけでも5人の手による。
こんな話も音楽も一貫性がない作品をよくぞこうしてまとまった話につくりあげたなあ、と感心。熊川さん自身が曲の並べ方キーの変更にいたるまで指示を出していった、とのことなので。もちろん、演出、振り付けも(プティパのものを再振り付け)熊川さんだし。

彼が、ロイヤル・バレエを退団したときイギリスの新聞がこぞって記事にとりあげ、彼の姿が多くの新聞の一面を飾った。多くはロイヤルバレエの経営についての批判と共にだったけれど。

彼が日本でKーカンパニーを立ち上げた時にはニジンスキーを連想し大変心配したものだった。その後ビジネスの才能もあるのだとわかり安心はしていたが、これほどまでに多彩な才能を持つ人だとはそのときはおもいもしなかったな。

アンコールで何度も何度も幕が開きそれでも鳴り止まぬ拍手、そして熊川さんが舞台に現れついに総立ちに。私は、彼が美しく歩いているのをみてほっとした。

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ロイヤル・オペラ・ハウスの挑戦

なんだか、「クローズアップ現代」のようなタイトルだ。

今日イギリス、ロイヤル・オペラ・ハウスからメールが届いた。

なんでもこの夏、英国各地でロイヤル・オペラ・ハウスの舞台を映像化したものを屋外スクリーンで流すということ。屋外なので、もちろんだれでも無料で楽しむことができる。

映画「リトル・ダンサー」でも描かれていたが、イギリスでも誰でもオペラやバレエを観にいくというわけではなく、自分の生活からはまったくはなれたものとして捉えている人たちも多い。イギリスでは助成金やスポンサーも日本とは比べ物にならないくらい多いのだが、それに甘んじずにいつもいろんな企画をし、観客層の底上げを図るその姿勢は素晴らしいと思う。

よくやっているのは、子供向けにわかりやすくしたオペラを一流のスタッフでつくり、昼に上演して、小さいころからオペラに親しんでもらおうというもの。なるほど、コンサートやオペラに足を運ぶのが習慣になるよね、一度本物を味わうと。

今度の企画は生の舞台ではないのだが、より広く見てもらい、そのなかの何十人(は少なすぎ?)何百人かが実際に切符を買い観に行こうと思う、もしくは子供で、自分で働くようになったら見たいというような憧れを持つ、そういうきっかけにはなるのではないかな。

演目は「白鳥の湖」「トスカ」「ドン・ジョヴァンニ」
ロンドンではトラファルガー広場でも見ることができる。

http://www.royaloperahouseevents.co.uk/bpsummer/

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WHAT A WONDERFUL WORLD

カレンダーどおりの休みなので今日も仕事。

Oxford University Press のNew Headwayのテキスト中のLouis Armstrong のWhat a wonderful worldの歌詞に感じ入る。

Make a list of things you think are wonderful in the world.と問いかけたが、思いつかないらしくてHomeworkに。

I see trees of green 
red roses too
I see them bloom for me and you 
and think to myself 
what a wonderful world.

Img_2162_6 I see skies of blue 
and clouds of white 
the bright sunny day 
and dark starry night 
and I think to myself 
what a wonderful world.

The colours of the rainbow 
so pretty in the sky 
are also on the faces of the people going by.

Img_0521_2 I see friends shaking hands 
saying,”How do you do?”
They’re really saying 
’I love you.” 

I hear babies cry 
I watch them grow.
They’ll learn much more than you’ll ever know 
and I think to myself 
what a wonderful world.

Yes,I think to myself what a wonderful world.

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ブラームス・ザール?

帰国中の友人Yさんからの電話で、翻訳を頼まれた。

なんでも1年後の日本でのツアーのことで、演奏者たちに関しての資料がドイツ語か英語でしかないらしく、私が英語の資料を訳す事に。

それはいいのだが、クラシック音楽愛好家でしかない私は大丈夫か?
Yさんはコンピューターを持たないので、Faxで送られてきた資料にざっと眼を通す。
大丈夫そう。
問題は、人物の名前や、団体名が日本ではどのようなカタカナで知られているか、ということ。

Ivo Pogorerich はイヴォ・ポゴレリッチでいいのよね?
念のため、Yさんに訊いてみると、
「全部そのままでいいんじゃない。」
とのこと。
Vienna Symphony,Vienna Philharmonicも。

でも、一応「ウィーン交響楽団」「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」にしましたが。
日本ではその名で通っているのよね。
Musikverein(楽友協会)もBrahms-Saalも
「ムジークフェラインとブラームスザールでいいよ」というYさん。

ムジークフェラインはなんとかいけると思うが、ブラームスザールって。
Niederosterreichische(oの上にポツポツ2つついてます)も
「ニーダーエーステライヒシェにしといて」と。
それは無理ですから、Yさん。
これはニーダーエステライヒ州だよね。

彼女はウィーンに渡って長いし、音楽の世界ではドイツ語が通じるので世界でドイツ語が通じそうな感覚に陥ってしまうらしく、以前も「ロンドンでドイツ語で話しかけたら通じなかった」と驚いていたっけ。

はあ~。でもこういうボケは私もしているかもしれないのでなんともいえないが。

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モロゾフ監督 ②

世界フィギュアスケート大会で高橋大輔を見た。

手をつくなどの小さいミスはあったものの、最後まで怪人の仮面を脱ぐことなく演技した高橋は立派だった。それもジュベールなど続いての素晴らしい演技の後、まだ会場がその雰囲気に包まれている時に踊り始めるのは難しいだろう。

演技の後、感極まって泣き出した高橋を見て、この日本での大会はたくさんの応援をもらえるのはありがたいが、その分期待も大きくプレッシャーもすごかっただろうと思う。
結果が出て、インタヴューをうける時に名前と年齢が画面に出て、
高橋大輔(21)。
まだ21歳なんですね。自分の21歳の頃を思い愕然とする。

私は、スケートの技術うんぬんよりも、まず気になるのは使われている音楽。そしてその音楽と会う振り付けと演技。

音楽が持つ力というのは、時々それだけで会場を支配し観客を引き込んでくれるもので、だからこそ、ラフマニノフの曲がよく使われるのだろう。

ニコライ・モロゾフ監督は、いつもそれを熟知して曲を選び振り付けをしていると思う。
高橋がショート・プログラムに使ったチャイコフスキーも気分が高揚する音だったし、今日の「オペラ座の怪人」(ミュージカル中の曲のいろんなところをつなぎあわしたもの)も、その音楽だけでも感情が高まってしまうのに、それにさらに高橋の怪人をよく理解した演技も加わって、素晴らしかった。
どうやってこんな表現力をつけたのでしょう。
やはり、モロゾフ監督が振りを教える時に、一緒に演技しながらすべるというのがいい方法なのかも。

それにしても、私の怪人は大変大人のイメージなので、まず、21歳の男の子に振付けてみようとは思わないですが、高橋が怪人に合う、という事を見抜いて振付けた監督は素晴らしい演出家の才をお持ちなのでしょう。髪型のアドヴァイスも監督によるものということなので。

モロゾフ監督、明日は安藤美姫の振り付けを担当なさるのですよね。年末の大会ではけがをおしてすべる姿が痛々しかったので、万全の体調でいい演技をしてくれるといいな。

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マリー・アントワネット

今朝のバレエのレッスンでは、モーツアルトのオペラからの曲が流れたのでなんだか一日モーツァルト気分。
いつも楽しいお稽古場の雰囲気がさらに楽しく。
今もパパゲーノが頭の中をぐるぐる。
先生にコーダの部分の流れを細かく見ていただいたので、よりイメージしやすくなり良かった。

Img_1597



バレエと午後の授業の合間に「マリー・アントワネット」を見にいく。
時間があまり無いのであきらめていたのだが、バレエ仲間が車で送り迎えしてくれたので、ぎりぎり行くことができた。
郊外型の映画館のせいで、街中の映画館がのきなみ閉館したので本当に不便!

ヴェルサイユ、お洋服、部屋の花などの装飾、色彩を見る、位の気持ちで期待せずに行ったのだが、それに反してマリーに心情移入してしまった。
フランスとの国境で
”Leave all your Austria behind.”と迎えの伯爵夫人に言われ、御付きとは抱き合ってすんなりと別れたものの、その日まで一緒に寝ていた愛犬を取り上げられたときには、14歳だしかわいそうで私はすでに泣きそうだった。

マリーは愛されて育った”sweet”という言葉がぴったりのただの情の深い女の子。
王妃でさえなかったら良かったんだけどね。
ルイにしても良い人なんだけど、王と王妃が若いとはいえあまりにもナイーヴで情勢知らなさすぎ!

それにしてもプチ・トリアノンの模倣された田舎の草原でルソーをよむくだりは、皮肉でしたね。
いや~でも、外で苦しむ人民さえいなかったら、そこでのマリーの気が置けない友人たちとの暮らしは「やってみたい!」と思った。
草原で友人と本を読んだり、花冠を作ったり。

New Order,Bow Wow Wow,The Cureなど、腐敗しきった当時の貴族社会の生活とニュー・ウェイヴの音楽がぴったりあって、仮面舞踏会でのSiouxsie and the Bansheesなどなかなか。
ソフィー・コッポラにとってのイギリス、ニュー・ウェイヴは喧騒と退廃なのね、きっと。
内省的なときのクラシックと共によく映像を表現していた。

マリア・テレジアがマリアンヌ・フェイスフル!
あのけだるい歌い声のマリアンヌ、なんですよね?
彼女の母方の家系がハプスブルクというのも配役の理由のひとつかな。以前心身を病んでいたときとは違って、恰幅のよい健康そうなお姿で安心した。

フランスの猥雑な宮廷の中でのマリー・アントワネットの純粋で愛情深い資質が浮かび上がってきて、ため息をついた。

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ライヴの魅力

今日Ariaさんと話していて、「東京の音大に通っている元生徒が機会がたくさんあるのにコンサートなどを聴きに行かない」という話から、ライヴの力を知るものと知らないものがいるのでは、という話になった。

それは音楽に限らないで、あらゆる場面で言えるのでは?
CDを聴いているからコンサートは行かなくても、とか。
美術本持っているから展覧会に行かなくても、とか。
バレエの舞台はDVDで細部が見れて本物より良い、とか。
いや、実際そういうことを言う人は知らないが、行動はまさにそういう感じ。

旅行していても、TV番組で見たことのある風景や建物を確認するための旅行になってしまっていたり。

本や映像で(最近なら検索で?)ある国の知識をたくさん持っていて、でも訪れたことはないのに、実際の経験から話す人の言葉を否定したり、というのも同じことだと思う。
食べたことのない料理を「まずい」といったり、「○○人はこうだ」という決めつけとか。
どこかの誰かからの情報のみをうのみにして、どうしてそんなに確信を持って話せるのか不思議でなりません。

とりあえず、自分で動いて体感してみることが大事だと思う。
もちろん、自分が体験することはほんのすこしで、見えていない部分も多々あるということを踏まえたうえで、あくまでも自分のライヴ感で語ってほしい。

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英国式カラオケ

憧れの方からあたたかいメールをいただき、今朝は地上30センチのところに浮かんでいるような気分でバレエに行った。

が、すぐに地上に引き戻された。
休みの間皆ひそかに練習してきたんですね。
あまりに踊れていない、というか覚えてさえいない自分が恥ずかしく、夏休みの後、一人だけ宿題を忘れてきた生徒のような気分。

3時間半の練習の後、先生とお昼に。
これは楽しかった。
とても感受性が高く、飾らないでご自分の思うところを述べる言葉を持つ方なので、こちらも素の自分にならざるをえない。

先生の大先生は、バレエの指導を長いこと続けてこられて、世界的なバレエ団で活躍する生徒を育てた時に「自分の夢は叶った」とおっしゃったそうですが、
私の先生はその時ふと自分はどうだろう、と顧みて「自分の指導者としての夢は違う」「もっと裾野を広げるというか、バレエの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい。そういうのが自分の夢ではないか」と思ったそうです。

つらい事もたくさんあったようですが、続けてこれたのはやはり「バレエが好き!」その思いが大変強いからでしょう。やはり、人は好きなことをやるべきです、好き勝手な事ではないよ。
Stanford University でのJobsのスピーチ
”You’ve got to find what you love”

You’ve got to find what you love.
And that is as true for your work as it is for your lovers.
 Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truely satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do.
 If you haven’t found it yet,keep looking.Don’t settle. As with all matters of the heart, you’ll know when you find it. And,like any great relationship,it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don’t settle.
全文は 
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

日本語訳は
http://www.is.oit.ac.jp/%7Eosato/server/%7Eosato/links/SteveJobs20050612.html

動画は
http://www.youtube.com/watch?v=D1R-jKKp3NA(約15分)

まあ、そんなに打ち込める事を見つけるのも一つの才能ですが。
しかし、何が好きなんだろうとか考えるばかりじゃなく、とりあえずなにかはじめてみるのも一つの手だと思います。

夕方から仕事始め。
新年最初の英会話のレッスンは、「英語でKARAOKE」
英語の曲のみ歌うのを許される。

もちろん、スミスの曲なんかは歌える人は私くらいなので、生徒さんたちが知っていそうな曲をどんどんいれて、皆で歌う。
そう、私たちのカラオケはイギリス式なので、皆で歌うの。

バレエの先生との会話で私も心が感じやすくなっていたからか、歌詞をこういう風にダイレクトに読むと、シンプルだが力強い言葉に涙が出そうになることが何度もあった。
John LennonのHappy Christmas(War is over)とか、自分でも意外なところで、CarpentersのSing。

Sing, sing a song
Sing out loud
Sing out strong
Sing of good things not bad
Sing of happy not sad

悪い事ではなく良い事、哀しい事ではなく楽しい事を歌おう、ってことだよね。
こんな歌詞とは知らなかった。

これはある種、「白魔術」?

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ニコライ・モロゾフ監督

こんな事してる場合ではないのに~と思いつつ、つい「全日本フィギュアスケート選手権」を見てしまった。

以前からそうではないかと思っていたが単に自分はモロゾフ監督の選曲と振り付けに魅かれているのだと気づく。
「どの選手がいい」というより、とにかくモロゾフ監督の振り付けに心が震える。

トリノでは、村主章枝、荒川静香、高橋大輔の振り付けをし、今回は安藤美姫と高橋大輔の監督をしていたようだ。一緒に映っていたので。

以前TVのドキュメンタリー番組で、モロゾフ監督の振り付け方を知った。
まず、振り付けの構成を考え、それからそれにあう曲のどの部分を使い、つなげるか考えていた。(もちろん、全曲使うわけではないので)
その番組によると、普通は曲の構成を先に決めるようです。

そんなやりかたでも彼の振り付け、構成はこれ以上ないと言う位、音楽が表現されている。
また、選曲もいい。胸が締め付けられるようなロマンティシズムに満ちた曲をよく選んでいる。
これはモロゾフ監督がロシア人だから、と勝手に思っていたが、ベラルーシ出身だったんですね。

今回高橋大輔選手のフリーは「オペラ座の怪人」!
もうそれだけでワクワクしているのに、モロゾフ監督の振り付けは本当にドラマティックで、4分の演技が終わった時にはミュージカルを観終えたようでした。
もちろん、高橋大輔も、曲を深く理解し、演技も怪人の哀しさがよく表現されたものでした。

太田由希奈をモロゾフ監督の振り付けで観たいなあ。

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CHRISTMAS DAY

世間ではクリスマス・イヴでもうクリスマスは終わり、飾りもすっかり取り払われたりしています。

しかし!今日がクリスマスですよ?
イヴは前日というだけなので。
大晦日はNew Year’s Eveだし。

イギリスでは今朝ツリーの下に置いてあったプレゼントの包み紙を破き、珍しく教会に行きクリスマス・キャロルを歌い、お昼にChristmas Dinnerでみんな酔っ払い、そのあと3時に女王陛下のクリスマスメッセージをTVで見て。次の日は二日酔いで・・・という日なわけですよ。

まあ、それはともかく。
クリスマスの前にDo They Know It’s Christmas?というチャリティーレコードが大変評判になったことがあります。
BBCが伝えたエチオピア飢饉のリポートを見ていてもたってもいられなくなったボブ・ゲルドフが多くのロック・ミュージシャンと共に作った曲。

中学の頃から、映画はハリウッド嫌い、音楽はクラシックもしくはイギリスのロック。特にパンク以降、とかたくなにメジャー路線を避けていたので、この曲が出された時も、そのチャリティーの意図はともかく、歌詞の♪Do they know it’s Christmas?~のところが納得がいかなかった。いかにも西欧文化至上主義な感じがして。

だって、だってですよ、確かエチオピアはキリスト教の一派コプト教はいるけれど、イスラム教も多いんでないの? 
他宗教の人たちに「今がクリスマスだってこと知ってるのかなあ」ーって、他宗教だとクリスマスお祝いしないっつーの!いや、日本はしてるか。(生意気盛りだったので・・・・すいません)

イギリスで暮らしてみて、こんなにバカにしていた歌詞が大変理解できるようになった。
他の時ではなく、このクリスマスの時期につらい思いをしている人を見聞きするのは、他の時季の数倍こちらもつらい。

先日見たニュースでも、「クリスマスとは?」と聞かれた人が、
Giving とか、Goodwillとか答えていた。

そういう時なので、世界中の皆が幸せでいてほしいという、ある意味ナイーヴともとれる思いを強く感じるのです。

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ブログ

ブログをはじめてもう7ヶ月。

もともとは、5月に観劇のため東京に行き、久々に関東方面の友人たちに会ったときに強力にすすめられて近況報告のような形で書き始めた。

今思うのは、すすめてもらってよかった!ということ。
(コンピューターよちよち歩きの私ですが)
毎日心を動かされる事は多々あり、そういう感動は忘れないと思っていてもそうもいかず。
もちろん抜け落ちてしまう事もあるのですが、でもその時のおもいがすこしでもこうして残るのに意味があると思う。自分を客観視もできるしね。

今日の午後すこし時間があったので、聞きたいと思っていた茂木健一郎の音声ファイルを聞いて、あらためて自分がブログを書くことについて考えさせられた。

http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/12/post_83e9.html
12月17日『やわらか脳』刊行記念トークショウがここで聴くことが出来ます。(約1時間)

「どんな生活者のどんなこまかい日常の中にも普遍というものが底光りしてある、という覚悟をもって自分の日常を見つめる。」

ここで茂木さんの言いたかった事とはちょっとずれると思うけれど、David BowieのFive Yearsを思い出しながら聴いていました。

Pushing through the market square,so many mothers sighing
News had just come over,we had five years left to cry in
News guy wept and told us,the earth was really dying
Cried so much his face was wet, then I knew he was not lying.

I heard telephones,opera house,favourite melodies
I saw boys,toys,electric irons and TV’s
My brain hurt like a warehouse,it had no room to spare
I had to cram so many things to store everything in there
And all the fat-skinny people,and all the tall-short people
And all the nobody people,and all the somebody people
I never thought I’d need so many people.

地球があと5年しかもたないというニュースをきいて、目に映るなにげない光景や人たちが急に愛しく思えてきた、というような歌詞。

そんな愛をもって毎日黒魔術を白魔術に変えながら生きていこう。
Devon_1

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第5の欲

木曜日はバレエの日。
今日も先生は、とばすとばす。

先週からバーレッスンの時に流す音楽をかえてくださって、オペラのアリアの曲中心で、嬉しい。
私が大好きな歌、「月に寄せる歌」(ドボルザークの歌劇「ルサルカ」より)を先生も気に入っておいでて、タンジュの練習の時に流れる。今日は一曲まるまるの振り付けだったので、難しかったが、好きな曲だとやはり違いますね~。体が動きやすいように感じる。
歌いながらやってたからかな?

午後の仕事も終わり、帰りもう暗いなか、そこここの家のクリスマスの飾りの明かりが見えた。こんなに冷たい雨の降る日だけど、そこだけ暖かい。

以前鴻上尚史が人間の第4の欲として、「教育欲」(人に自分が持っている知識を教えたい欲望)について話していたが、今夜私は、第5の欲として、「人を喜ばせたい欲」があるのではないかと、このクリスマスの明かりを見て思った。

自分のためにライトをつけるというよりも、これは道行く人たちに喜んでもらいたい気持ちで飾っているように思う。喜びの言葉を聞き、次の年はさらに新しいライトを加える。
時にはここまでするか~!というようなものもあるが、まあ、基となっているのは純粋な気持ちなので、その明かりをみると暖かに感じるのかも。

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佐渡裕

京都生まれの指揮者、佐渡裕の『感じて動く』を読んだ。

いろんな場所でのコンサートについて語っているが、すごかったのは彼が忘れる事が出来ないコンサート、という2003年暮れの「第九」の演奏会。
指揮している自分が完全に「幽体離脱」して舞台の真上から見ている感じだったという。何もかも抱き込んで、お客さんをも含めて自身の存在がすごくゼロ近くなって、会場の上から眺めているというような初めての感覚。

どうしてあんな境地に至ったのかと考えて、彼が思うのは、彼とオケと観客の間にある種の「熟成」の期間があったということ。
その冬にはそれまでに何度も振ったことがあるこの曲を特に再度研究して音を築きあげた、というコンサート。
でもそれだけではなくて、3日間振ってその3日目だけに起こした奇跡。

演奏家は舞台に立ち、聴衆の拍手を浴びた瞬間に、どれだけの期待感が集まっているかをかんじることができる。それが演奏に影響を及ぼす。
まさにライヴだからこその奇跡なんですよね。
演奏会を悪く言う前に、観客一人一人もその日の演奏に責任があるということを自覚するのもいいかもね。

彼の母親がまたいい。
「こういうことしたら、あんた、人は気持ちよくかんじへんやろ」という言葉。これが佐渡さんの音楽における「幸福の基準」。
人を喜ばす、人の気持ちを大切にする、人をワクワクさせることへの思いが強い人。

佐渡さんの実践からいえることは、オケ全員が持っている音を追求する事こそが全員のやる気を生む。自分に従えという「力」ではなく、本質に対する「共感」こそが集団の動機ずけとなる。

感じる、身近な感動に心振るわす。
そういうなかで、人は動く。動かされる。

『のだめカンタービレ』の大河内君の言う「指揮者はまず人間性」というのは、彼にかぎっては真実のようですね。
千秋様もこれからね。

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モーツァルトのインタヴュー

モーツァルトさんのインタヴューがこちらで読むことが出来ます。
http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2006/11/post_171e.html

今の時代に生きていたらこんな風かもと思わせてくれて楽しいですよ。

アマデウス・ブログで彼の日記も読むことが出来ます。
お気に入りに追加しました。

私もどちらかというと妄想系なので、こういうのは文句なしに楽しめます。
このブログはNHKで放送されている「毎日モーツァルト」を製作するチームによる承認の下に企画されている、ということなので。
きちんとした事実を踏まえた上での遊び、ですね。

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千秋様の呪文料理

お昼休みに時間に余裕があったので、ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ Millerighe alla panna con i broccoliをつくってみた。
Penne_1 ミレリーギという表面にぎざぎざのついたマカロニの短いようなパスタが家になかったのでペンネで代用。(レシピは以前、作者の二ノ宮さんがホームページに紹介していたものを使用)

ペンネとブロッコリを茹でている横でペシャメールソースをつくったので、(時間がなかったので、同じ鍋でペンネとブロッコリ時間差で茹でた)20分もかからず出来上がり。美味でした。
さすが、千秋様!(←いや、これ千秋のオリジナルじゃないし)

きのこの季節なので、きのこのオーブン焼きFunghi misti ammollicati(いろんなきのこの上に、パン粉、パルメザン、ハーブ、オリーヴオイルをかけて焼くだけ)と、生徒さんが作って、くださった天然酵母のパンも一緒にいただきました。
とてもワインが欲しくなったけど、さすがにそれはまずいでしょ、自主規制。

今週月曜ののだめのドラマ、録画していたのをようやく見ました。
やはりいいですね。
ここぞと思うシーン、言葉はきちんとすくいとってくれています。ニナ・ルッツ音楽祭をとばしても、きちんと繋がるようにしたし。
配役もなかなか。
黒木君が福士誠冶。そうか!そうきたか~。

といいつつも、今回どうしても納得できない事がひとつ。
酔っ払っている彩子さんにのだめが抱きつくシーン。
彩子さんが、千秋とのだめがつきあっている?のがどうしても納得いかなかった彩子さんが、のだめの手を見て
「大きな手・・・あの男はこーゆーのに弱いのよね・・」と言うのが
”大きな手”が省かれて、TVではただ
「あの男はこーゆーのに弱いのよね・・」になっていて、それでは千秋の性格が変わってしまう。
単に抱きつくのだめがかわいいから、といったような意味に。

私が思うに大きな手=ピアノが楽に弾きやすい手、ということでどこまでも音楽家の千秋をよく理解している彩子さんの良い言葉だったと原作を読んだとき思ったのだが。

月曜日に行ったピアノリサイタルでは、私の後ろに2人の高校生がいて、のだめはTVのみで知っているようで、その中の一人が演奏に感銘を受けた様子で、
「のだめみたい」と言った時、あとの一人が「ぜんぜん違うよ。のだめじゃあ感動せんき。(しない、の意)」と。
原作では音楽に感動できるよ、といってあげたかったが。

TVの音楽には最初から期待しておらず、かなり低い予想値を持っていたのだが、それをも下回る音楽には、他が完璧ともいえる素晴らしい出来なだけに本当に残念です。

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ジャン・マルク・ルイサダ

今、リサイタルから帰ってきました。

今日のリサイタルはチャリティーということで、その趣旨に賛同したルイサダ氏の協力により、なんと破格の値段(2000円)、なのはいいけれど、全席自由席だったため、早目に行った。
開場一時間前に着いたのだが、それでももう50人はいたのには驚いた。

何とか、向かって左側、前から4列目の席に座れた。
でも、この席が取れて本当に良かった。
彼の手と表情がとてもよく見える席でした。
(音のことは本職のAriaさんに聞いてね)

ロマンティックなピアノで、華やかでしたね。
特にショパンのワルツでは、彼の身体も手もワルツを踊っていて、曲の終わりはパーティーの終わりのようで寂しかった。もっともっと踊り続けたい!

彼も表情で歌いながら弾いていてそれも楽しかった。

割合にピアノを習っている学生が来ていたようで、多分彼らが一度は弾いたことがあるだろう曲の出だしでは彼らがいっせいに姿勢を正したのがほほえましかった。

会場の聴衆に向かっての笑顔が印象的で、とてもソフトなイメージで、会場全員を魅了したように見受けられました。

これで確実に高知のファンを増やしたので、また来てくださいね。

リサイタルの後で、残って少しお話がしたいなあとも思ったが、時間がなかったので慌てて会場を後にしました。
それだけが、心残り。

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モーツァルト

Bigpic51 今年は、モーツァルト生誕250周年ということで、いろんな催しがありますが、毎年招待をうける、S生命のチャリティーコンサートも今年はモーツァルトでした。

今までのチャリティーコンサートでは、千住真理子の音楽がいまでも心に残っていますが、今日のはなかなか変わった試みでした。

第一部は田部京子のピアノで、良く知られているキラキラ星変奏曲など。そしてカルテットによるアイネ・クライネ・ナハトムジーク。また、ピアノが入って、ピアノ4重奏曲。
第二部はなんと、立川談慶による落語。モーツァルトに扮してのタップダンスなどもありサーヴィス旺盛な落語でした。
第三部は天羽明恵を迎えてのカルテットとの共演によるオペラからの歌。
天羽明恵のソプラノは演技も素晴らしく、オペラの世界に一瞬にして引き込まれました。
なので、この方だけのステージが見たかった。

今夜のステージはモーツァルト入門、という感じ。
楽しかったですけどね。

カルテット、なかなか気に入ったのですが、なぜかプログラムに名前がのっていない!
カルテットにはちょっと大きいホールだったので、是非私のお抱え音楽家になってもらって、私の家で毎日演奏してもらいたい・・・・とかいう妄想が。

ザルツブルグのホーエンザルツブルグ(写真右上、丘の上の建物です)でほとんど毎晩コンサートが開かれています。
音楽的に素晴らしい、というようなコンサートではないけれど、その部屋(Prince’s Chamber)とそこからの景色が素晴らしく、何度か足をはこびました。

真っ青な天井に3000個の金色の鋲のようなもの(詩的表現が出来なくてごめんなさい)が、夜空に輝く無数の星のようで、極上の気分が味わえます。

やはりカルテットはそんな部屋で聴きたい。

ところで、「好きなクラシックの作曲家は?」の問いかけに
「モーツァルト」と答えるのはなんだかなあ、と思います。
イギリスで友人がそう言った時、”It doesn't mean anything.”と思わず返してしまいました。

もちろん私も好きですよ、愛のあるモーツァルト。

でも、その答えを聞いたところで、その人が好きな音楽の傾向とかはまったくわかりそうもないので、質問した意味がない、というか。
だから「彼以外に好きな作曲家は?」と問うのが正しいかもしれない。

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CLASSIC FM

よく”ながら”で聴くラジオ局がイギリスのクラシックFMです。

BBCのRadio3もなかなか良質な番組が多くて、ときどき聴くのですが、真剣勝負を挑まれているというか、襟をたださないといけないような気がする+ジャズなど他の音楽も放送するので、やはり一日中クラシック音楽を流してくれるクラシックFMのほうに手が伸びます。

お茶を飲んで新聞を読みつつ、授業の準備などもしながら、クラシックFMに耳をかたむける、というのがよくあるパターン。(いや、茂木さんも「ながらは脳に悪くない」とおっしゃっていたし・・・大丈夫よ)
宣伝が入るのはうっとうしいけど、1時間に1回ニュース(もちろんイギリスの)もあるし。
朝は、道路状況なんかをやっていて、ユーモアをまじえての解説も楽しいです。
英語に耳を慣らしたい人にもおすすめ。

ただし、時差が今は8時間あるので、朝聴くのはあまりおすすめしません。だってそのころはイギリスは真夜中で、気分がゆったりする音楽、もしくは眠りに誘うような音楽を流してくれるので、朝働く気分がどっと落ちるのがわかるので。(って、わたしだけかなあ?)

イギリスの朝にあたる、おやつ頃がすがすがしい気分になって私は好きですが。
今日は、ヘンデルのConcerto GrossoやラヴェルのMenuet Antiqueがかかって嬉しかったな。
チャイコフスキーのNutcrackerの序曲も流れて、「おいおい、まだクリスマスには早いでしょ」と思ったものの、今朝のイギリスは霜が降りたところがあり、空気がピリッとしていたようなので、冬の気配を感じた選曲になったのかもね。
そういう臨場感が味わえるのもこのラジオ局のいいところ。

流した曲の情報も i のマークを押せば得られるので、好きな演奏のCDを求める事も可能です、なんて便利。

さて、聴いてみたくなった人は、
http://www.classicfm.com/
こちらにアクセスして、トップページの左上 LISTEN NOWの文字をクリックすると聴くことが出来ます。(コンピューターによっては、聴けない事もある)

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KARAOKE

甥にさそわれて、KARAOKEに行ってきた。

実は、1年に1度、新年を祝って生徒さんたちと「英語KARAOKE大会」(英語の曲のみ歌っていい)を、するので、どんな曲があるか知りたくてついていった。

残念ながら、英語の曲少なかったですね、機械によるのかな。
以前、生徒さんたちといったところでは、Aztec Cameraなんかの曲とかあって驚きましたが。
仕方ないので、コステロの歌とか、ビートルズ、ブルー・ハーツとか歌った。あと、Memory。
いや~、ブルー・ハーツのときに、映像が彼らのライヴのものだったので、とても嬉しかったなあ。

「世界中に定められたどんな記念日なんかより
あなたが生きている今日はどんなに素晴らしい事だろう
世界中に建てられているどんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日はどんなに意味があるだろう」
文字で見るとますます歌詞のすごさが際立ちますね。

その反対の、がっかりは、The Phantom of the Opera (英語)がなく、オペラ座の怪人(劇団四季)の曲にしたら、その歌詞が! 
日本語の歌にするのは難しい、というか不可能なんだ、ということがよくわかる歌詞になっていた。しかし、Phantomのあのsensualな感じがまったくなくて、やけに健全な歌というのは、どうなんだろう・・・
私が、Christineなら、こんなやけに清く正しくみたいなファントムには惹かれないかも。

やけになり、姪と私で、2人で宝塚風にかけあいながら、ファントムがクリスティーンに歌を教えるところまでなりきって歌った。まあそれもよし。

私たちのKARAOKEは英国流なので、1人で陶酔して歌う事はなく、皆で合唱?なので、けっこう楽しかった。
踊るのははずかしがらないけれど、たいていの英国人にとって1人で歌うのは恥ずかしいことなんだよね。なので、PUBなどでKaraoke Nightがあっても、2,3人がマイクをもってステージにあがる場合が多い。さらに、パブ中の人たちが一緒に歌いだしたり。

日本に帰って初めてKARAOKEに行ったとき、皆がプロのように上手でびっくり。練習とかしてるんですかね~。なんだか、へたな酔っ払いが歌うイギリスのパブがなつかしくなった。

とはいうものの、もっと英語の歌があるところに、こんどこそは行ってみたいです。

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のだめカンタービレのTVドラマ

今、生徒さんから聞いた話によると、2006年10月16日『のだめカンタービレ』がフジテレビ月曜夜9時からの枠でドラマ化される、とのことです。
フジテレビ公式ホームページはこちらhttp://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index.html

昨年その噂があった時には、作者は「ドラマ化は絶対ありません」と言っていたけど。よっぽど、今度の企画が気に入ったのだろうか。

のだめに上野樹里、千秋は玉木宏。そして、ミルヒーは・・・なんと竹中直人!
ドラマにあわせてオーケストラも結成。
Swing Girls の上野さんをみたらいい女優さんだと思うので、どんな風にのだめを演じてくれるのか楽しみといえば楽しみか。

ただ、私の心配は・・・・・

音楽はどうなるんだ?

本を読んでいるときは、
自分の頭の中で、今までに聞いたことのある音のなかから、そこに相応しいと私の脳が選び出した音が鳴り響いているわけで。

千秋が強く惹かれるのだめのピアノの音は生半可なものでは納得できないと思う。
それに、ミルヒーと千秋のラフマニノフ。これを、ガチガチ正統派でやったら承知しませんよ!ロマンティックでないと。(脅してどうする)

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ギターのコンサート

友人のカフェでクラシックギターのコンサートがあって、今帰ってきました。

素晴らしいコンサートのあとはいつもだけど、余韻を楽しみたくて、お腹もすいてないのにそのまま帰りたくなくて、食事に寄ってたので遅くなってしまった。

1部は、七夕変奏曲や、さくらなど日本にちなんだものを演奏しました。音色の豊かさもさることながら、指の動きの美しさに目がくぎづけ。
なので、休憩のとき、美味なワインをいただきながら、1番前のかぶりつきの席に移動。

移動してよかった、と強く感じさせる第2部でした。
特に”アイルランド行進曲”。その情景が目の前にひろがりました。だんだん音が遠くになる様子も感動しました。確かなテクニークがあってこその表現ですよね。

アンコールは私の大好きなヘンデルのアリア!

ジェノヴァ在住の方なのですが、コンサートのあと少しお話したとき「ジェノヴァにおいでたら、ドライブで案内しますよ」とおっしゃってくださり、私は心の中で、「いいの?ほんとに行くよ」と返しました。

いや~、あぶない。
いい演奏会の後は、その音に恋してるわけだけど、演奏者本人に横滑りしてしまいそうになるのは、私だけでしょうか?

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ジャクリーヌ・デュ・プレ

Jackie_1 私にとって、苗を選ぶとき大切なのは、まず強健な事。次に見た目、そして名前。これは、若くして難病でなくなった天才チェロ奏者の名前のバラ。

この人は、’ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ’というタイトルの映画でよく知られていると思う。原題は、Hilary and Jackieで、こちらのタイトルが本質に触れている。姉妹愛、なんて言葉ではいいつくせない、痛々しい2人。
と、思って、映画のもとになった、Jackieのお姉さんと、弟さん、共著の本’A Genius in the Family'(邦題:風のジャクリーヌ・・・こちらも、邦題意味成さないです)を読んでみると、本当に、よくこれだけ正直に家族の事を書けたものだと思うと同時に、書かずにはいられなかったんだろうな、とも感じた。単に家族の中に天才が出た、というんでなく、お母さんの音楽への妄執からいろいろ生まれ出たのではないかという気がしました。悪いお母さんというのではないけど、あまりに影響力が強すぎて、ジャクリーヌもヒラリーもピアーズもその被害者のような。

この本が出版されたときに、イギリスではかなりの悪評ばかりで、ジャクリーヌは亡くなっているので弁明できないのに、とか、金儲けのため本をだした、とか。
今回読んでみて、私はとてもそんなふうには思えなかったけど。
ジャクリーヌは神格化されていたので、ショックだったのかもしれないですね。

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のだめカンタービレ

Chiaki やっと、15巻購入。今回は、みんながコスプレで演奏するのが(モーツァルトの時代の衣装)おもしろかったデス。
でも、このマンガのすごいなあと思うところは、’音が聴こえる’ということ。昔いろんな音楽マンガ?を読んだけど。エドナンのヴァイオリンは聴こえてこなかった。
二ノ宮さんの絵はあっさりしてるのに、どうしてこんな音の違いがはっきりわかるんだろう、不思議。今度の、のだめのモーツァルト!すごいです。ラヴェルも。

ところで、私の密かな楽しみの一つが、「架空メール」。
友人に本のなかの登場人物になりきってもらって、メールを送ってもらうこと。
友人のピアニストに千秋様になってもらい、音楽関係の質問をすると、やたら詳しく、かつ本物よりも、らしい千秋様口調でお返事してくれるの。(って、なにやってるんだろう)
例)私ーあの~先輩、水戸交響楽団ってごぞんじデスか?
  千秋ーもちろん知っている、オレ様を誰だと思っているんだ!
      それに、水戸室内管弦楽団だろう?
      まったく、おまえは・・・
  私ー小澤征爾が何枚かCDをそこと出しているんですが、
     結構いい選曲で気になっているんデス。
  千秋ー小澤はこのオケの音楽監督になっている。
      前にテレビでの放送で聴いた事があるが、
      そのときは金管がよかった。
      演奏の実力では、日本では高いレベルにあると思うぞ。
こんな感じでいつも。
架空千秋とわかっていても、メールを受け取ると、ときめいてしまいます。
Aさん、いつもつきあっていただきありがとうございます。

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ザ・スミス

先週から長引いてる風邪がまたぶりかえしたので、今日は、約束をキャンセルして家でゆっくり。もう熱はそんなにあがらないので、退屈になってきてウン10年ぶりにスミスのCDをひっぱりだしてきいてみることに。

ビックリしたのは、ほとんどの曲の歌詞をおぼえていて歌えたこと!それと、ジョニーマーのギターのイントロを聴いただけでドキドキしたこと!
あのころは、モリシー1筋で買い物に行くと、つい変な柄のシャツに手が伸びたりしてました。オスカーワイルドファンのモリシーの言葉はいつもウィットに富んでいて、そこが最大のスミスの魅力だと思っていたけど、こうして聴くとやはりマーの音がきらきらして素晴らしい。モリシーは今でもオスカーワイルドが住んだ事のあるあの家にすんでいるのかなあ?

考えてみると歌詞をおぼえてたことが、イギリスでかなり役立ったかも。皆が普通に使う言葉ばかりだものね。

Shyness is nice,but shyness can stop you from doing all the things in  life that you'd like to.

う~ん、いま聴いても普通にいい曲ですね。

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