カテゴリー「THEATRE」の45件の投稿

タクトを持つと

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生徒さんの指揮するオーケストラのコンサートに行って来ました。

お花の生徒さんで、2月のカーニヴァルの旅行でも一緒にヴェネツイアで仮装した方なので、じっくり雄姿を拝見しようとその時の仲間で前のほうに陣取る。

009音的にはあまりよくない場所だけれど。

皆、音楽が好きということもあるけど、今回はあの万事において控えめな彼女がどんなふうにオケをまとめているのか知りたいという事もあったと思う。

普段クールビューティーな彼女は、序盤やはりクールな指揮なのね、と思うも、どんどんと演奏する曲に深く入っていって、パッション見せてくれました。のりのりの彼女もかっこよかったです。
演奏者ひとりひとりプライドあるので、彼女のように気を使う腰の低い指揮者のほうがうまくまとまるということもあるのかもしれない。

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アンコールも含め2時間、たっぷり楽しみました。ありがとう。

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千住真理子のコンサート

何年ぶりかに千住さんの音にふれて心豊かな時間をすごしました。

チャリティーコンサートなので選曲はおそらく誰もが一度は耳にしたことがある曲がほとんど。
クラシックのコンサートは一年に一度、招待券で来るこのチャリティーコンサートだけ、というようなおじいちゃんも楽しめるようなプログラムです。

これってまったくもって正しい。
自分だけが弾いて嬉しい技術をみせびらかすだけの難曲ばかりなんてだめです。エンターティメントなんだし。とはいってもエンターテイメントだけというのも嫌ですけどね。(ワガママ)

すごいだめな人なのに音楽は高潔というのもあるでしょうけど、千住さんの音楽は彼女のひととなりそのもののように思える。生真面目なのに時々自由で大胆。とにかくパッショネイト。こころにまっすぐ入ってきて魂をつかまれてしまいます。

聴いていると曲の中に深く入り込んでしまいはっきりとした映像が浮かぶのもいつものこと。
ドビュッシーの月の光、カタロニア民謡の鳥のうた・・・
それにしても・・・今でも「故郷」を聴くのは正直つらいものがあります。
くっきりと脳裏にうかぶのは震災後の東北の映像なんです。震源地から遠くはなれた町に住む、揺れもまったく感じなかった私でさえもこんなにつらい。
あちらこちらから聞こえてくるすすりなきをこらえているような、声にならない声をきくにつれ、3.11で私たちはこんなに心傷ついているんだと改めて思った。

ヴァイオリンを弾く友人とコンサートに行ったのですが、彼女いわく「CDよりずっと良いね」ですって。

私はCDって信じてないので聴かないのです。生の音だと楽器のごきげんなどもあり、毎回違うでしょうけど、聴衆との関係で産み出されるライヴ感もあって一緒につくりあげている感じが好きです。

でも反対の意見でなくて良かった。
つまり、「CDのほうがずっと良かった」 って。

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イントレランスの祭

鴻上尚史さん作・演出の演劇を見に大阪に日帰りで行ってきました。

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イントレランス Intolerance とは不寛容という意味。
寛容と不寛容をめぐる愛と戦いの物語。

とかいうと、なんだか重~い演劇のように思うでしょうが、笑いがたくさんおこる舞台。そして笑わせられながら、自分の中のいろんな感情に向き合うように仕向けられているような。

舞台が終わった後、一緒に見た友人とそれぞれのシーンで感じてたことを話し、また帰ってから東京の舞台を見た友人とも語りつくし、といった感じでした。

観る前に、差別をどうやって描けるの?と思っていたけど、地球に亡命してきたエピクラル人たちと、その宇宙人を排斥しようとする団体ジャパレンジャーにしたのは上手い!
それとホタルが”すこしふっくらした”ホタルにかわるとこなんかも。

好きだったのは

ドキュメンタリーを製作しているディレクターが自分の生い立ちを「あまりにも重いので、ミュージカル仕立て」で歌で説明したとこ。

ジャパレンジャーの隊長さんの心の声。

ジャパレンジャーとの戦いのダンス。あまりに良かったので自分が踊っているような気持ちになったよ。

ホタルの恋人沢渡の路上パフォーマンスも。

沢渡さんが花束でぶっている時に「彼の悲鳴が聞こえた」というホタル。そんなホタルだったらあれが沢渡の愛から来ているのに気づいていると思うのだけど。あ、でも外見が”ふっくらしているほうの”ホタルだから帰ってはこられないのかな。それとも、また二人で仲良く暮らしてると演技だったと思われるから青鬼のように姿を消すしかなかったのかな。

鴻上さんの舞台で何が好きかって、登場人物みんなを愛しく思えて劇場を後にできること。 

ちょっと困った性格のツバルトキアンも、ジャパレンジャーたちも、ディレクターも・・・・。

「リンダ リンダ」を観た時にも思ったけど、悪い役の人もそれだけになってなくて。

きっと鴻上さんは愛のあふれる寛容の人なのでしょう。
もしそうではなくても、それを目指しているのでしょう。

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大貫妙子さん トーク&ライヴ

高知県立美術館ホールでの大貫妙子さんトーク&ライヴに行ってきました。

美術館でひらかれている展覧会「TABERU 日々のうつわ、 手に包まれる色の道具たち」を記念してお招きしたのだそうです。

トークでの大貫さんの言葉を少し紹介します。

まず高知の印象は「ジャングルのよう。東京の緑は(人間に飼いならされた)英国的な緑。高知は野生的な緑。エネルギーを感じる。人も。」 「食べ物がおいしい。ANAの広報誌で仁淀川のことを知り、昨夜仁淀川の鮎を食した。おいしかった。」

お酒は「昨夜はおちょこに2杯。お酒を飲むと楽しくなって大きな声でしゃべりすぎるのでコンサート前にはあまり飲まない」ですって。

大貫さんは秋田で4反半もの土地でお米を育てているそうなんですが、「前から食糧危機がくると私は言っている。ご飯が好きで朝はかならずご飯食。お米が基本だと思うので。」「雑草取りがとにかく大変。その土地のかたにお手伝いをお願いしていたが、その方も年齢で出来なくなったので2反お返しすることになった。それでも一緒にやっている4,5人で分けるには十分な収穫」

あと原発についてや3.11以後のご自身の感じ方の変化などもお話なさいました。あまりに私の感じ方と似ていて驚きと嬉しさと。

ライヴのほうはピアノ、ベース、パーカッション のシンプルな構成。

ライヴのときにもお話なさったのですが、「話す声が怖いっていわれるんですよね。歌う声と違いすぎるって・・・。でもテレビで皆高い声で話してて・・・。高い声ってうるさいですよね・・・」と。

確かに彼女の歌い声だけしか知らないと、ふわふわした妖精か、かよわいお嬢さまに見えるかもしれないけれど、話し方といい、内容といい、大地にしっかりと両足でたつハンサムウーマンというか、パンクというか、正直で活動的でとにかくカッコイイ女性なんですよね。

今回初めて聴いた大貫さんが歌う唱歌の「この道」
「日本語はきれい。学校の音楽ではこどもたちに人気のある曲を多く教えるようになってきているのだろうけど、こんな昔の唱歌も一緒に教えて欲しい」

確かに大貫さんの歌は好きでしたが、ライヴはまた格別。彼女の一声ひとこえによって、それぞれのシーンが映画のように鮮やかに目の前に浮かび上がり惹きこまれる。素晴らしい経験でした。

a life という曲の「ごはんを食べよう」という歌詞について問われると
「説教は好きじゃない。この曲は坂本(龍一)さんが送ってきた曲で、静かな曲を考えていたので歌詞ができなくて、レコーディング近くなっても書けてなくて、それで困って書いた」というようなことをおっしゃいました。

そして「これは自分に歌っている。」とのこと。

まっすぐですてきな詩です。私も自分への励ましソングにしたいな。

汗をながそう
ごはんを食べよう
ぐっすり眠ろう
つまさきまで

むじゃきに笑おう
たくさん泣こう
見たら助けよう
手をのばして

悲しいことばかり
伝えてくるNEWS
こころの力で
飛び越えよう

a life はhttp://www.youtube.com/watch?v=gCxQPxjNzug で聴けます。

先日のミュージカルからこっちずっと頭の中ではブルーハーツが流れてたのに、大貫さんのライヴの帰りからずっと彼女の歌でいっぱいになりました・・・・。

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舞台 リンダリンダ

ミュージカル リンダリンダを見に大阪に日帰り。

イギリスから帰った夏に留学体験記(とはいってもすでにプロだったのでただの留学生日記ではないです)『ロンドン・デイズ』に出会い、鴻上尚史さんの鋭い視点に感心して以来ずっと本だけのファンなんです。

劇作家さんなので演劇は見てみたかったのですが、小さい劇場でやるのでチケットとれそうにないと今まではあきらめていたんですが、今回大好きなブルーハーツの曲を使ったミュージカル、あきらめきれず・・・なんとかチケット確保でき、行くしかない!もちろんマイレージで。

Lindalinda観る前 ロックバンドのボーカルが引き抜かれ、残ったメンバーがいきさつがあって福島の立ち入り禁止区域内の「牛さん」を救うためある計画を思い立つ・・・というストーリーを聞いても???だった。

登場人物たちは皆「叫ばなければ やりきれない思いを」持ちながら生きている人ばかり。 100パーセントカッコイイ人も100パーセント悪い人もおらず、それぞれ複雑な普通の人間。そんな人たちに対する鴻上さんの視点は優しいですね。

ストーリーを聞くとヘヴィーなような、でも基本いたるところで笑いが出て「人にやさしく」したい気持ちいっぱいで帰途につける話です。

湿っぽくならず、重くならず、上手くいかない現実を笑い飛ばす心の強さをこのミュージカルに感じてそれがブルーハーツの音楽とぴったりあっている。

それにしても劇中ほとんどの曲を歌えるのに自分でもびっくり。しばらく聴いてないのだけど。

大阪での千秋楽ということもあり、スタンディングオベーションのアンコールは5回だったかな?内リンダリンダ合唱2回。こぶしを振って踊りながら歌うのなんか久しぶり。

実は開演前にロビーで鴻上さんを見かけ、少しお話と握手をしていただきました。「高知から」と言うとちょっと驚いてました。 幕間、そして舞台がはねた後でもスタッフにまぎれてロビーにいらしたのですが、大変に眼光鋭く(ホトケの鴻上のはずなのに・・・怖いよ・・・)観客を見渡していらして、実際話しかけるのに勇気が要りました。人間観察か、観客層の調査か、なんでしょう。

ところで、今回は3.11後と言うことで福島の「牛さん」だったのですが、初演の時はいったいバンドは何に向かって行ったのか?

「ギロチン堤防で閉め切られたアザハヤ湾のムツゴロウ」だそうで。
なるほど。

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久々の舞台

001_4  美術館ホールでコンテンポラリーのバレエ の舞台があるというので行ってきました。

マイケル・クラーク・カンパニー

英国ロイヤルバレエ出身のマイケルクラークの振り付け、音楽はデヴィッド・ボウイ ブライアン・イーノ ルーリード 

それだけの前知識、もともとコンテンンポラリーはさほど得意でないのでちょっと不安でしたが素晴らしかった。

木曜日のほうはアフタートークがありそちらも面白かったです。
マイケルクラークはあまり言葉での説明がうまいほうでないように見え、なにか哲学的な答えを求めての質問とすれ違ったようにみえることもあったけど、真摯に応えているのが好感が持てた。

今日の舞台が初めてのバレエという人が意外に多く、それを聞いて素直に光栄だと言ってました。

プロデューサーも同席してたのですが、後ろから見たようで高知の観客の印象を「大変リラックスした雰囲気」で「観客が楽しもうとしているのを感じた」とのこと。

これはわかる。

舞台を見慣れているところだと”Come on! Entertain me” って雰囲気のときがあって、そういうのはあまり好きじゃない。

いくらでも選び放題なところと違い、こういった舞台にふれるのはめったにないありがたい想いが会場にあふれていたのでしょう、高知なので。それは踊る人たちにとっても嬉しいことではなかったのかしらん。

踊り手たちと観客の幸福な出会いがあった舞台でした。

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公開リハーサル

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本番の公演に行きたかったのですが、私のスケジュールが決まったときにはすでにチケットは売り切れ。

前日のチケットを融通していただいたので見に行きました。

友人と「公開リハーサルって先生の注意とかが途中入るのかなぁ」とか話していたのですが、まったく本番とかわらない舞台でした。

実はこの先生に私はバレエを習っていたんですよね。
時間的に難しくなってバレエをやめ、その後先生は独立なさりご自分のバレエ教室を始めて。まだ一年ちょっとでこれほど完成された発表会を開けるというのが素晴らしいです。

振り付けも選曲もプログラムも隅々まで先生の美意識が感じられる舞台。衣装の選択も素敵。

一緒に大人になってからバレエを始めた人たちがものすごく上達していた。
以前私が発表会に出たときにホンの短いひとつの踊りだけでも練習量は普段の数倍しなくては踊れなかった。今回の舞台ではいくつも踊っている人もいて、いったいどんな練習をしたのか想像しただけですごいなぁと思う。

帰りにみんなに素晴らしい踊りを見せてもらった感謝の声をかけていると「早く戻ってきて一緒に踊ろう!」と言われた。

バレエは好きだし音楽とあわせて踊るあの快感は今も感じるけど・・・・

001_2先生は情熱大陸そのままで、そこが素敵な先生で、私が今その情熱に応えられるほどバレエをがんばれるかというとかなり怪しい。

コツコツと地道な練習を情熱を持って続けてきたバレエの友人たちにせめて花束を。

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ウィーンの舞踏会

昨日の続きで

「たくさんのお花で埋められたホールを見たいんだったら「舞踏会」に来たら良いじゃない?」ウィーンの友人が言う。

ウィーンで「舞踏会」といえば、アレですね?

ウィーンフィルの舞踏会。http://www.wienerphilharmoniker.at/index.php?set_language=ja&cccpage=ball_history
毎年楽友教会の「黄金の間」で催される。

ウィーンフィルの音楽で夜10時から次の日の朝5時まで踊るという贅沢でとっても体力が必要そうな舞踏会。

オープニングに参加するにはオーディションがあるけれど、ゲストなら130ユーロ、学生で26歳以下なら45ユーロ。

うむ、これなら、と思うがBallroom danceが踊れなくちゃ楽しめないし、第一踊りが上手い男性も必要よね、やはり。

いざ行くとなったら、まずイギリス時代に私がガーディアンをやっていた、今は社交ダンスの先生になっているK君に頼むしかないか。社交ダンスって男性が上手だと女性は下手でもなんとか見られるものなんですよね。

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ニューイヤーコンサート

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートに申し込みをした!
とはいっても抽選なのですが。

1月1日のニューイヤーコンサートは小さいころから毎年NHKの放送を見ていた。新年にふさわしい楽しい雰囲気の音楽もさることながら、会場を飾る大量の花花も素敵で見てみたい。

有名なのはお正月の昼のコンサートだが、同じプログラムで12月30日のプレヴューコンサートと31日のジルヴェスターコンサートがある。

でもお花はどうなの?
ウィーン在住の友人が元ウィーンフィル団員のかたに訊いてくれた。

お花は本当に大量なので増量していくとのこと。確か数万トンとか。
30日にはまだすべての飾りではないのね。

でも抽選にあたる可能性としては30日がもっともありそうな気が。あくまでも気がするだけ・・・。

お手ごろな席の数は本当に少なくて、高い席の数がずっと多いからお金に糸目をつけなければ確率はあがるような気も。あくまでも気、ですが・・・。

そうはいっても、31日の一番良い席は720ユーロ、1日は940ユーロ!なので、そこまでして行きたいかと問われれば「そうでもない」んです。

一番現実的なのは30日にany seat any priceで申し込むことかなと思いつつもお花がすくないんじゃぁねぇ。

抽選に応募できるのは1月1日から23日までなので3週間あったのですが、忘れていて昨日になってやはりだめもとで応募してみよう、と思いついたのでちょっとあわてました。

結局すべての日に応募。もちろん一人では行かないので、生徒さんたちや友人にも応募してもらって奇跡的にもし当たれば今年年末はウィーンです。

結果は3月。(乞うご期待!とはさすがの私も言えない)。まあ、毎年応募してたらいつかはあたるかも。

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兵庫でのコンサート

コンサートを聴きに一泊二日で兵庫県へ。

上岡敏之さん率いるヴッパタール交響楽団の来日コンサートのことを知ったのは3ヶ月ほど前の新聞の記事。http://globe.asahi.com/breakthrough/100614/01_01.html

「僕には何の力もないので・・・」と弱弱しい声を留守電に残した指揮者のことが無性に気になり、たまたま兵庫の友人と電話で話した時にそれを言ったら、友人も「実は私も考えていた!」というので二人でコンサートに行くことになったのだ。

まずは私のお気に入りのホテル「宝塚ホテル」にチェックイン後、アフタヌーン・ティ。
10_2010_hyougo_310_2010_hyougo_1 豪華というのではないけれど、宝塚ホテルのサービスには心がこもっていて本当に気持ちの良い滞在ができる。

それがティールーム、レストラン、受付、おそうじ・・・すべてのスタッフ がそうだというのがここの素晴らしいところ。

海外では義務ですこし心づけをという場合もあるけど、ここでは本当はこのスタッフにもあのスタッフにも自然にチップをあげたくなるような。でも日本だから・・・・・う~ん・・・?。

Photo 佐渡裕さんが芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターは木がふんだんに使われていて気持ちの良い空間。

日本ではほとんどコンサートに行かない私なので日本はどんな人が劇場に足を運ぶのかと興味津々。雨が一日中降り続いていたせいか、庭仕事のときにはくようななんと雨靴!の人かいたり、なぜかバックパッカーのような大きなリュックの人!も多くてびっくり。重くないですか?

そんな観客に対する私の不安はコンサートが始まると一掃された。

演奏が素晴らしかったのもあるけれど、観客もすごい集中力で友人いわく「こんなに会場が静まり返ったことはない」、だそうで、オーケストラのピアニッシモを聞き逃すまいと、皆息をしていないかのような静けさ。

プログラムはオール ワーグナー。

序曲「ファウスト」
ジークフリート牧歌

そして「ニーベルングの指輪」ハイライト。

上岡さんの指揮の動きは流麗で、表情豊か。美しいです。
楽しい場面では背中が笑っていてこちらまで本当に楽しい気持ちになる。

演奏も大変に映像的で、聴いていると景色がうかんできて、草がさわさわ風にゆれ、花が太陽の光を受けて、そこここで鳥の声が聞こえ、ドイツの5月の爽やかな空気を吸い込んでいるような気がしたり。

彼らが「すべて世はこともなし」というような完璧に平和な世界を音で表現しているのを聴くと、それがあまりに美しいので現実の世界の哀しいことが頭をかすめて、どうして世界はこの音楽のように美しくいられないのだろうと涙が。

こんな素晴らしい演奏だったのに空席もあったのが残念というかもったいない。もっと多くの人に聴いてほしかった。

コンサート後サイン会には長い行列ができてました。
私たちも少し待って上岡さんのお姿だけ拝見。白っぽいストライプのジャケットと瑠璃色っぽいブルー系のシャツ。その音とおなじく色彩豊かな服装。なかなかおしゃれな方だとお見受けしました。迫力ある音楽をつむぎだす方なのに、指揮をしてないときの動き方のせいかなぜか「かわいい」印象。

まだまだ日本でのツアー中。ほんとうはおっかけてまた聴きにいきたいくらいだけど、それはさすがに仕事が許さないので・・・。

ブッパタールの場所発見。
デュッセルドルフから程近く、ケルンからもすぐなんですね。
これだとケルンに泊まってブッパタールのコンサートやオペラに行くことができそう。そうしましょう。

 

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